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live image 3 相模大野公演(ツアー初日)

030418 kingyoのレポート@グリーンホール相模大野

 3年目のlive image

2001年に最初のlive image ツアーが行われて以来、2002年のlive image d'amour に 続いて今年で3回目のlive image ツアー。羽毛田さんは、初回からメイン出演者として だけでなく、ライブ全体を監督するミュージックディレクターとして、全国で感動のライブを実現させてきました。
(音楽監督を引き受けることになった経緯などは、Tokyo FMの番組で明らかに。)
年々公演回数や開催地がふえ、監督のお仕事もハードさを増すばかり、「癒されたいけど癒されず」という羽毛田名(迷?)言も生まれました。
2002年のlive image d'amour は、2001年の再演ということで、基本的な構成は初演時とあまり変わりませんでしたが、3回目の今年はどのような展開になるのか?
監督のお手並み拝見!ということで、ツアー初日に行ってみることにしました。

 2003年4月18日

この日の神奈川県は、 日中半袖でもいいくらいの陽気。この時期にしてはかなり暖かで、ツアー幕開けにふさわしいすばらしいお天気でした。
開演を待つ客席のムードも、なんとなくリラックスした陽気な感じ。相模大野というアットホームな場所柄もあったのかもしれませんが、初日特有のピリピリ感は全く感じませんでした。私もすっかりリラックスモードで着席。
今回のMy Positionは、自分史上最高ともいえる、「前から9番目の直撃ハケポジ」。
すでに設置されているピアノ席がすぐ目の前に。幸せすぎて、コワイ。

 いよいよ開演

去年もそうでしたが、まだ暗いステージにORCHESTRA imageのみなさんが出てきたところから、拍手が起こります。さすが、リピーターが多いのか、お客さんはよくご存知。羽毛田さんはというと、そのあとひとりで出てくるのですが、暗くて見えにくいせいか拍手はなし。前回もそうだったので、今回こそは拍手の口火を切ってやれ!と思っていたのだけど、肝っ玉の小さい私にはやはり無理でした…。
次こそきっと…。(みなさん、ごいっしょに)

ORCHESTRA image と羽毛田さんが着席すると、なんとバンドネオンの小松亮太さんが登場。前回までは、ひたすら出番まで楽屋で待ち続けなければならなかった小松さんが、今回はトップバッターでした。
曲はimage ファン大興奮の「リベルタンゴ」。この曲は、小松さんのバンドネオンも素晴らしいですが、羽毛田さんのピアノもとてもかっこよくて、刻むようなタンゴのリズムと、節目節目のグリッサンドが印象的なナンバー。これまでも「中腰弾き」「ペタペタ弾き」「チョップ弾き」(注:正式名称ではない)など、あっと驚くワザも披露されてきたもうひとつのクライマックスナンバー「情熱大陸」とともに、ライブのラストを盛り上げてきたのですが、それが冒頭に来るなんて、「今日はなんかすごいことになりそうだ!」という予感で、最初からすでに興奮状態になりました。初日の冒頭にもかかわらず、羽毛田さんは全然緊張しているようには見えなくて、むしろとても楽しげに見えました。

 羽毛田さんトークと「選曲の3曲」

今回は、小松亮太さんに始まって、鳥山雄司さん、そしてlive image初登場の松谷卓さんという演奏順でした。松谷さんの出番では、羽毛田さんは松谷さんの紹介を兼ねてMCを少々。若い松谷さんを「アニキ!」という感じでフォローする姿、貫禄を感じてしまいました。
松谷さんは客席から見ててもわかるぐらい緊張されてて、声もかすれぎみ。全身棒状態で、ピアノに着くまでのロボットウォークがほほえましかったです。
でも、ピアノの前に座ったら人が変わりました。演奏中、微笑さえ浮かべて…
演奏もすばらしかったです。ピアノめちゃくちゃうまい!
さて、ハケポジのファンの間での懸案事項、「羽毛田さんはトークでかんだのか?」
この日は全くかみませんでした!初日とは思えないほどなめらかなトーク、やはりこれも3度目のカンロク?

松谷さんのあと、ケイコ・リーさんと続き、第一部の最後がいよいよ羽毛田さんタイムでした。
今年の演奏曲目、「あれ」(地球に乾杯)と「あれ」(文明の道)は確実に予想できるとして、もう一曲は??---心の中では、ORCHESTRA imageに柏木広樹さんもいらっしゃることだし、「image3」の収録曲「黄昏のビギン」ではないかな、と予想していました。
しかし!なんとびっくりしたことに、そしてなんと嬉しいことに、「魔法遣いに大切なこと」のメインテーマ「この空と大地の出会う場所」でした!私の一番好きな曲ですが、決してライブでは聴くことはないだろうと思っていたので、ライブで、しかもあの編成で聴くことができたなんて、本当に感激でした。時間が止まってほしかったです。
(もちろん「黄昏のビギン」も捨てがたかったですが…)

自分の番が来たときの羽毛田さんのMC、各地でいろいろだったみたいですけど、私が聞いたのは、「自分の番が来ると、やっぱり緊張します」「これが終わると休憩なので、トイレに行くなり…」なぜかここで、会場どーっとウケたんですよね…
ほんと、「トイレ行かなきゃ」と思っちゃう説得力@はけちゃんボイスでした。
相模大野では、7月に発売予定だったソロアルバムの話はなくて、ただ単に「予約に行くなり…」と続きました。
そのあと、「文明の道」の番組の内容をかなり詳しく話して、「放映はあさってからなので、これが…本邦初演です。」ここで会場から「おーっ」というどよめきがおこりました。
なんとなく「初日が観てみたい」と思って選んだこの日でしたが、「文明の道」という、羽毛田さんにとっても、聴く側の私たちにとっても、そしてNHKの番組史上においても記憶に残る、すばらしい楽曲の初演に立ち会うことができて、本当に幸運でした。
ライブで聴く「文明の道」は実に迫力があって、弦楽器のうねるような音や、羽毛田さん独特の打楽器使いで、音の流れに身体が翻弄されるようでした。
(実際、かなり血行がよくなったような…。)
演奏が終わってもしばらく会場はシーンと硬直状態で、羽毛田さんが席を立っておじぎをしたとき、みんな我に返ったように拍手が起こりました。
このライブの2日後、テレビで「文明の道」の放送が始まりましたが、このテーマ曲にとても印象的な映像がついて、多分NHKスペシャルのこれまでの番組の中でも1、2を争うのではないかと思うくらい、すばらしいオープニングになっていました。
放送開始後の各地でのライブ、きっと感動の嵐に違いない、と予感しました。

 羽毛田さんの見どころ

初回のツアーから、ファンの間でいつも話題になる羽毛田さんの衣装。
初回はたくさんの女性ファンをノックアウトした(?)ベスト姿、昨年はきりっとダークスーツでしたが、今回はなんと2着も新調したという気合の入れようでした。
1着は、ライトが当たるとアヤシク光る「光物」、そしてもう1着は「ワインレッド」のスーツ。
ちなみに、相模大野では「光物」着用、その翌日に放送されたフジテレビの「ミュージックフェア」のimage特集では、「ワイン」を着用、でした。

 ゴンチチトーク

毎年リピーターが楽しみにしているのが、ゴンチチの三上さんと松村さんのトーク。昨年は、三上さんが集めたメタルキョロちゃんがステージを席巻していましたが、今年のネタは「ハシビロコウ」という、巨大なくちばしを持った鳥の話でした。上野動物園にいるそうで、三上さんは「明日も見に行く」とおっしゃってました。相模大野では話だけでしたが、この後の各地のライブでは、このとき上野動物園で撮ったらしき写真をスクリーンに映し出すという暴挙(?)に出られたとか。後半の日程では「メタキョロ」も映し出されたと聞きました。
なんか使用目的が違うような気もしますが、暴挙を見られなくて残念!でした。
相模大野ではどちらかというと鳥の話よりも、三上さんの生態のほうがウケてたような。

 ハプニング

初日にハプニングはつきもの。鳥山さんのアコギにコードをつないでの演奏、うまくつながらなくて、なんとマイクで音をひろうことになりました。
でも鳥山さんの「これもライブの醍醐味」のようなトークで場がなごみ、すてきな方だなぁと再認識しました。

 総括

初日のがちがちを楽しむはずだったのに、すでに出演者の皆さんのテンション、かなり上がってました。去年の東京国際フォーラムより熱かったかも。
葉加瀬さんも鳥山さんも燃えてました!ひげダンス披露されたところもあったみたいですが、相模大野では向かい合って「ゲッツ!」でした。
葉加瀬さん、踊る踊る、まわるまわる。
初日はトークが少なめというのもあったけど、最初から最後までぐーっと乗せられていった感じ。今まで以上に、3時間が短くあっという間に感じられました。
そして最後はひとこと、「あ〜楽しかった〜!」
改めて感じたのは、メンバーの方々が、第一回目のlive image以来、本当に充実した活動をされてきたんだな、ここにいるのは本当に旬のアーティストたちなんだなということ。
imageシリーズのCDだけでなく、それぞれのアーティストの作品をさらに踏み込んで聴いているファンにとっても、ものすごく楽しめたライブになっていたと思いました。監督の手腕、あっぱれでした。
そして、「選曲の3曲」が初めてすべて自作曲だったことに気付き、羽毛田さん自身がまさに「旬」なのだと実感しつつホールを後にしました。

初日の演奏曲目

 第一部

1.リベルタンゴ (小松亮太)  2.starneon (鳥山雄司 with 小松亮太)
3.Let me go (鳥山雄司)  4.ソング・オブ・ライフ (鳥山雄司)
5.TAKUMI/匠 (松谷 卓)  6.what a wonderful world (ケイコ・リー)
7.DON'T EXPLAIN (ケイコ・リー) 8.地球に乾杯 (羽毛田丈史)
9.この空と大地の出会う場所 (羽毛田丈史)  10.文明の道 (羽毛田丈史)

 第二部

11.Right Side of Sorrow (ゴンチチ) 12.緑の性格〜黒い蟻の生活(ゴンチチ)
13.cora (ゴンチチ)  14.放課後の音楽室 (ゴンチチ)
15.風のワルツ (加古隆)  16.黄昏のワルツ (加古隆)
17.パリは燃えているか (加古隆)  18.悪女 (クレモンティーヌ)
19.Une fille comme ci (クレモンティーヌ with ゴンザレス三上)
20.Airborn (葉加瀬太郎)  21.Angel in the sky (葉加瀬太郎)
22.“Summer” from The Four Seasons (葉加瀬太郎)
23.情熱大陸 (葉加瀬太郎 with 小松亮太)
〜encore〜 My Favorite Things

 

<live image3ツアー日程(with 羽毛田さんのお衣装which?)>
4/18 グリーンホール相模大野(光)  4/20 長崎ブリックホール(不明)
4/22 福岡サンパレス(不明)  4/24 熊本市民会館(不明)
4/25 鹿児島市民文化ホール第一(光)
4/29 東京国際フォーラム・ホールA(ワイン)
4/30 東京国際フォーラム・ホールA(光)
5/1  東京国際フォーラム・ホールA(ワイン)
5/2  東京国際フォーラム・ホールA(不明)
5/4  岩手県民会館(ワイン)   5/5  宮城県民会館(ワイン)
5/7  アクトシティ浜松(不明)   5/9 広島厚生年金会館(ワイン)
5/10 愛媛県民文化会館(不明)  5/14 富山オーバード・ホール(不明)
5/16 名古屋センチュリーホール(光)  5/17 名古屋センチュリーホール(光)
5/20 大阪国際会議場メインホール(光) 5/21大阪国際会議場メインホール(光)
5/22 大阪国際会議場メインホール(不明)   5/29 新潟県民会館(光)
5/31 札幌厚生年金会館(光)

各地での「羽毛田さんのお衣装which?」にご協力くださったハケポジストの皆様、ありがとうございました!

実に楽しげにピアノを弾いているように見えた羽毛田さんでしたが、実はガチガチだったとか。え?どのへんが?という感じでしたが。
「お衣装which?」は、この統計になんの意味があるのかよく自分でもわかりませんが、けっこう集計に苦労したので、残しておくことにしました。
とうとう最後まで、「衣装選択の法則」はわからずじまい。単にクリーニングの都合だったのかも。
ほんとになんの意味があるんや… (kingyo)
(オリジナルは030418 HAKETA Position掲載)

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