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live image 8 川口公演

090429 ぽこりんさんのレポート@川口リリア・メインホール

さわやかな、よいお天気となりました。 9年目のlive imageが、今年も埼玉県の川口リリアホールで開幕しました。

ぽこりんさんのお買い物 開場時間の3:30には到着したつもりでしたが、もう入場が始まっていました。
さっそく、グッズ売り場でパンフレットを購入し、CD売り場へ。
しばらくうろうろしましたが、サインをプレゼント、というような掲示は見当たらなかったので、ホールの中に入りました。
パンフレットをざっと読んだりセットリストを確認したりしましたが、まだ時間があるので、もう一度ロビーの様子を見に行きました。
ご夫婦と小学校高学年位のふたりの息子の家族連れがいて、こんな歳の男の子が一緒にlive imageを聴きに来るなんて素敵ね〜、などと思いながら、ふと少年の手元を見ると、なんと羽毛田さんのサイン色紙を持っているではありませんか!
あわててCD売り場に行き、人ごみをかき分けて羽毛田さんのCDを手に取り、まだサインがありますように!と祈りつつ「これお願いしますっ」と差し出しました。
最初に積んであったPRESENTS IIIがどんどん売れて店員さんが補充していました。
無事サイン色紙を入手し、興奮しながら自分の座席に戻りました。

1階席はもうお客さんでいっぱいでした。つね1000さんも仰っていたように、川口は、東京から荒川を渡ってすぐなんですが、フォーラムとはまた雰囲気が違い、どこか垢抜けないけど温かく、とにかく初日に足を運んで聴きたいという熱い思いが伝わってきます。

私の席は23列の一番左端でした。今年の配置は、去年とほぼ同じで、ドラムとパーカッション、ベースが左手、キーボードとギターは右手。ドラムの渡嘉敷さんがあまり見えなかったけど、まあまあの場所でした。
そして、ステージは、特番でも触れていたように、スクリーンがいつもと違い、大きい、っていうか横にながーい。(あれどうやって運ぶんでしょ?)ただスクリーン以外にセットらしきものがないのでちょっと寂しい気もしました。

いよいよ開演のブザーが鳴りました。
いつもならここで「サイダーハウス・ルール」が流れるところですが、今回はこの曲の生演奏で始まるという画期的なオープニング。その前に流れていたのは、image 8 の「The theme of the flower shop without the rose(薔薇のない花屋テーマ)/吉俣良」でした。

01.サイダーハウス・ルール〜メイン・テーマ(オーケストラ・イマージュ/羽毛田丈史)

羽毛田さんのピアノで始まりました。スクリーンには、いままでのlive imageのステージや出演アーティストのスナップが映し出されました。
今年の羽毛田さんの衣装は、肉眼では黒のスーツにしか見えなかったのですが、スクリーンに映ったら、1cm幅位のストライプにラメが入っているようで、キラキラしている生地でした。

02.地球に乾杯(羽毛田丈史)

03.ROOKIES〜live image スペシャルメドレー〜(羽毛田丈史)

引き続き「地球に乾杯」の演奏でトップの羽毛田さんコーナーです。スクリーンは、空から見た地球の景色が広がっていきます。 演奏が終わるとマイクを手に、ご挨拶。9年目を迎える喜びとお客さんへの感謝を述べたあと、一曲目は、いつも会場で流れている曲で、今まではこの曲を聴き緊張しながらステージに向かっていたが、今日は演奏するということで違った緊張感を味わったとのこと。そして、4/15にソロアルバムを出しました〜(拍手)、拍手だけじゃ困ります…自分で言うのもなんですがいい出来で、ぜひ聴いていただきたいと思ったら、なんと会場の外に置いてあるんです!とうまくPRされました。 次の曲は、ルーキーズの映像をお借りしてのコラボです。スペシャルメドレーは、ドラマでよく使われたあの曲とあの曲と(タイトルはサントラ持ってるkingyoさんお願いします)、そして愛のテーマ、でした。愛のテーマは、泣かせる曲を作って欲しいという注文だったので、とにかく美しい曲にしようと思って作ったそうですね。とてもていねいにピアノを弾いていました。青柳さんのサックスもよかったです。 贅沢を言いますと、ルーキーズは去年も、秋の伊藤園でも聴いたし、プロジェクトJAPANが残念ながら今年はなかったし、羽毛田さんコーナーでもう一曲、聴きたかったです!(選曲がむずかしすぎるか)でもライブは始まったばかりだし、他の人の曲でも羽毛田さんの見所はたくさんあるんだし、まだまだこれから、と思うことにしました。

04.Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜(宮本笑里)

05.break(宮本笑里)

二番手はクリームイエローのワンピースで登場の宮本笑里ちゃん。 特番では、出演前には部屋を暗くして集中する(父とそっくり!?)、このTHE世界遺産のテーマは、服部隆之さん作曲の壮大で聴き応えたっぷりな曲で、自分の育ったドイツの自然をイメージして弾いている、ということでした。で、スクリーンはドイツの風景かな、と思ったら、プロモーションビデオの撮影で行ったスペインのセゴビアだそうです。撮影のとき暑かったので、ヴァイオリンはセットで3万円位のものを使ったとか、麦畑のシーンではチクチクするのでドレスの下に長靴をはいていた、というエピソードを紹介してくれました。もう一曲の「break」はヤマザキナビスコのコーンチップのCMに使われていて、「カノン」のメロディーもはいった馴染みやすいポップな曲。笑里ちゃんは、「天地人」の演奏もしたりとどんどん活躍の場が増えてますね。

06.森と人の約束
   〜NHKスペシャル『映像詩 里山〜森と人 響きあう命』テーマ曲(加古隆)

07.パリは燃えているか(加古隆)

08.黄昏のワルツ(加古隆)

加古さんは、特番ではどの曲を演奏するか話していなかったのですが、最近のお仕事を調べてみて、もしかして「里山」かな、と予想していたら当たりでした!いつだったか番組もちらっと見た気がします。加古さんが担当したのは第3弾で、以前に第2弾はもちろん羽毛田さんが担当しました。演奏には、羽毛田さんはキーボードで参加していました。
パリ燃えは、秋の伊藤園ライブと同じく、弦楽トリオでの演奏。相川さん、植木さんと、番場さん?でしょうか。
そして第一部の締めくくりは、定番曲の黄昏のワルツ。羽毛田さんも再びキーボード席に登場。曲が終わるとひときわ大きな拍手が起こりました。

休憩が終わると、ナマじゃない「サイダーハウス・ルール」が流れて、第二部が始まりました。

09.幸せのレシピ(松谷卓)

10.Before After メドレー(松谷卓)

黒い細身のスーツの松谷さん登場。一曲目はimage 8 に収録されている「二人の食卓」のテーマ曲で、CDとは違ったアレンジでの演奏でした。スクリーンは、布のキャンバスに糸で家や人の絵が描かれていくという演出でした。
そしてご挨拶、番組の説明のあと、次の曲は、もう説明の必要がないのですが・・・、live imageで演奏することで、TAKUMIも成長してきました。番組がこの4月から復活したのを祝して、1時間のビフォーアフターを5分にまとめたメドレーを演奏します。

11.課外授業(ゴンチチ)

12.スカボロフェア(ゴンチチ)

13.Lonsome Dulcimer(ゴンチチ)

14.放課後の音楽室(ゴンチチ)

ゴンチチのお二人も、黒っぽいスーツかと思いきや、スクリーンで見ると、羽毛田さんよりちょっと幅の広いストライプで、やはりラメが入った光る生地で、同じ素材のようでした。
「課外授業」が終わると、こんばんは〜、返してくださいね〜。
メンバー紹介します・・・次の2曲は皆さん別世界に行っていただきたい。席が浮いてきます。目を閉じて聴いてみてください。
スクリーンは奈良原一高さんの素敵な写真。
スカボロフェアは最近CMで使われていて、サイモン&ガーファンクルがすばらしいアレンジをしたが、ゴンチチはそれを越えました(笑)Lonsome Dulcimerは、最近のアルバムの曲かと思ったら、1995年のBlack Ant's Lifeの中の曲で、このアルバムには、live imageの演奏のもとになっているアレンジのMy Favorite Thingsが収録されています。全曲かどうかわかりませんが、羽毛田さんが編曲を担当しているアルバムでもあります。
さて、なんかしゃべりますか、という松村さんのフリに、初日ですからなんも考えてません、と三上さん。最近、カフェがお気に入りで・・・。あ、やっぱりしゃべるんですか、と松村さん。オケのメンバーからも笑いが。全面ガラス張りのカフェで、4人がけのテーブルに男性がひとりで座っていた。そこへきれいな女性が現れ、向かいではなく隣りの椅子に座った。かなり仲の良いカップルなんだと思ってよく見てみると、女性の(男性と)反対側の服がよごれていて、ケガもしている。そういえば、さっき、外の道路で思いっきりこけた人がいた。待ち合わせで慌てたのだろう、その後その女性はどうなったんでしょう・・・とマイクを置き、終わったみたいです、と松村さん。
そういえば、松村さんが曲紹介をしているとき、ファンの人が前に出てきて、ステージに花束をふたつ並べて置きました。あ、どうも〜、話の途中ですけどね、あとでいただきます、というめずらしいプレゼントがありました。

15.リベルタンゴ(小松亮太)

16.下弦の月(小松亮太)

17.ポル・ウナ・カベサ(首の差で)(小松亮太with古澤巌)

さあ、今回のライブも残すところあとおふたりになりました。
小松亮太さん、今年の衣装もなかなか派手で、ギラギラのパンツに革のジャケットで登場しました。
「リベルタンゴ」は、出るたびに演奏している曲です!ああ、ほんとに、情熱大陸とこの曲は毎回演奏し続けているんですね。でも今年はちょっとアレンジが違います、わかった貴方は偉い!(パンフレットにも書きました)特番で話していましたが、リベルタンゴを作曲したピアソラは、一時ロックに走っていた時期があり、タンゴであり、ロックであり、楽器はドイツ製という究極のクロスオーバーなんだそうです。で今回のアレンジはちょっとジャジーな感じ?
次の「下弦の月」は、「モノノ怪」というアニメのテーマで、歌用に作曲した。伝説のブルース歌手、あのルパン三世の曲も歌っていたチャーリー・コーセーさんに、歌いにくい、と言われた曲。今回ライブでインストでやることにしたが、羽毛田さんにもこれはインストの曲だねと言われたそうです。実はこのアニメをウチの子供が好きで見ていたので、私も主題歌を何度か聴いていました。スクリーンにはアニメの映像が映りましたが、さすがに見たことある人は少なかったでしょう。
さらに、「ポル・ウナ・カベサ(首の差で)」は、トラディショナルなタンゴの曲で、競馬にたとえて恋のレースに首の差で負けてしまった、という意味の歌。フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが使っていることで最近よく聴かれるようになったそうです。私はフィギュアスケートを見るのも好きなので、小松さんの今回の選曲を特番で聞いてから、とても楽しみにしていました。そしてこの曲は今年のライブ唯一のコラボで、古澤さんのヴァイオリンが加わりました。

18.レゲトンコンチェルト(古澤巌)

19.チャールダーシュ(古澤巌)

20.Fine Day!(古澤巌)

今年初めて、トリの大役を務めさせていただきます、古澤巌です。
「レゲトンコンチェルト」は、サンサーンスのヴァイオリン協奏曲のメロディーを使って、レゲエとラップをMIXした新しいリズムの音楽を作りました。
クラシックをやってきた者にとって、作曲した人がナマで演奏するのを聴くことができるなんて夢のようです。
最後の2曲も盛り上げていきたいと思います。
特番では、聞く側はリラックスしてほしいが、演奏する側は、自分のコンサート以上に、インパクト、メリハリが必要だと仰ってましたが、その言葉どおり、トリの大役を果たすべく、熱い演奏を聴かせてくれました。
レゲトンコンチェルトはオケメンバーのハンドクラップで始まり、独特のリズムをなんなく弾きこなしていく古澤さんって、ほんとに何でも弾けるんだ〜、と思わずにはいられませんでした。
チャールダーシュは、チェロ柏木さん、ベース一本さん、ギター天野さん、ピアノ羽毛田さんを従えて、去年以上に弾きまくっていましたが、古澤さんも、バックを支える羽毛田さん達も、すばらしかったです!
そしてラストは、古澤さん自身も、気持ちいいとき、落ち込んだとき、どんなときでも聴ける曲、という、Fine Day!もちろん会場は手拍子で盛り上がりました。

アンコールの拍手に迎えられて、宮本笑里さん、小松亮太さん、ゴンチチ、古澤巌さん、そして羽毛田さんが登場しました。笑里ちゃんはコーラルオレンジ(?)な明るい衣装に着替えてきました。
羽毛田さんがメンバーを紹介したあと、「この3月にimage requestというアルバムが発売されましたが、皆さんからの投票で堂々のトップとなった曲、情熱大陸を演奏します!」
秋の伊藤園ではやらなかったけど、リクエストbPですもん、やんなくちゃね〜、ということで当然のように皆さんスタンディング。
これ一曲で終わりかな・・・とも思いましたが、演奏が終わると、羽毛田さんがまたマイクを持ち、皆さんお座りください、という合図、ピアニカを持った松谷さんと、加古さんも登場しました。
「imageは来年の10周年を視野に入れて活動しています。この4月からスタートした、3年をかけてのNHKの大型企画、プロジェクトJAPANの音楽を、imageのメンバーで担当しています。」
わ〜〜、やっぱりやってくれるの〜?と勘違いしたのは私だけではなかったんですね。え?ラストはMy Favorite Things?ま、そりゃそうだよね、やるならこんなとこ(アンコール)でやんないよね、などど思っているうちに、羽毛田さんの「コンコーン」、あれ、スクリーンに映ってたかな。
羽毛田さんのキーボードボキャボキャ、松谷さんのピアニカ、青柳さんのサックスもよかったけど、なんといっても一本さんのベースソロ!渋い!一本さんは、以前にピンポイントで参加されたようだけど、ツアーをとおしての参加は初めてでしょうか。
去年はラストに情熱大陸を持ってきましたが、ソロまわしがあって皆さんで演奏できるMy Favorite Thingsがやっぱ締めにはふさわしいかな、と思いつつ、恒例のご挨拶に最後まで「羽毛田さ〜ん!」と手を振って、お開きとなりました。

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