日時：4/29(火) 17:40〜20:56
会場：まつもと市民芸術館

川口公演で買った「いまんじゅう」が手元になくなっていたのでそれだけを買ってホールの中へ…

開演が迫っていたのですぐに席に座ったのですが、私のとなりには妊婦さんが座っていました。3時間越えのlive imageに耐えられるかなあ… 開演時間から10分後、「サイダーハウスルール・メインテーマ」が流れ出して会場は暗転し、オーケストライマージュの面々が入ってきました(^-^)//""パチパチ

まずは「The Song Of Life」をオーケストライマージュのメンバーが演奏しました。

■松谷卓さん
光沢のあるグレーのジャケットで登場しました。
１曲目は「TAKUMI／匠」です。
　
＝＝松谷さんＭＣ＝＝
みなさん、こんにちは。ようこそお越しくださいました。松谷卓です。映像音楽を中心に、新メンバーを迎えた新生イマージュとしてお届けすることになりました。ごゆっくりお楽しみください。
このホールは響きがよくて気持ちいいです。建築に興味がありまして、このホールを伊東豊雄さんが設計したと聞いて「あ〜、そうだったんだ」と思いました。
さらに調べたところ、妹島和世さんが伊藤さんのもとで働いていた頃にデザインされた椅子を買っていました。(このホールとは)こんなつながりがあったんです。それだけなんですけど。
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今回は自己紹介を忘れませんでした。
建築に興味があるというのはやはり、ビフォーアフターの影響を受けていることは間違いないですね。
このあとは10周年記念新アルバム「WORKS」の話と「Stargazer」の演奏でした。
アコースティックがぴったりな内容でした。カッコいいです。

■小松亮太さん
襟元に光沢のある飾りをつけた黒のジャケットを着て登場しました。
「土手と君と」は何か哀愁漂う曲で、しんみりしていました。
この曲は好きなので定着してほしいです。
　
＝＝小松さんＭＣ＝＝
まずは名前を言う前に、この楽器はアコーディオン…ではなくてバンドネオンと言います。バンドネオンの小松亮太です。live imageではいろんな作曲家がいて、話を聞くうちに自分でも作曲をやるようになりました。今では作曲した曲を発表する場になっています。
「土手と君と」でバックに映っていた映像は金八先生の舞台で、あの風景の中で育ちました。荒川の土手です。
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隅田川だと思っていましたが、荒川でしたか。
最後は「夢幻鉄道」の演奏でした。

■宮本笑里さん
シングル「fantasy」のジャケット写真と同じ黄緑のかわいいドレスを着て入ってきました。
「Fantasy」は最初ソロ演奏で後半はストリングスとピアノの羽毛田さんと一緒に演奏していました。

＝＝笑里さんＭＣ＝＝
初めまして。宮本笑里と申します。高校のとき初めてlive imageを初めて観に行ったのが最初でした。松本にはサイトウ記念フェスティバルや小澤征爾塾で通っていましたが、その時と違った雰囲気を楽しんでいます。
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MC中に肩当てを落とすハプニングもありましたが、すぐに拾い上げていました。
最後は「I Need to be in Love」は笑里さんの紹介で登場してきた古澤さんと一緒に演奏しました。
とても優雅です。

■加古隆さん
いつもの黒の帽子をかぶって登場してきました。
「明日への遺言」は重苦しい音楽で、いかにも加古さんらしい映画音楽です。
　
＝＝加古さんＭＣ＝＝
みなさん、こんばんは。加古隆です。昨年に続いてここに戻ってくることができてうれしく思っています。
デビュー35周年になりましたが、僕の音楽もだいぶ変わってきました。そのきっかけになった曲がポエジーです。
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このあとは「ポエジー」と「パリは燃えているか」を２曲続けて演奏していました。

■羽毛田丈史さん
黒の普通の姿でした。
「地球に乾杯」ではいつも前奏の間、上を見上げているのが印象的です。
　
＝＝羽毛田さんＭＣ＝＝
今年も音楽監督を務めます、羽毛田丈史です。live imageを毎年やっているうちにlive imageが１年間の成果の発表の場となっています。
(病の起源の番組紹介の後)番組の曲を作るのには20曲とか30曲とか作るわけです。テーマ曲が一番難しいです。病気だからと言って暗い曲は作れないし…
そこで、600万年の間にDNAで伝わっていたのではないかというところを強調してリズム、楽器、アレンジで同一メロディーを繰り返して表せたらいいなと思いました。
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曲を作るのは大変ですね。このあと「病の起源」を演奏しました。
さらに…
　
＝＝羽毛田さんＭＣ＝＝
先日、ニュース番組でゴミ屋敷の特集をしていました。周りの住民がゴミを片付け、その後に花を植えていました。ゴミ屋敷から花屋敷、ビフォーアフター、バックで「TAKUMI／匠」が流れていました。こんなところにも匠の技があるんだなって思いました。動物ものではゴンチチがあるし、いろいろなところで曲が使われています。
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このあとは「ROOKIES」の曲紹介をしていました。
「ROOKIES〜愛のテーマ」はドラマを意識したように、さわやかでよかったです。

■元ちとせさん
アンデスの民族衣装風の格好をして登場しました。今日も肌足です。
「失われたものたちへ」は独特の神秘的な感じがある曲で昨年同様によかったです。
　
＝＝ちとせさんＭＣ＝＝
こんばんは。元ちとせです。奄美大島という夏の島の出身です。生徒は4人で先生の数のほうが多いし、人間よりも動物の数のほうが多い…そんな島で育ち、島唄に触れていました。奄美のパワーをお届けします。
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声に特徴がありますよね。
この後は「あなたがここにいてほしい」と「恵みの雨」を連続で歌っていました。「恵みの雨」は化粧品のCMで流れているそうです。この前、初めて観ました。

■古澤巌さん
１部で笑里さんと共演したときはグレーのジャケットでしたが、今回登場してきたときは黒のジャケットに白のシルクハット姿でした。
いつもスカーフを当てて演奏するのですが、これも水色のものから黒と茶色のスカーフに変えていました。おしゃれです。
　
「愛(かな)しみの夜会」は小松さんと演奏していました。タンゴの混ざったノリのいい曲で、小松さんのバンドネオンも合っていました。
　
＝＝古澤さんMC＝＝
みなさん…こんばんは。ヴァイオリンの古澤巌です。ドラマ「鹿鳴館」に楽師隊の隊長というチョイ役で出演させていただきました。田村正和さん、黒木瞳さん、柴田恭平さんと層々たるメンバーが出演していた部分を除きましたらとても素敵なプロモーションビデオが出来上がりました。
ダンスは２分弱のシーンでしたが、２日がかりで撮りました。みなさんは私のことを竹中直人と思っていたようです。
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似てなくもないなあ。でも、笑わせてくれます。
「チャルダッシュ」と「Fine Day!」でした。「Fine Day!」最初から手拍子となって盛り上がりました。
なんか、盛り上がるのが早いですね。

■ゴンチチ
三上さんは薄いグレーのスーツ、松村さんは白のスーツで登場してきました。
「歩いても歩いても」はのどかな曲です。映画の映像もちらちらとバックに映っていました。
　
松村さん：こんばんは！
観客　　：(笑)
松村さん：えー、みなさん、返していただいていいですよ。こんばんは！
観客　　：こんばんはー
松村さん：ありがとう。
観客　　：(笑)
　
いつものノリですね。
　
続いて「課外授業」、「放課後の音楽室」と、短くてのんびりした曲を２曲演奏しました。　
　
三上さん：一昨日夢を見ました。寝ていると枕元に人が立っていることが多いんです。
松村さん：ほう。
三上さん：カーテン越しにゆうたろう(ものまねタレント)のような感じの人が携帯で話しているんです。「起きたのかい？僕はゼニーって言うんだ」って！
松村さん：それは凄い。
三上さん：未来のアイドル事務所らしく、イマージュの未来を危惧して未来からやってきた。
松村さん：来たのですか？
三上さん：未来のアイドルプロデュースをしているゼニーズって言うんです。
松村さん：ゼニーズ！
三上さん：みんなカッコいい
松村さん：進化してるから？
三上さん：メタボリックな男性が流行ってる。
松村さん：三上さん選ばれていいじゃん！
三上さん：アーティストはスマップでなくデバップ、嵐でなくフトシ、マツジュンでなくフトジュン。で、小松君はウケてるんです。「小松亮太」は「太」が入っている。
松村さん：はあ。
三上さん：松谷さんや加古さんや笑里さんはスマートですよねえ。この３人がメタボリックになったらと考えたらなんか悪い気分になって…(マイクを置いてギターを持つ)
松村さん：…(観客のほうを向いて)みなさん、ついてきてます？
　
大きな拍手でした。
最後の「Sound Of Wind」は青柳さんのサックスやタロマさんのギターも派手で結構ノリノリの曲でした。
　
松村さん：ここで三上さんがお見せしたいものがあるということで。
三上さん：毎年私の好きなぬいぐるみを自宅から持ってきます。昨年はイノシシのウリーヌでした。
松村さん：そこに置いてあるんですね。
三上さん：カワウソのカワちゃんって言うんです。皆さんで呼んでください。
松村さん：わかりました。いいですか〜？せーのっ
観客　　：カワちゃーん！
　
三上さんが、隠してあったぬいぐるみを取り出しました。
なぜか「イマァーメ」を持ったカワウソのぬいぐるみです。
　
松村さん：かわいい顔をしてますねえ。で、下を見ると…あららら〜
三上さん：「イマァーメ」を持ってますねえ。売ってるんです。
松村さん：イマイチ売れてないので買ってほしいということですね。
　
カワちゃんを置きました。
続いて、三上さんが「いまんじゅう」を取り出しました。
　
三上さん：それから、もう一つ。いまんじゅうです。
松村さん：はいはい。
三上さん：これは売れてますね。食べたらおいしいですよ。
松村さん：CMでした〜
　
ゴンチチトークでした。もう爆笑でした。
このあとは古澤さんと小松さんを呼んで「リベルタンゴ」を演奏しました。熱い演奏でした。
お、古澤さん、スカーフを黒と白のものにまた変えています。いくつ持っているんでしょうね。
さらに、加古さんも登場し、「My Favorite Things」(私のお気に入り)を演奏しました。

■アンコール
アンコールはまず、加古さん、古澤さん、笑里さんの３人だけ登場してきました。笑里さんは薄いピンクのドレスに着替えていました。加古さんも上を黒のシャツに着替えていました。
この３人で「黄昏のワルツ」を演奏しました。古澤さんと笑里さんのツインバイオリンがなかなかきれいです。
演奏が終わると、また暗転しました。
その間、オーケストライマージュの方々が入場してきます。
　
明るくなると、羽毛田さん、松谷さん、小松さん、古澤さん、笑里さん、ゴンチチの２人が登場してきました。
羽毛田さんが「もう１曲やらせてください。曲は…情熱大陸！」というと観客は大喜び。
最初から手拍子、いや、最初からスタンディングでした。３秒以内には全員立っていましたね。
古澤さんがまたまたスカーフを変えていました。今度は葉加瀬さんの曲ということで、葉加瀬さんデザインのピンクの「smiles」模様です。さすがです。
私の隣の席の妊婦さんもスタンディングでした。最後まで乗り切れたようでよかったです。もちろん、演奏中はノリのいいリズムで盛り上がりました。
　
演奏が終わると、舞台袖から加古さん、元ちとせさんが出てきて出演者全員で手を取り合ってあいさつ。
「イマージュ アムール 〜 "カヴァレリア・ルスティカーナ" 間奏曲」がホール内に流れてきてライブは終わりました。
　
今回のlive imageではアンコールのHello Goodbye!の演奏がなかったのですが、時間が押してたからかなあ。
松本でもズームインは放送していますよねえ。
ぜひとも東京でもう一度聞きたいです。