サウンド・プロデュース作品:鬼束ちひろ
私が羽毛田さんを知るきっかけとなったのは、鬼束ちひろさんの曲でした。最初に「うわーーーーー! このピアノ、誰?」と思わずクレジットを確かめたのはアルバム「インソムニア」の2曲目、「イノセンス」です。あれはもう、絶品としか言いようがない曲です。曲と歌声、そしてピアノ、後半から参加してくるギターやドラムが絶妙です。個人的にはピアノのみの部分が一番、ぞぞっとくるくらい好きです。メロディーラインに沿いつつ展開していく、羽毛田さん独特のピアノのタッチがたまらない!!
他には、「LITTLE BEAT RIFLE」の聞き比べがおすすめです。シングル「infection」のカップリング曲となったこの曲は、シングルではアップテンポで明るい雰囲気の曲です。鬼束さんも楽しそうに歌われていて、聴いているこちらも楽しくなります。が。アルバム「This Armor」ではしっとりと、こんなに違う雰囲気になるのか!と驚かされる曲です。(羽毛田さんのコーラスもすばらしい!)
(投稿者:さぼてん太郎さん 投稿日: 040630)
「鬼束さんのアルバムは、本当に完成度が高いというか、音楽が分厚いというか、時間がたつとますます聴き応えが増してくるようなところがありますよね。私は、最初あまり好きではなかった“Sugar
High”に、最近はまりまくってます。羽毛田さんのいろんな試みにびくともせずに応える鬼束さん。逸材だと思います。(kingyo)