天然美香ジャスミン茶-プレミアム-live image 東京公演
081103 みなみさんとkingyoのコラボレポ@Bunkamuraオーチャードホール
以下の文章は、赤い文字がみなみさん、黄緑の文字がkingyoが書いたところです。
サイト開設5周年リニュなど、はげしく宿題を抱え続けてしまったワタクシは、フルレポートを提出する気力体力時間が残っていないみたいなので、今回もコラボさせていただくことにいたしました。
でも、その完成もすっかり遅れてしまったので(いまは2008年12月8日)、みなさまへのお詫びの気持ちもこめつつ、まずはどーんと監督のお姿を披露いたします。ここでとりあえずお腹いっぱいになっていただいて…。
さて、
今回乗っからせていただくのは、東京フルレポートを提出してくださったみなみさんです。ずっと前に提出してくださってたのに、すっかり遅くなっちゃってすみません。それではみなみさんとのコラボレポ、スタートです。 (kingyo)
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会場に到着したのは抽選開始の15分ほど前。思ったより早くついてしまったな…と思ったものの、やっぱり「抽選」が気になるのでまずは会場へ。
いやぁー皆さんの熱意はスゴいですね。すでにずらりと行列がホールの壁に沿って並んでおりました。
肌寒い日でしたので、このままどのくらい待たされるのか、と少し心配もしましたが、予定どおり15時に抽選はスタート。列はどんどん進みます。なんてスムーズなんだ! さすが大人のlive image!(みなみ)
私は抽選開始ちょうどぐらいにホールに到着しました。
いつもオーチャードホールに行くときは、Bunkamura1階の入り口から入って3階のホールに上がるのですが、この日は坂道を上がって直接オーチャードホールの正面玄関に行こうと思いました。建物を時計回りにぐるっとまわって坂道を上がっていくと、楽屋入り口を通り過ぎたあたりまで人の行列ができていました。抽選を待つ人々の列でした…。
(kingyo)
チケットが入った封筒が箱に縦に入っており、「お好きなものをお取りください」と係の方に言われましたが、背後には長蛇の列でじっくり選べるような状況でもなく、一番取りやすい場所にあった封筒をゲット。
皆さんはすぐにチケットと座席表を確認していらしたようですが、小心者の私はとてもその場で見る気になれず…そのまま食事に出掛けてしまいました。結局、1階8列目の上手、というなかなかのお席をいただきました(ありがたや)。
ただ、オーチャードホールの前の方は段差が緩やかなため、満員御礼状態だと、前の方でステージが見にくいこともあるんですよね。それを少し気にしていたのですが、実際始まってみたら、いい具合に視界が拓けていて。(要は空席があったという意味)意外と当たってもこなかった方がいるのかなぁーなどと思っていたのですが、本当のところは違ったようです。(詳細はkingyo隊長お願いします!)(みなみ)
私はあややさんの大阪抽選の話を聞いていたので、「何が何でも一番前の封筒を取る!」と心に決めていたのですが、いざ自分の番が来ると大変な誤算に気づきました。抽選の箱が3つある。しかも、私が案内されたのは、真ん中の箱でした。「あややの法則」で言えば、私は一番左の箱から取らないといけないんじゃ…。東京では、人数も多いしけっこうまぜこぜになってたのかも。せめてこの箱の一番左の封筒を取ろう…と、左に倒れていた封筒の固まりをどばっと右側に倒し、一番左にあった封筒をとりました。
結局、私と、今回ご一緒したぽこりんさんの座席は、前から十数番目の羽毛田さん真正面。みなみさんのご指摘どおり、オーチャードの前方席は段差が少ないのと沈み込んでいるのとで若干ステージが見づらいのですが、私たちの席は高さ的にちょうど良くなるあたりだったので、ある意味ベストポジションでした。おかげで、羽毛田さんのピアノを弾くありとあらゆる動作がばっちり見えました。チケ神様はここにもいました!
さて、抽選がすんでしまうと、もう開演まで2時間ばかりやることがないわけで、私とぽこりんさんと、そして今回新潟から遠征のなみなみさんで、Bunkamuraの「カフェ・ドゥマゴ」でお茶することにしました。みなみさんも呼び出そうと思ったんだけど、Bunkamuraはケータイの電波がないところが多くて、私のは圏外になってました。ザンネン。
たぶん、伊藤園の方々はあらゆるトラブルを想定して、かなり余裕を持って抽選開始時間を設定されたと思うのですが、基本ライブ・イマージュに来るお客さんは皆さんお行儀が良いので、もちょっと遅くてもよかったんじゃない?という感じでした。トイレのことを考えると、あまりお茶ばかり飲めないしねぇ。
でも、なみなみさんとは数年前ライブ・イマージュの名古屋公演でお目にかかって以来だったので、いろいろお話できてうれしかったです。
開場時間になってホールに移動しましたが、いったいここにいる人々は何本ジャスミン茶を飲んだんだろう…。頭に浮かぶのはそのことばかり(笑)
なぜか、空席があったりしたので、「もしかして応募期限が切れて回収されたタグにあたりがあったんじゃない?」とかいろいろみんなで考えましたが、あとで羽毛田さんに聞いたところによると、全部でなんと3万件ほどの応募があって、ちゃんと各会場とも定数どおり当選者がいたそうです。でも、ペア券なので、1人で来る人がいるからところどころ空席があったらしい。まぁ、3万人全員が当たるまでジャスミン茶を飲み続けたとは思えないけど、それにしても結構な倍率。ほんと、当たってよかった…。
(kingyo)
01.「春」ヴィヴァルディ四季より/AURA
02.ガウデーテ/AURA
春のlive imageで初めてお耳にかかってから、二度目のAURA。
たくさんのライブに出演して慣れてきたのでしょうか、とってもよかったです。低音の方が安定していたからかな、全体のバランスもよくキレイな響きに聞き惚れました。
ヴィヴァルディの「四季」はどれも好きなのですが、「春」をアカペラにするとこうなるのかーと感心。「冬」も好きなので(1stアルバムには収録されているようですが)ぜひ生で聞いてみたいなぁ。
2曲目の「ガウデーテ」は今回のlive imageで1、2を争う収穫でした。あれはぜひマイクを使わず、教会や小さめのホールで生声で聞いてみたい! クリスマスに歌われる古いキャロルとのことで、歌詞が気になったので調べてみたところ、キリスト誕生を祝う(というか、祝おう! という喜びの)歌だそうです。途中までユニゾンで、「このままいくのか?」と思いきや、後半ではきれいな五声に変化。ステキでした。
私はクリスチャンでも仏教徒でもありませんが、お寺で聞く読経とか、教会で聞く賛美歌やミサ曲なんかにとても心惹かれるんです。なんででしょうね〜特にきっかけがあったわけでもないですし。“人の声”に“何か”を感じるのかもしれません。(みなみ)
AURAのオープニングは本当に素敵でしたね!
live imageはとてもデリケートなコンサートなので、オープニングの雰囲気作りがとっても大事だなといつも思うのですが、今回はとてもよかったです。美しいハーモニーで、すっとイマージュの世界にワープすることができました。前回は広大なフォーラムで聴きましたが、オーチャードホールのほどよい大きさもよかったのかも、と思いました。 (kingyo)
03.地球に乾杯/羽毛田丈史
04.Largo〜Antique〜/羽毛田丈史 with AURA
05.ROOKIES〜愛のテーマ〜/羽毛田丈史
アニメ「アンティーク」を見ていないので「Largo」はお初でした(昔のドラマ版は見てたんだけどなぁ)。バロック調の曲も好きなので気にはなっていたのですが…ピアノの部分はご本家はチェンバロだったりするのでしょうか? コンサート全体の「癒し」度を高めるのにぴったりな選曲だったと思います。
個人的には、今回チェロの柏木さんがお休みなのがとっても残念だったのですが、チェロの徳澤さんは大活躍でした。まずは、この「Largo」。柏木さんが情熱的とするならば、この方はクールビューティー(あ、男性だからビューティーではないか …)。涼しい顔でさらりと演奏しているようで、音が冷たいわけではなく。これは…A型の長男でしょう!(笑)(みなみ)
今回のステージはいつものイマージュとは様子が違いましたが、やはり美術的にとても凝っていて、背景は黒地に白いジャスミンの花が散っている印象的な感じ、スクリーンは正面1枚でした。
AURAのステージが終わると「サイダーハウス・ルール」のテーマが流れ、イメージビデオがスクリーンに映し出されました。「サイダーハウス・ルール」のりんご収穫の季節労働者にちなんでか、どこかの国の農業労働者の人々の姿や、川や海などの美しい映像でした。それとともに、オケメンバーが登場しました。
羽毛田さんは今回も人気者、大拍手の中での登場でした。手を高く上げて拍手する方々も。羽毛田さんはダークな、たぶんストライプの入ったスーツ、そして髪がかなり短めでした。
「地球に乾杯」では、いつも以上に手が高くはね、なかなか派手なパフォーマンス。このときのビデオはとても美しかったですが、これはたぶん春のものと一緒だったと思います。
最初のMCでは、「ジャスミンということで、癒し度の高い選曲をしてみました。」と各会場定番のトーク、そしてこの秋の新番組「ジャッジII」、「オー!マイ・ガール!!」や「病の起源」を「よかったらそちらも見てください。」と紹介していました。
その後「今年の仕事で気に入ったものを2曲ばかり…」とアニメ「西洋骨董洋菓子店」(大人向けの人間ドラマ、と説明)から、バッハのチェンバロ協奏曲(第五番)の第二楽章を使った「ラルゴ〜アンティークのテーマ」、そして「4月から放送されてちょっとしたブームになった“ROOKIES”の、感動の場面で繰り返し流れた“愛のテーマ”をお送りします。」と曲紹介。
「ラルゴ」は徳澤さんのソロから始まりましたね。徳澤さんは、私は9月のJ-WAVEライブで初めて聴きましたが、みなみさんのおっしゃるとおり、とてもクールかつ骨太な演奏をされます(A型長男?!)。かなり大柄な方なんですが、演奏もとても力強くて新鮮でした。柏木さんや植木さんのチェロとは、また違った個性を感じました。この曲にはAURA
がコーラスで参加し、メインのメロディは青柳さんのソプラノサックスでした。とてもゆったりとして、会場の雰囲気もいい感じになりましたね。ナイス選曲!私もサントラ曲をナマで聴けてうれしかった!!
ちなみに、アニメサントラ(ソニー・ミュージックレコーズESCL-3099)ではフルートの荒川洋さんがとても涼しげにメロディを奏でています。私も、練習でときどき真似して吹いてみます。すごく素敵なアレンジですよ。ぜひ聴いてみて!>みなみさん
「ROOKIES〜愛のテーマ〜」はアレンジが春のツアーと少し違いました。ピアノの響きもいつもと違って聞こえたのだけど、それはホールが違ったせいかも。
演奏の後、またまた羽毛田さんはマイクを持ちました。
「みなさんが同じことを考えていらっしゃると思います。“おたくは何本飲んだんですか?”と」(お客さん爆笑)「ここにいらっしゃるみなさんは、勝者の集まりです!ぼくたち出演者もジャスミン茶を飲んで、当たった人だけ出演できました。ゴンチチは当たりませんでした。」(また爆笑&勝者の拍手)「ところで、ライブ・イマージュは初めてという方はどのくらいいらっしゃいますか?」の問いかけに、けっこうたくさんの拍手がありました。これは意外。もしかすると、当たったリピーターの人が、初めてのお友達を連れてきたケースが多かったのかも。そうすると半分はニューカマーだもんね。
イマージュについて簡単に説明したあと、「秋にツアーをするのは初めてです。これも伊藤園さんと応募してくださったみなさんのおかげです。」と主催者を立てることを忘れず。
「気に入ったら、来年の春のツアーも来てください。引き続き、ジャスミン茶は毎日飲んでください。」
れれれ、もう来年のツアーは開催決定っていうことですか?監督!(kingyo)
06.ワダツミの木/元ちとせ
07.空に咲く花/元ちとせ
08.語り継ぐこと/元ちとせ
いくつか今回のライブ感想を書いてあるブログを見たところ、「ちとせさんの声が聞きにくかった」という意見が多かったのですが、私の印象では今日のちとせさんのお声の具合は全然良い方だったかと。
でも、「ワダツミの木」ではオケのボリュームの方が大きかったのか、私の場所からは声がかき消されている感じがしました。それを差し引いても、やっぱりこの曲が持つ力強さは抜群ですね。
「空に咲く花」は優しく温かい空気に包まれた曲。素朴なアニメーションをつけたら、“みんなの歌”で流せそうな感じ。
「語り継ぐこと」は珠緒さんと青柳さんのコーラスに涙。っていうか、青柳さんのコーラスに涙。(あれ、ワタシ青柳さんファン?!)珠緒さんの声に比べると男性である青柳さんの声は聞き取りにくいのですが、でもちゃんと低音を支えていて3人で良いハーモニーを奏でていました。
今回、元ちとせさんのコーナーを聞いていて気づいたことは、私はちとせさんの声を音として捉えているらしい、ということ。ちとせさんの独特な歌い方だと、確かに歌詞が聞き取りにくかったり、声がうまくマイクに乗らなかったりすることもあります。でも、私にはそういうもの全て含んで曲として成り立っているのかも、と思えたんです。
もちろん、歌詞を知って理解してこその歌だ! という方も多いと思いますし、私も歌詞が好きな曲もたくさんあります。ただ、そればかりを気にしているとちとせさんの歌はライブでは楽しめないのかな、とも思うのです。そういう意味では個人的に“発見”のあったちとせさんコーナーでした。(みなみ)
ちとせさんは、みなみさんのおっしゃるとおり、すごく調子よかったです。私はかなりな回数ちとせさんの生歌を聴いていますが、のど全開の歌唱法ゆえか、調子のよいときと声の出にくいときの差がけっこうある方みたいです。ポップス系の歌で彼女のよさが活かされるかどうかは、作品にもよるような気がします。今回は、「ワダツミの木」以外は最近の作品がピックアップされましたね。
「ワダツミの木」は相川さんのバイオリンソロから始まりました。アレンジがすごくかっこよくて、タロマさんがかえるみたいなすごく不思議な音をギターで作り出していました。タロマさんはほんとにテクニシャンであります。
ちとせさんは、オレンジに虹色の蝶々などの模様が入った、キモノっぽいドレスでした。「ゴンチチよりジャスミン茶を飲んだ元ちとせです。」とのっけから笑いを取り、「空に咲く花」をにこやかに歌いました。それにあわせて、背景のジャスミンが紫になったり、ピンクのまだらになったり。こういうステージデザインもいいなぁ。
「語り継ぐこと」の珠緒ちゃん&青柳さんコーラス、よかったですよね!私もすごくいいなぁ、と思って聴いていました。羽毛田さんも体がよく動いてノリノリで伴奏、ちとせさんは熱唱。よいステージでした。(kingyo)
09.パリは燃えているか/加古隆
10.ポエジー〜グリーンスリーブス/加古隆
11.黄昏のワルツ/加古隆
またまた「ポエジー」が聞けたのは嬉しい。どんだけ好きなんでしょう(笑)
今回の「パリは燃えているか」はカルテットで。いつもこの曲はかなりの重厚感で私は苦しくなってしまうので、カルテットならば…と思って聞きましたが、甘かったです。加古さんの曲のパワーは、そんなことではびくともしないのでした。多分、ご本人のピアノ一本だったとしても、変わらないのだと思います。さすが大御所(と呼ばれているかは知りませんが)様です。(みなみ)
今回は通常のツアー以上に雰囲気作りに気を遣っていたような気がします。ステージの準備の間、ライティング(まぶしく客席を照らし、ステージを暗くする)とか音(鳥が盛大に鳴き、水が流れる音がしたり)に工夫が感じられました。
いつも重量級の加古さんのステージは、今回ずいぶんライトになっていましたね。でも、どんなにアレンジを変えても、「パリは燃えているか」はメッセージを持って聴く人に迫ってきます。私は1995年当時この大型ドキュメンタリー(「映像の世紀」)を全部見たので、この悲哀の響きがするカルテットから、番組の記憶がよみがえりました。ヨーロッパの現代史のいろいろな面を、日本人である加古さんが見事に音で表現している。すごいことです。
「黄昏のワルツ」は、最近ではめずらしく古澤さんとのコラボではありませんでした。バイオリンは相川さんでしたが、相川さんのバイオリンは本当安心して聴いていられます。加古さん信頼の、音色ですね。(kingyo)
12.My Favorite Things/オーケストラ・イマージュ
いつもlive imageの最後に演奏されているので、あれをオーケストラ・イマージュでどのように?? と思っていましたが…
これまた、私なんかの想像を遥かに超える素敵なアレンジでした。なんと表現すればいいのか、専門的なことはわかりませんが、「Jazzy」とでも言うのでしょうか。プレミアムに相応しいオトナな仕上がり。今回だけで終わらせてしまうのはもったいない!
オーケストラ・イマージュの場合はいつも青柳さんのピアノを見ているのですが(もしくは、いつもだったら柏木さんも)、今回はサックスのご担当。でした、多分。(もはや記憶がおぼろげ…)ピアノをガシガシ弾くお姿も好きですが、キーボードやサックスで楽曲に深みを加えているお姿も好きなので(何でもいいのか)、堪能させていただきました。(みなみ)
「My Favorite Things」はジャズで頻繁に取り上げられる曲なので、さまざまなアレンジで聴く機会がありますが、このアレンジも素敵でしたね。ストリングスの導入からタロマさん、青柳さんのソロへと見せ場もいっぱい。羽毛田さんはもちろん、パーカッション席でご活躍でした。(kingyo)
13.匠/TAKUMI/松谷卓
14.トロイメライ/松谷卓
15.エカテリーナのための協奏曲/松谷卓 with 古澤巌
「匠」後のMCで、「ビフォーアフターの新しいおうち披露の場面で延々と流れてるんです」と「延々と」を強調しておっしゃって、思わず会場から笑いが。自分の曲なのに「そんなに流さなくても…」的な口調だったのがウケたのかも?
2曲目は最近クラシックを弾くのが好きで、という理由で「トロイメライ」を。私は、昔からクラシック曲を練習するのが苦手なので、プロになって改めてクラシックにハマっている方を見ると、更に尊敬してしまいます。原点回帰のようなものなんでしょうか。
個人的には、大好きな「Stargazer」が徳澤さんとのコンビで聞きたかったのですが(ベースも新しい方でしたし、新鮮な組み合わせで)、プレミアムの趣旨からすると外されたのも致し方なかったのかな、と。(みなみ)
ステージに登場した松谷さんを見て最初に思ったのは、「髪伸びたな」でした。歌舞伎で「連獅子」ってあるでしょ、あれの白いほうを想像しちゃいました。白い髪がぼわっとボリュームアップしてました。
最近松谷さんは、しゃべるだけで会場がくすくす笑いっぽくなりますよね。不思議なキャラ設定になってきました。
クラシックといえば、羽毛田さんもちょうどイマージュが始まった頃から「ドミソに目覚めた」と以前雑誌のインタビューで話していましたが、ありとあらゆる音楽のジャンルを経験した後、めぐりめぐって元のクラシックに戻ってきたとき、そこで新たな発見があるというのはすごく深い話だなぁ。先生に言われるとおりに弾いていた子供の頃と違って、年を取った分見えてくるものって音楽にもありますよね。私も最近、フルートを再開してそれを感じているので、すごくわかる気がしました。ただ、昔のように体は反応してくれないんだけどね…。
ところで、松谷さんはこの「トロイメライ」を気持ちを落ち着けたいときに弾く、と言ってましたが、松谷さんの心を騒がせることってどんなことかなぁなんて考えながら聴いていました。なんだかお家で一心不乱にこの曲を弾く彼の姿が目に浮かびそうで。
松谷さんは相変わらずご活躍で、東京都のプロモーションビデオである「TOKYO COLORS」という映像作品の音楽を担当したそうです。これは東京都のホームページのトップから見ることができるのですが、かなり面白いビデオです。音楽は松谷さんらしい、打ち込みを駆使した躍動感あふれるものや壮大な感じの曲がテーマにあわせて展開していきます。また、ノイタミナで「のだめカンタービレ」新シリーズが始まりましたが、こちらの劇伴もまた担当されているそうです。「その曲ではないんですが」と古澤さんネタをパクッたものの、「エカテリーナ」の曲紹介しながら自分で笑ってしまったのでした。「エカテリーナ」はそのご本家古澤さんとのコラボでした。古澤さんのカデンツァはすばらしかった!見せ場の高音がとっても澄んでいて、ストリングスもダイナミックで、とても印象的な演奏でした。いつもちょっとアブナイエンディングですが、お客さんにフライング拍手させる隙を与えず、うまくまとまりました。(kingyo)
16.The Song of Life/鳥山雄司
17.Fantasy〜宇宙のファンタジー〜/鳥山雄司
18.Let Me Go/鳥山雄司
今回、久しぶりに鳥山さんが東京公演にご出演ということで、絶対に来たかったのです。ホントに当たってよかったー(涙)
といいつつ、実は「快眠コンサート」というライブで今年お耳にかかっていたのですが…やっぱりlive imageは特別です。
オーケストラ・イマージュの「The Song of Life」も好きですが、ご本家がいらっしゃると何かが違いますね。初めて生でこの曲を聞いた初代(?)live imageがしみじみと思い出されました。
「Fantasy」はEarth,Wind & Fireの曲。アコースティックギターのソロで。
「Let Me Go」は、今回のlive imageでの収穫その2です! 初めて聞きましたが、これぞ“鳥山雄司”という曲でした(私が抱いている鳥山さんのイメージにぴったり)。フジテレビだったかな、のゴルフ中継で流れているんだそうです。ほとんどゴルフ番組は見ないのでお初でしたが…「The Song of〜」の雄大なイメージとは違って、アップテンポで小気味良いというか、オケのバランスもとってもよくて、その上に鳥山さんのエレキが乗っている爽快な気持ちになれる曲。確かにこれはいいショットが打てそうだ(笑) これが東京だけなんてもったいない! というか、もっとたくさんの方に聞いてほしい! それより、私がもっと飽きるほど聞きたかった〜
live imageってlive imageのためのアレンジなので、その曲が気に入ってCDを聞いたとしても、それはもう別のものなんですよね。だからこそ、ライブが貴重な機会なんだ、ということはわかってはいるけれど、やっぱりもっと聞きたい〜(みなみ)
いろいろなところでご活躍ではあるのですが、イマージュで見る鳥山さん、ほんとに懐かしくかっこよく…長年鳥山さんファンのぽこりんさんは「かっこい〜」とでろでろでした(笑)
やっぱり「Song of Life」は鳥山さんが入ると特別な曲になりますね。鳥山さんもMCで言っていたし、羽毛田さんも楽屋で話してましたが、鳥山さんがイマージュのステージに再登場されたのを見ると、なんだかいろいろなことを思い出してしまいます。初期の頃のイマージュの雰囲気とか、その当時の自分のこととか…。なんだか時の流れをしみじみ感じてしまいました。
ところで、羽毛田さんもずいぶんスリムになりましたが、鳥山さんもスマートになられたような。鳥山さんと古澤さんは確か同い年、羽毛田さんはその一つ下ぐらいだと思うのですが、ほんとにかっこいい中年たちであります!
フジテレビのゴルフ中継のテーマ曲「Let Me Go」は、ちょうど石川遼君がプロ初優勝した試合を見ていたので、前日に聴いてきたばかりでした。鳥山さんも「今日この曲をやる意味があるのかなと」「石川遼君の初勝利にお祝いとして捧げたい」と演奏されました。かっこいい曲ですが、なんと、タイガー・ウッズが出始めた頃に作ったんですって。ノリのよい曲で、お客さんも手拍子で応え、最後は大喝采でした。(kingyo)
19.愛(かな)しみの夜会/古澤巌
20.チャールダーシュ/古澤巌
21.Fine Day!/古澤巌 with 鳥山雄司
今回のトリは、古澤巌さん。やっぱり持って行きますねー会場全体を。そして、古澤さんがゆったり袖から歩いて出てくるだけで、自分まで優雅な気分になってしまうのはなぜだろう(笑)
選曲は春のlive imageと同じでしたが、「Fine Day!」は鳥山さんとのコラボ。今回は前の方の席だったので、古澤さんのターン&指差しがよーく見えました。あの華麗なターン、どなた仕込みなんでしょう? 教わりたい…(みなみ)
「愛しみの夜会」は春ツアーと同じく「プロモーションビデオのような」映像付き、古澤さんのギャグも全く変わることなく、でもやっぱりわかっているのに笑ってしまいました。「ナゾの転校生」は、いまや「ギャグの魔術師」であります。
「みなさん、ほんとにすごいですね、お1人で何百本もジャスミン茶を飲まれたとか…」何百本は飲んでないよ、と思いましたが「そこまでして我々のコンサートに来ていただいて、ありがとうございます」と言われると、あのなかなか当たらなくてすさんだ日々も、いい思い出に変わりました。
「Fine Day!」のターンは、鳥山さんもいっしょにくるくる。鳥山さんもすごくノリのよい方ですから…。とってもとっても盛り上がったラストでした。
ところで、少し前、古澤さんが映画「幻の邪馬台国」のプレミアの写真の中に写っているのを見て、音楽でも担当されたのかなと思っていたのですが、MCで「プレミアで“卑弥呼ファンタジア”を演奏した」と話されて、ナットクしました。「鹿鳴館」ではずっと竹中直人がいる、と周りの人に誤解されていたらしい古澤さんですが、この映画の主演は竹中直人さん。ご縁でしょうか…(それともあえて?)
(kingyo)
En.リベルタンゴ
アンコールはさっくりと1曲のみ。小松さんのいないリベルタンゴ?とも思いましたが、違和感なし! さすがですねぇ皆さん。
というわけで、こんなlive imageもあり、いや大ありですね。行くまでは正直なところ、「春と同じ演目では?」なんて思っていたのですが、いい案配に趣旨に沿った曲を組み込んできたり、お馴染みの曲を違うアレンジにしてみたり。いやぁ、何とも嬉しい誤算でした。
kingyo隊長、ぽこりんさんともお話させていただいたのですが、せっかくの演奏があれで終わりだなんて、(何度も言ってますが)もったいないですよ。普段のlive image常連さま方も、きっと「うぉ!」と思われるはずですもの。
都合がいいわたくしは、imageのCD発送が遅れているのは、実はライブ音源で作っているからだったりしてー! などと勝手に期待したり(まぁないんでしょうが…)
散々ジャスミン茶に振り回された感があった今回のlive imageでしたが、結果的には「伊藤園さんありがとう!」と感謝して終わることになりました。年明けのCDはお年玉だと思って、楽しみに待ちたいと思います。(みなみ)
「リベルタンゴ」は鳥山さんのアコギも入り、渋い感じでよかったですね。もう一度聴きたいなぁ。これは東京スペシャルだったわけですが、ホントに一回だけではもったいない…。え?CDがライブ音源か。いいなぁ、それ。でもまさかね…どうだろ…もしそうだったら、今後私はペットボトルのお茶を飲むとき、必ず伊藤園さんのものにします!絶対!
それにしても、今回の伊藤園さんご招待のlive imageは、私の予想を大いに裏切り、実に実にすばらしかったです。
私の予想とは、「イマージュとはこんなもんですよ、的なお披露目的なライブに違いないから、わりと定番で紹介的に流れていくだろう、無料だし」てなアサハカなものでした。ホントに私はアサハカな人間でした。伊藤園さんも、そしてチーム・イマージュのみなさんも、ジャスミン茶を当たるまでがぶ飲みしてでもライブに来たいと思う人は、イマージュが大好きな人か、来たことはないけどとってもイマージュに興味を持っている人だ、ということをしっかり理解なさっていたのですね。ほんとごめんなさい。私、みなさんをナメてました。(kingyo)
余談―――
名古屋、大阪にご参加の皆さまのお話を聞いて、ジャスミン茶を当日いただける、と思い込んでいた私は、荷物になるので飲み物を持参しなかったんですよね。でも、実際はコンサート終了後に会場外で配られていたわけで…完全にあてがはずれてしまいました(どんだけ期待してんねん!)。
会場中に1階ロビーに鎮座していた二つのジャスミン茶タワーはなかなか圧巻でした。お写真はきっと隊長様がアップしてださるハズ…(お願いします!)(みなみ)
←はいよ!
そうなんですねぇ。ジャスミン茶に群がる勝者たち的風景を期待していたのですが、まぁ混乱を避けるためか、休憩時間には確かにここに存在していたジャスミンタワーは、お帰りのときには姿を消しておりました。
そのかわり、オーチャードホールの正面玄関の外で、お土産の袋が配られていましたね。私もほしかったけど、羽毛田監督をお訪ねすることになっていたので(楽屋へはホールの中から行くようになっていたので)泣く泣くガマンしました。
お〜いお茶、じゃなくてナマはけちゃを取りました(ってこのギャグけっこう自分で気に入ってたりして。や、ケーベツするなよ)
(kingyo)