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live image 4 川口公演(ツアー初日)

040403 kingyoのレポート@川口リリア・メインホール

4年目の好奇心

4回目のlive imageツアーが始まりました。
どんなことでも、同じことを繰り返しつつ人の関心を引き続けたり、満足を与え続けるのはとても大変なこと。
何か新しいところがなければ飽きてしまうけど、でもどこか「おなじみ感」も残っていてほしい。
もちろん感動はシャキッと新鮮でなければいや。
そのバランスの微妙さが、live imageプロデュースの難しいところじゃないかな…
4回目ともなると、ドシロウトでもそう思ってしまいます。
今年も音楽監督を務める羽毛田さんをはじめ出演者、スタッフの皆さんは、年々贅沢になる一方のお客さんの欲求を、今年どうやって満たしてくれるんだろう?
「期待」というより「好奇心」いっぱいで、初日の会場の川口リリアに向かいました。

2004年4月3日

天候不順気味のこの春ですが、ライブ当日は暖かくてぴかぴかのお花見日和でした。自宅から駅までの道のりも、川口に向かう電車の線路沿いも、桜が見事に満開でした。
翌日の日曜日が、吐く息が白く見えるほど寒い雨の日になったのを思うと、まさにツアー初日をお祝いするようなうきうきの日になりました。

開演前の風景

埼玉に縁のない私は「川口ってどこ?」状態でしたが、乗り換え1回・乗車時間1時間半弱でJR川口駅に無事到着。川口リリアは西口のまん前にありました。
開場と同時にチケットを切ってもらって中へ。今回のMy Positionはlive image初の2階席。
前寄りほぼ中央で、ステージまでは少し距離がありますが全体を見渡すにはもってこいのポジション。羽毛田さんが座るピアノ席も鍵盤がバッチリ見える角度だ、バンザイ。
何よりも、バランスのよい音を楽しむにはやはりここがベストでしょう。
 
開演前のロビーをうろちょろしてみました。
入ってすぐ正面には、ツアーグッズを売る売店が。ここですかさず今年の携帯ストラップと今日の演奏曲目も入ったパンフレットをゲット。去年はこのストラップが人気で、品切れだった会場もあったとか。これは初日に買っておかねば。そのほかキーホルダーやオルゴール、そしてTシャツまでありました。
少し離れたところにCDを売るコーナーが。imageシリーズのほか、それぞれのアーティスト独自の作品もたくさんありました。混雑の後ろからちょっとのぞいたら、羽毛田さんの「PRESENTS」、「文明の道」サントラの横に「高原へいらっしゃい」のサントラが見えました。あれ?もしや…?
あとで休み時間に気が付いたのですが、今年はロビーにCDの試聴機が置かれていました。サービス向上?それから、モニタが置かれていて、出演者一人一人がコメントを述べて、そのあと演奏中の映像が流れる、というPVのようなものが流れていました。
私が気付いたときは、ちょうど羽毛田さんの「文明の道」演奏映像が流れていて、残念ながらその前のコメントを聞けませんでした。むむ無念。
お客さんは、少し年齢層が高めな感じ。でも年令性別問わず、様々な人々が。
いつも思いますが、こんなに老若男女が一堂に集まるライブはなかなかありません。

第一部開演〜いろんな意味でドキドキ

初日なので遅れるかな?と思った開演ですが、ほぼ定刻の午後6時に始まりました。
「サイダー・ハウス・ルール〜メイン・テーマ」(image2収録)をBGMに、スクリーンには「live image4」のロゴが。あー、いよいよ始まる!
まだ薄暗いステージに、いつものようにオーケストラ・イマージュの皆さんが登場しました。これもいつものことですが、客席から盛大な拍手が。続いて、羽毛田監督の登場。
ひとりで出てくるので目立たないせいか、昨年までの私が行った公演では羽毛田さん登場に拍手がなかったので、今年は決死の覚悟で口火を切るぞ!とどきどきしながら拍手してみました。すると、間髪入れずまわりのお客さんも拍手を始め、会場全体から盛大な拍手が!
別に私がどきどきしなくても、自然と拍手が起こってたのかもな、、とあとで思いましたが。
いつもはまっしぐらにピアノ席に向かう羽毛田さんですが、ぱっと客席のほうを見てニッコリ。

鳥山雄司さんコーナー

これまでのライブでは、ステージが明るくなるとすぐに演奏が始まったのですが、今回は録音された環境音楽のような曲が冒頭に流れ、ライトで美しい模様が壁に描かれました。
この空間作りは初めてでびっくりしましたが、まだ体に残っていた日常生活の緊張みたいなものが一気にとけたような、不思議な感じになりました。
今回のスタートの曲は初回回帰で「世界遺産」でした。ストリングスの力強い演奏と羽毛田さんの高らかなピアノによるモチーフで始まり、途中から鳥山さんが登場。
昨年はアコースティックギターによる演奏で、私はこのバージョンが大好きですが、今回はオリジナルに近い形でした。鳥山さんのトークによると、世界遺産にはたくさんのバージョンがあって、それを全部まとめたコンプリート・アルバムが発売されるとか。
そのほか、韓国でのlive image後の出演者、スタッフ総勢100人による大焼肉パーティーの話(100人がコンロをかこみ…)などがあり、「ピアノの羽毛田君をフィーチャーして」と、2曲目の「An Evening Calm」を羽毛田さんと演奏しました。これは海岸を歩いていて浮かんだ曲だとか。
鳥山さんは湘南出身の方ですが、それは鵠沼海岸かな〜、鎌倉かな、それとも外国だったりしてなどと、うちの近所の海を思い浮かべながら聴いていました。冒頭、羽毛田さんが立ち上がって直接ピアノの弦を指ではじくところがあって、話には聞くこの奏法を、実際に見たり聴いたりしたのは初めてだったので、なかなか貴重な体験でした。

小松亮太さんコーナー

鳥山さんの3曲目「starneon」はテレビ朝日の「スーパーJチャンネル」の前のテーマ曲で小松亮太さんのために鳥山さんが作曲したもの。(昨年のツアーのときにオンエアされたフジ系列の「ミュージックフェア21」で、鳥山さんがこの曲について語っています。)
ここで、小松亮太さんが登場しました。
小松亮太さん人気ありますね〜、大拍手でした。演奏後、「このあとも楽しんでくださいね」と鳥山さんがいったん退場し、小松さんコーナーへ。単独演奏の1曲目は通称「ダバダ」の「ネスカフェ・ゴールド・ブレンド」のテーマ。私が子どものころからCMで流れていた曲ですが、「目覚め」という題名なんだ。知らなかった。
タンゴ調の面白いアレンジは「image4」のアルバムで聴いていましたが、冒頭羽毛田さんが弾いたとどろくようなピアノの低音、とても印象的でした。今回もピアノはベーゼンドルファーが使われましたが、この低音は「ベーゼンらしい音」というものなのかな…。
2曲目はおなじみの「リベルタンゴ」。昨年のlive image3ではスタートの曲でした。それ以前は、フィナーレの「情熱大陸」の前に葉加瀬太郎さんのバイオリンとともに演奏されていて、お客さん大興奮のナンバーでしたが、個人的にはテンポがもう少しゆっくりのほうがいいなと思っていました。それが今回は、ずしっと響くようなスローテンポで、バンドネオンの演奏を堪能できました。

松谷卓さんコーナー

昨年のlive image初日は、初出演初演奏で緊張の極致、声もかすれぎみだった松谷さん。
私も「ロボットウォーク」などとレポに失礼なことを書きましたが、こんなにも大きくなってこのステージに帰ってくるとは!曲目も増えたし、MCも昨年は羽毛田さんのフォローがありましたが今年は1人で立派に(?)こなしました。(トークはやっぱりまだ苦手っぽい?)
1曲目の「Stargazer」は現在の「スーパーJチャンネル」のテーマ曲で、「星をみつめるひと」が転じて「空想家」という意味だそうです。曲の感じはぼーっと空想、というより、めまぐるしく想いが交錯するという感じですが、とにかくすばらしい演奏でした。松谷さんのピアノももちろんすごかったのですが、びっくりしたのがこの難曲を弦で弾ききってしまうオーケストラ・イマージュのストリングスの面々。終わったときには「ブラボー!」と叫びたくなりました。
松谷さんも、「こんなすばらしい演奏家のみなさんと演奏できてしあわせです」といったようなことを話していました。オーケストラ・イマージュ、本当に存在感が大きくなりました。
松谷さんの代表曲はやはり「大改造!!劇的ビフォーアフター」の挿入曲「TAKUMI / 匠」。
今回は、この番組の最初のほうで流れる「出会い」という曲とのメドレーで演奏されました。
生演奏で聴くと心にくいこんでくるような曲というのがあって、羽毛田さんの「地球に乾杯」もそうだと思いますが、この 「TAKUMI / 匠」もCDやテレビで聴くよりも、生で聴いたほうが何倍も広がって、思わず涙がこぼれそうになりました。

ゴンチチコーナー

いよいよ、ゴンチチです。ステージに登場しただけで、客席から笑い声がおこるのはなぜ?
1曲目は「Birth of Sigh」という静かな曲。演奏後、松村さんのトークが始まり、「こんばんは」というご挨拶が不出来だったので、もう一度ご挨拶させられました(お客さんが)。
「Birth of Sigh」は「タメイキの誕生」ということで、「3階席から順番に“は〜”と風が下りて来る感じ」をタメイキで実践させられましたが(やはりお客さんが)、これもあまりできがよくなかったのか「もうやめときましょ」と松村さん早々に切り上げてしまいました。
けっこう周りの人みんな、一生懸命「はぁ〜」って言ってたんですけどね〜。ホールが広すぎましたね。
今回は個人的に小躍りしたくなるような選曲でした。「風の国」は大好きな曲ですが、バッキングの羽毛田さんのピアノもすてきです。「放課後の音楽室」より好きなので、こちらをライブでやってくれないかなとかねがね思っていました。今回は「今までゴンチチは曲が少なくて、短かったんですよ〜」という松村さんのクレームが通ったのか(笑)
さらに「放課後の音楽室」も、そしてウクレレナンバー「Hilo」、ゴンチチファンにはおなじみの「NDD」と続きました。「Hilo」は私がウクレレを習い始めるきっかけになった曲。(や、これから習いに行くんですけど。もうウクレレは買いました。)普通4弦のウクレレですが、ゴンチチのお2人はそれぞれ6弦と8弦のウクレレで演奏されます。聴くとウクレレがやりたくなる曲です。
それから「NDD」。ストリングスバックのものすごい迫力のアレンジ。松村さんが演奏前に「血圧の高い方、死ぬかも知れませんよ」と注意喚起されてましたが、聴いてるこちらも終わったあと息が荒くなりました。
さて、ゴンチチといえば、トークも大切。松村さんが「それで三上さん、何か言いたいことないんですか〜?」とふり、名物の三上さんトークに。いきなり食生活の話になり、三上さんは大人の食べ物が苦手で、ハンバーグ、オムライス、カレーライスなどばかり食べていたそうですが、最近和食を食べるようになった、でも、お皿がいっぱい出てくるような定食はまだ食べられなくて、とりあえずカツどんを食べてみたとか。
びっくりだけどなぜか三上さんらしくて納得してしまいました。松村さんが「三上さんいくつなんですか?」とつっこんでいました。
今回はすべてのアーティストの出番で、スクリーンにモノクロのリハーサル風景の映像が流れたのですが、ゴンチチの映像では一昨年話題になったメタルキョロちゃんがしっかり映っていてお客さん大爆笑でした。で、「おととしはメタキョロ、去年はハシビロコウと鳥が続いたので、そろそろ抜け出そうと」「でもくちばしが好き」ということで、「先日街を歩いていてぴったりなぬいぐるみをみつけた」 と取り出したのが、JR西日本「イコカ」カードのマスコット「イコちゃん」でした。カモノハシなので、くちばしがあるけど哺乳類、というオチ。
これからツアーが進むにしたがって、もっと数がふえて、巨大なのも出てくるかもしれない、という三上さんの予言。千秋楽の名古屋、いったいどんなアリサマになっているのかぜひ行った方のご報告をお願いしたいところです。そんなユニークな生態の三上さんを、羽毛田さんは終始うしろからニコニコと見守って(?)いました。

第二部開演〜加古隆さんコーナー

休憩時間をはさんで、第二部の最初は加古隆さんでした。
「こんなに何度もlive imageを行えるのは、こうして会場に足を運んでくださるみなさんのお陰です」とまず最初にお礼を述べられたところ、才能、技術などもろもろの音楽的なことだけでなく、本当に人格的に素晴らしい方だと思います。
私は加古さんの声やしゃべり方が大好きなので、もっとお話を聞きたかったですが、今回はのどの調子があまりよくなかったようで、「声がでにくくてごめんなさい」とMCは少な目でした。
この1年、加古さんは大作をいくつか手掛けられて、そのうち NHKスペシャル「地球市場〜富の攻防」のテーマ曲、そして先日放送が終了したフジテレビのドラマ「白い巨塔」(加古さんもドラマにはまったとか)のテーマ曲が、今回の新曲として披露されました。「白い巨塔」は加古さんとチェロの植木昭雄さん、柏木広樹さんとの「ピアノと2台のチェロによるアレンジ」で、これがとても感動的でした。
柏木さんと植木さんは、羽毛田さんとも何度もいっしょにお仕事されている、私も大好きなチェリストなので、至福のときでありました。
このあと、加古さんはイマージュ定番の「黄昏のワルツ」と「パリは燃えているか」を演奏されましたが、もちろん羽毛田さんはシンセサイザーでサポートでした。

オーケストラ・イマージュコーナー

オーケストラ・イマージュコーナーはいつも羽毛田さんがピアノを弾いていましたが、今回は青柳誠さんがピアノを弾き、今年初めてツアーに参加するギタリスト鬼怒無月さんがギターを弾く 「ニュー・シネマ・パラダイス」でした。
今までは、初期の天野清継さんや昨年の古川昌義さんのしぶい音色のギターに耳が慣れていたのですが、鬼怒さんのギターはもっと派手な感じ。同じギターでもこんなに違うんですね。違うといえば、パーカッション。初回から迫力ある太鼓を 聴かせてくれていた大石真理恵さんにかわり、今年は藤井殊緒さんが初出演です。
パーカッションといえば男性のイメージが強いですが、女性パーカッショニストでこんなに優秀な方がたくさんいるなんて、びっくり。パーカッションもやはり、同じ楽器でも人によって音が違うのが、聴いていてよくわかりました。
青柳さんはキーボードを弾いたりサックスを吹いたり、バッキングで大活躍ですが、私はソプラノサックスをいつも楽しみにしています。今回はちょっとソプラノサックスの出番が少なかったようで、残念でしたが。

待ってました!羽毛田さんコーナー

で、羽毛田さんです。前回までは第一部が定位置でしたが、今回は第二部の葉加瀬さんの前に出番がやってきました。羽毛田さんのスクリーン映像は、やはり映像音楽にふさわしく、とても美しいものでした。リハ風景も映し出されましたが、 監督らしくマイクで指示を出すところなど、なかなか普段は見られないような貴重なお姿も。双眼鏡で見てるとスクリーンを見逃してしまうので、これは注意が必要。
そうそう、書き忘れてましたが、今回はスクリーンは1枚ではないのです。全部で何枚あったか数えるのを忘れましたが、大小5つぐらいあったのでは、と記憶しています。
さて、遅ればせですが恒例今回のお衣装チェック!
双眼鏡で確認したところ、紺のようにも紫のようにも見えるビロード地のスーツとピンクと紺のストライプのシャツを合わせているようでした。ライトの当たり具合で色が変わるので、ちょっと違うかも…。(終演後、お衣装確認を忘れてしまいました!)
羽毛田さんの1曲目は、もちろん定番の「地球に乾杯」。毎回演奏されてますが、何度聴いてもよいです。打楽器がふんだんに使われているので、生で聴いてさらによさが引き立つ曲だと思います。
MCで、「ようこそ、いらっしゃいました」と監督らしいホストぶり(注:ゲスト・ホストのホストです)を見せたあと、地球に乾杯について「長い間NHKで放送されていた番組ですが、残念なことに3月末で終了してしまいました。でも、ぼくのソロアルバム“PRESENTS”を買っていただくと地球に乾杯が毎日でも聴けますよっ!」とつなげてました。んんん、宣伝上手!
そのあと、「ここに出ているアーティストはいろいろなCDを出しているけど今回なぜかロビーで売っているのでぜひ買ってください。それからなんと試聴機が用意されているので、CDを買った人も買っていない人もチェックしてみてください。」そのあとは、次の曲の簡単な説明でした。
んんん、もうちょっと自分のこと話してほしかった!
で、びっくりした2曲目。先日発表になった日本航空の企業イメージ曲「Joyful Air  Line」ではないかと予想していたのですが、意外なことにアイリッシュメドレーでした!
つまり、「この空と大地の出会う場所〜高原へいらっしゃい」。だから売店にサントラが!
「高原へいらっしゃい」は生演奏が披露されるのは多分はじめてで、これはうれしい驚きでした。そしてまた、ダイダイダイすきな「魔法遣いに大切なこと」のテーマが生で聴けた!
ひとつ残念だったのは、朝川朋之さんのハープと安井敬さんのホイッスルがなかったこと。
「誰か呼んできて!」とわがまま言いたくなりました。「高原へいらっしゃい」の冒頭のハープのグリッサンドを生で聴きたかった!
3曲目は「地球に乾杯」と並ぶもう1つの代表作、「文明の道」。ストリングスの前奏から始まるスペシャルバージョンだったと思います。昨年聴いたときは、まだ番組が始まっていなくて、自分の中にこの曲があまり定着していなかったのですが、今回は全8集を見終わり、 さらに何度も“PRESENTS”やサントラを聴きこんだ末の生演奏。「超」感動でした。
冒頭のパーカッションが「ぶわわわわん」と鳴るところ、身震いしてしまいました。

葉加瀬太郎さんコーナー〜アンコール

葉加瀬さんが出てきて、ラストに近いことに気付きました。今回は本当に昨年以上に時間のたつのが早く感じられて、フィナーレまでがあっという間でした。
MC少なめ、出演者少なめ、曲多めという構成のせいもあると思いますが。
葉加瀬さんの1曲目は「Another Sky」。全日空の機内で離陸時、着陸時に流れる音楽だそうで、これを聴いてお客さんはくつろぐけど葉加瀬さんは「あそこああすればよかった」とそわそわする、と笑いを取ってました。2曲目はテレビ朝日の長編ドラマ「流転の王妃・ 最後の皇弟メインテーマ」。演奏とともに、ドラマ映像が流れました。
驚いたことに、この曲ではオーケストラ・イマージュのNAOTOさんがニ胡を演奏しました。
3曲目は鳥山雄司さんといっしょに作った「Traveling Notes」というアルバムの中から「A Different Day」という曲が演奏されました。このとき鳥山さんが再登場。衣装のシャツが変わっていたのを葉加瀬さんが目ざとく見つけ、鳥山さんらを見習って、ぼくも衣装をホストっぽくしてみた、という話からホストの真似が始まってしまいました。 クラブ・イマージュだそうです、、、あやすぃぃ!しかし、葉加瀬さんうまい…ホスト口調。
最後は「この曲をやらないと終われません」という「情熱大陸」。
小松亮太さんが出てきて、曲紹介なしで冒頭のバンドネオンのパートを弾いたとたん、歓声と拍手と指笛と…ステージからの煽りなしで客席が燃え上がってしまいました。
葉加瀬さんの誘いを待つまでもなく、1階はいっせいにオールスタンディング、2階もすぐにほとんどの人が立ち上がりました。
お客さんが自分達で盛り上がるところを心得ていて、手拍子などの反応も早かったところを見ると、リピーターの数かなり多し、だったと思います。最後は前のほうの人たちが踊りだし、初日とは思えないノリで ホールは興奮のるつぼと化しました。
お約束の羽毛田さん、葉加瀬さんらの「ガッツポーズポイント」では、いっしょにガッツポーズするお客さんも。
でも、小松さんのバンドネオンのソロのところでは手拍子が小さくなって、すばらしい演奏はじっくり聴こうとするところはさすが、大人のライブだと思いました。
 
終わったあとは、割れんばかりの拍手と手拍子ののち、アンコールへ。
曲目はもちろん全員の演奏による「My Favorite Things」。
立ってたお客さんもみんな座って、じっくり鑑賞する態勢に。
この曲では加古さんがピアノを担当されるので、羽毛田さんはいつもシンセを弾きます。
今回は松谷さんもいるので、ダブルキーボードでした。羽毛田さんは思いっきりアドリブをきかせたソロパートを聴かせてくれましたが、これはもうシビレました。
ボキャボキャーン!な羽毛田さん、よいです!
最後は毎回感動のカーテンコール。ちぎれんばかりに手を振り拍手するお客さんたち。一度座ってしまったからか、1階のお客さんは座ったままでした…。ちょっと不思議。
でも、立ちたい人は立ち、座りたい人は座り、だけどみんな感動とか喜びを体いっぱいで表している様子は、上から見ていて新たな感動でもありました。
そうそう、NAOTOさんは、また何やらブツを客席に投げていました。恒例のシェイカーだったのかな?

今年のlive imageを一言で表すと…

今年の印象を一言で表すと…「フルボディ」、でしょうか。
それぞれぎっちり中身がつまって、味わいがあって、ずしんと重いけど刺激的な感じ。
「癒し」という言葉の持つイメージからかけ離れたこのパワーは、アーティストの皆さんがこの1年実にパワフルに活動された成果を披露した結果、自然に生まれたものでしょう。
ジャズ、ボサノバがたくさん盛り込まれた昨年のライブの小粋さもとても好きだったので、そんな要素も捨てがたいけど、瞬間興奮度では今年が上回っていたように思います。
そして翌日の疲労度も倍増。(これは1つ年を取ったせい?)
転がる石にコケは生えない。それは音楽に関わったアーティストの皆さんだけでなく、音響や、映像や、ライティングや美術等々のスタッフにも言えること。
毎回、前回の経験を踏まえてどんどん進化している感じがわかるのです。
特に今年の斬新なライブ空間作りは目を見張るものがありました。賛否両論はあるかもしれないけど、私はとても心地よかったです。
今年のライブの基本形を確認したところで、今度は東京公演に行く予定。
ツアー日程の折り返し地点で、どんなふうにライブが進化しているか楽しみにしたいと思います。

初日の演奏曲目

第一部

1.The Song of Life (鳥山雄司)  2.An Evening Calm (鳥山雄司)
3.starneon (鳥山雄司 with 小松亮太)
4.目覚め〜ネスカフェ・ゴールド・ブレンドのテーマ (小松亮太)
5.リベルタンゴ (小松亮太)  6.Stargazer (松谷 卓)
7.出会い〜TAKUMI/匠 (松谷 卓) 8.Birth of Sigh (ゴンチチ)
9.風の国 (ゴンチチ)  10.放課後の音楽室 (ゴンチチ)
11.動物達集まる 【Hilo】 (ゴンチチ)
12.NDD / Night Dizzy Dance (ゴンチチ)

第二部

13.富の攻防 (加古 隆)  14.白い巨塔 (加古 隆)
15.黄昏のワルツ (加古 隆)  16.パリは燃えているか (加古 隆)
17.ニュー・シネマ・パラダイス (オーケストラ・イマージュ)
18.地球に乾杯 (羽毛田丈史)
19.この空と大地の出会う場所〜高原へいらっしゃい (羽毛田丈史)
20.文明の道 (羽毛田丈史)  21.Another Sky (葉加瀬太郎)
22.流転の王妃・最後の皇弟メインテーマ (葉加瀬太郎)
23.A Different Day (葉加瀬太郎 with 鳥山雄司)
24.情熱大陸 (葉加瀬太郎 with 小松亮太・鳥山雄司)
〜encore〜 My Favorite Things

 

長い!なんて長いレポートだ!書いている途中で、連載物にしたくなりました。
それほどに中身のぎっちりつまったライブでした。パワフルな曲が目白押しだったため、終演後の羽毛田さんの第一声は「く、苦しい…」。ツアーはまだまだ始まったばかり。
訪れた先々で、お湯の湧いているところ探しつつ、体いたわりつつ、元気でハッピーバースデイ(ツアー最終日)を迎えていただきたいと願ってやみません!(kingyo 040406)

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