掲示板

おしゃべりやget you情報、
ライブ報告などどうぞ!

line80

get you!

TVで、街角で、
羽毛田さんの楽曲を
聴いたらみんなに
報告しよう!

line80

gallery

お宝写真やイラストを
載せてます。投稿募集中

line80

archives

ライブレポート

live imageアーカイブス
高円寺JIROKICHIライブショット
line80

作品・CDレポート

TV・ラジオ・書籍

年度別WORKS一覧

line80

traces BN

line80

サイトマップ

迷子になったら
ここをチェック!

line80

更新履歴

line80

live image 8 葛飾公演

090506 kingyoのレポート@かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール

今回のツアーの詳しい段取りは、ぽこりんさんがすでにレポ提出してくださったので、とりあえずこちらをご覧ください…。

モーツァルトホール
葛飾の羽毛田監督私のお買い物

〜会場に着くまで〜
数えてみれば、この9年間で私がlive imageに行った回数はこの日を入れて24回(たぶん)。でも、こんなに雨らしい雨が降ったのは初めてじゃないか、というぐらいお天気の悪い連休最終日になりました。
去年の秋から連休の前までほとんど休みがなかったので、パソコンのハードディスクと一緒に吹っ飛びそうになっていた私。この連休は半分病人のようにずっと家にこもって廃人のようになってました。
なので、この日のライブは楽しみな反面、なんか出かけるの億劫だなぁ、青砥遠いしなぁ、しかも自分史上初の同伴者なし、チケット一枚買いしてしまって、なおさらテンションは下降線に…。
ぎりぎりまでうだうだしてましたが、えいっと家を出ました。
歩きながら、マスクを忘れたことに気がつきました。
新型インフルエンザが海外で大流行してるから、人ごみに出るときはマスクしないといけないかなと思っていたのに。
会場のお客さんが全員マスクしてたら、絶対チチ松村さんはつっこむだろうな、とか想像していたのに、自分が忘れちまった。一応駅のKIOSKで買いました。
 
今日の会場の「かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール」はlive imageではかつて使われたことのないホールです。キャパはたぶん1500人に満たないぐらいのコンパクトなホール、そんな小さなハコでのlive imageってどんな感じなんだろうと興味があったのでチケットを買ったのでした。
ホールのある青砥(あおと)駅は、横浜から京浜急行に乗ると、特急の終点という認識の場所です。本当は終点ではなくて、三崎口(マグロで有名な三浦半島のさきっちょ)から品川までが京浜急行で、そこから都営浅草線に乗り入れていて、日本橋とか蔵前とか浅草とか、江戸の中心みたいなエリアを通ってさらに京成電鉄に繋がって、ついには千葉の成田までいっちゃうという、途方もなく長い路線の途中の駅です。
でも、私が特急青砥行きに乗るときは、いつも泉岳寺(赤穂浪士のお墓がある)か三田(慶応大学がある)か大門(増上寺とポケモンセンター東京がある)か、またはせいぜい日本橋あたりまでしか行かないので、その先は未知の世界でありました。
泉岳寺からは地下鉄だから、各駅に止まります。まぁ、長い長い。着かない着かない。でも、途中若いお相撲さんが電車待ってたりして、やっぱり浅草線だなーという感じでした。
押上(おしあげ:新しい東京タワー、東京スカイツリーができるところ)をすぎると電車は地上に出て、曳船(ひきふね)で外を見たら雨は小降りになっていました。数分で青砥に到着。長年名前だけしかしらなかった青砥の駅前は、意外にこじんまりしていました。
 
改札を出て、駅周辺マップに直行。すると数人集まってました。明らかにlive imageのお客さん…みんないっせいに同じ方向に歩き出しました。
初めての駅なのでキョロキョロしましたが、ちゃんと要所要所に案内看板が立っていて、全然迷わないでホールに着きました。(上の写真)

〜開演まで〜
チケットを切ってもらってロビーに入ると、やっぱり狭い。人がいっぱいで、その中にドリンクコーナーとか物販コーナーがありました。でも誰もマスクしてない…いらなかったみたい。
とりあえず、グッズ売り場に直行。今年はずいぶん商品が多いみたいで、特にTシャツ類が目に付きました。堂々と「い」まんじゅうも売られている。ケータイストラップは、ツアーオリジナルのが2色(ピンクとグリーン)、そして同じデザインでgooコラボのものもありました。これはグレー&白系。去年よりずいぶんしっかり作ってありそう。(去年のは数ヶ月で崩壊)迷ったけど、gooのもすごくきれいだったので両方買いました。
そして、家族のおみやげ「い」まんじゅう、パンフレット。しめて6000円。いいんだ、連休全然お金使わなかったから。
 
つつつっと横移動して、CD売り場へ。これはもう、目的はひとつ。迷うことなく「PRESENTS III」の前にいくと、先にいたカップルがプレゼンスリーを手にとって、ウラをひっくり返してみたりして迷っているふうでした。そこで、大きな声で「これください」とスタッフの女の人にプレゼンスリーを差し出しました。スタッフさんが「特典がついてます」とサインを付けてくれたのを見て、迷っていたカップルもすぐ買ってました。ふふん。
私はこれが2枚目のプレゼンスリーですが、あともう一枚買う予定です。何度も言って来ましたが、「聴く用」「飾る用」「保存用」の3枚はマストです(あくまで個人の意見です)。そして、今回もうひとつこのアルバムをここで買う目的がありました。それが、上の写真。羽毛田さんに現物(特典含め)を持ってもらって、写真を撮りたかったからでした。(監督、ご協力ありがとうございました)
 
CDを買った後は、大人しく自分の席でじっとしてました。いつもはいっしょに行った人とおしゃべりして過ごすんだけど、今日はひとり…。
ところで、今回のMy Positionですが、チケットを手にした瞬間「もうキミには何も期待しないよ」てぇな気分でした。だって「1番」だったんだもん。
ライブの座席で1番ほど悲しい番号はないですよね。大きい会場だと、ステージの横幅からはみ出したりする席です。むしろ、一番後ろでいいから真ん中にしてくれ、と言いたくなる。
でもこれも運命、とホールに入ると、モーツァルトホールはほぼ長方形の形で、私の席からでも全く問題なくステージが見渡せることがわかりました。最後列が22列目なので、わりと前かなと思った私の席は、真ん中より後ろでしたが、ちょうど8列目あたりから席がだんだん高くなっていて、すごく見やすかったです。
左端だから、もちろん羽毛田さんがピアノを弾く姿は何にもさえぎられず見えたし。死角が全くなくて、けっこういい席だったなと思いました。ステージが高いので、前4列ぐらいまでの人はステージを見上げる感じでした。

第1部

01.サイダーハウス・ルール〜メイン・テーマ(オーケストラ・イマージュ/羽毛田丈史)

話には聞いていましたが、これはとってもびっくり&すてきな始まり方でしたね。
モーツァルトホールでは幕は降りてなくて、ライティングでステージが見えないようになってました。
ふつうは会場が暗くなってからオケメンバーが「サイダーハウス・ルール」とともに登場してみんなが拍手するのですが、今回はまだ客席に明かりがついている段階でオケメンバーが着席してて、でもそれをライトでたくみに隠していたので、羽毛田さんがピアノについたのは全く見えませんでした。
川口の幕も、葛飾のライティングも、リピーターのお客さんをびっくりさせるための仕掛けだったんですね。
私はジョン・アービングの小説が大好きでほとんど読んでいて、このサイダーハウス・ルールも小説を先に読んであとから映画を見たのですが、ジョン・アービングの特徴のあっけらかんとしたグロテスクで残酷なストーリーが忠実に映画化されているのに、このレイチェル・ポートマンのテーマ曲のおかげでえらく美しい彩り豊かな人生の物語、みたいになっていて、音楽の力ってすごいなぁと思っていました。いつかこれを生演奏してほしいとずっと思っていたので、とても感動しました。しかもピアノ羽毛田さんだし。
あとで羽毛田さんがMCのときに「生演奏はいかがでしたか?」と客席に聞きましたが、大きな拍手が返ってきました。

02.地球に乾杯(羽毛田丈史)

今回のライブで一番最初に気がつくのが、映像関係がえらく様変わりしている、ということでしょう。
とにかくスクリーンが大きくて、ステージいっぱいいっぱいですから。それに、流れる映像もすごく作りこまれていて、いつものナンバーのときも、以前のイメージを全部捨てて、新しく作り直されています。
さらに気がつくのが、「なんか絵のキメが粗い…」
この会場だけなのかなと途中までフシギだったのだけど、何も映ってないときのスクリーンをみてびっくり仰天!
うしろのドレープの幕が透けて見えてる。このスクリーン、網戸みたいな構造になってました。ということは、LEDか?だからドットが見えるのか。そして、このステージ幅いっぱいの表示が可能なわけか。
あとで羽毛田さんに聞いたらやっぱりLED大型ビジョンで、ステージにいるアーティストの皆さんからは、ほとんどつぶつぶしか見えないんだそうです。
羽毛田さんの「地球に乾杯」の映像も、これまでは空撮とか自然の風景の早送りとか、なんとなくイメージが固定してましたが、今回はダイナミックなCGですっかりリニューアルされています。
 
演奏のあとMCでしたが、羽毛田さんてほんとに人気あります。なかなか表に出ない裏方の仕事が多いので、年にこのときだけ会えるレアな人物と捉えられているのか、なんだかお客さんの拍手の仕方がすごく力が入ってて…。
MCの内容は川口にほぼ同じでしたが、「葛飾は初めてなので、みんな緊張感とともに気合が入ってます」「はじめてlive imageに来られた方、拍手を」というのがありました。どこの会場でもそうですが、だいたい後半の席の方が拍手されてました。でも、それがけっこうな人数で…9年目になっても、まだまだ新しいお客さんがこんなにいらっしゃるんだなぁとびっくりでした。

03.ROOKIES〜live image スペシャルメドレー〜(羽毛田丈史)

今回の新作、ROOKIESメドレーですが、羽毛田さんがパンフレットで語っているように、とてもレアでうれしいメドレーでした。
スクリーンには番組から借りてきた本物のROOKIESの映像が流れ、静かなストリングスによるメインテーマ(サントラでいうと「ROOKIES 夕陽のトランペット」に近いかな)から、元気の良い「ROOKIES メインテーマ」そしてlive imageはお久しぶり!の天野清継さんのギター、青柳さんのソプラノサックスの「愛のテーマ」に導かれていくという、短時間で思いっきり感動できるスペシャルアレンジでした。
特に、青春だ〜というエネルギーいっぱいのメインテーマを生で聴けたのがうれしくて(ホーンセクションはすべて青柳さんのシンセでしたが)。考えてみたら、こういう曲調の作品がlive imageで演奏されることってあまりないなと思いながら聴いていました。
ついさっきまで廃人同然でぐだぐだしていたのに、なんだかとっても自分が元気になってきました。
今回は松谷さんも「いつもの曲」である「匠」を、サントラのほかの曲も合わせてオリジナル・メドレーで聞かせてくれたのですが、こうやって聴きなれた曲を工夫を凝らした新しいパターンで聞かせてもらえると、感動が新たになるもんだなぁと思いました。

04.Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜(宮本笑里)

05.break(宮本笑里)

「地球のこどもたち」は「image 8」の中で、私のとても好きな曲です。とてもスマートなバイオリンの音色がすごく耳に残って、ふとした瞬間に頭の中で流れたりします。
笑里ちゃんはコンサートで見るたびにどんどん成長していて、演奏も雰囲気もとても堂々として安心して聴けました。そして相変わらずテラ可憐!
「break」も微笑を浮かべながらとても楽しそうに演奏していて、またまた元気をもらいました。映像は、パッヘルベルのカノンの旋律に乗せてアップになった笑里ちゃんのまわりにCGのお花が咲いていくというとてもかわいいもので、「あぁいつまでも見ていたい」と思ったお客さんは私だけじゃなかったでしょう。そろそろ笑里ちゃんも3曲やってほしいなあ。

06.森と人の約束
   〜NHKスペシャル『映像詩 里山〜森と人 響きあう命』テーマ曲(加古隆)

07.パリは燃えているか(加古隆)

08.黄昏のワルツ(加古隆)

「里山」は映像もすばらしくて、見入ってしまいました。第2弾は羽毛田さんが音楽を担当したシリーズ形式のドキュメンタリーですが、まさに加古さんらしい「里山」になっていました。加古さんはここでもちゃんと「第2作目はぼくたちの音楽監督羽毛田さんが手がけました。」と紹介してくださいました。
この「里山」は、8月に映画になって全国公開されるそうです。そして、加古さんの3月に発売された「サイレント・ガーデン」というアルバムにはこの「森と人の約束」のピアノソロバージョンが収録されているそうです。
今回、定番の「パリは燃えているか」は弦楽トリオバージョンでしたが、よく考えてみると、この形式を聞いたことのある人はごくごくわずかなんですよね。(つまりジャスミン勝者)レギュラーのツアーのお客さんにとっては初めてなわけで、みなさんどのような感想を持たれたのかな、と思いました。
メドレー編成もそうですが、今後このように定番の曲のいろいろなバージョンを聴くことができたら、すごく幸せだなと思いました。考えたら本当に贅沢なことだから…。
黄昏のワルツも定番ですが、弦楽トリオをそのまま残して、あえて相川麻里子さんのバイオリンではなく、番場かおりさんのビオラと植木昭雄さんのチェロで始まる、いつもとは違う編曲でした。
ところで、私が今回のスクリーンがなんか普通じゃないと気がついたのは、「パリは燃えているか」のときでした。いつものブレッソンの写真ではなく、真紅のドレープがスクリーンに映ってる…んじゃなくて、あれはほんとに後ろの幕だとわかり、じゃぁスクリーンはどこにいったんだ?と思ったら網戸だった、というわけです。

あまりにもあっさりと3人7曲で1部が終わったので、「今回はエコな構成なのかな」と思いつつ、休み時間は座席にすわったままパンフレットを眺めて過ごしました。

第2部

09.幸せのレシピ(松谷卓)

10.Before After メドレー(松谷卓)

「幸せのレシピ」も、「image 8」の中でとても印象深かった作品です。響き(アレンジのしかた?)的には、私はCDのバージョンが好きですが、後半盛り上がるような感じに少しアレンジが変えてあったみたいです。
この曲の間に流れたCGも、とても素敵でした。けっこう手間がかかっただろうな、と思われる映像でした。松谷さん自身もとても気に入っているそうです。
また、MCでは「この曲を番組やそのほかで聴いたことのある人は?」という問いかけに、お客さんが拍手を返しましたが、その大きさが「すごく多いわけでもなく、少ないわけでもなく、いい感じ」と松谷さん。また、「ビフォーアフター」の説明では、やはり「1時間の番組を5分にまとめたメドレーをお送りします。」がとってもお客さんに受けてました。
このメドレーも羽毛田さんの「ROOKIES」同様とても構成がよくて、途中難問が目白押し!なときに流れる曲のあと最後の「匠」に移ると、頭の中に燦燦と太陽の光が差し込む天窓とか、狭小スペースをうまく活かした螺旋階段と吹き抜けとか、おじいちゃんの思い出の品を上手に仕込んだおばあちゃんの念願の個室とか、ありそうな妄想が浮かんできました。
それにしても、今回の松谷さん、MC短かったなぁ。いつも葉加瀬さんはじめ先輩方に「松谷君はほんとに成長してる、でもMCが長い…」とつっこまれていたのに。

11.課外授業(ゴンチチ)

12.スカボロフェア(ゴンチチ)

13.Lonsome Dulcimer(ゴンチチ)

14.放課後の音楽室(ゴンチチ)

いきなりMCの話になっちゃいますが、ご挨拶(やっぱり葛飾でも「返してくださいね」とクレームがあり、やり直し1回)のあと、羽毛田さんが「初めての方は」をすでに済ませていたのでいつものニューカマー調査はなく普通にメンバー紹介から始まりました。
スクリーンの写真の説明はなかったのですが、奈良原一高さんの写真は羽毛田さんも参加したアルバム「XO」でも使われてましたっけ。ぽこりんさんのレポ読んでなかったら、誰の写真かわからずじまいでした。
「スカボロフェア」は「サイモンとガーファンクルのバージョンが有名ですが、私たちはそれを完璧に超えたでしょ?」と、松村さんは今回強気の展開に持って行きました。もちろん大きな拍手が。
「ロンサム・ダルシマー」は単独ライブでも何度か聴いたことがあって、青柳さんが弾いていたキーボードのパートは羽毛田さんが多分弾いていたと思うのですが、すごくなつかしかったです。このころのゴンチチの楽曲、とても好きなので。
でも、松村さんが「ロンサム・ダルシマーはずいぶん前の作品ですが、なんていうアルバムに入ってましたっけね」と聞いても三上さんは「いや、今すぐには出てきませんが」と流してしまった!
ぽこりんさんも書かれていたとおり1995年発売の「Black Ant's Life」ですよ!!羽毛田さんがメインのアレンジャーとして参加している…。「My Favorite Things」はチェリストの溝口肇さんがストリングスアレンジをされているし、参加ミュージシャンは渡辺等さんとか平原まことさんとか金子飛鳥さん、後藤勇一郎さん、梯郁夫さん、淵野繁雄さんなど、羽毛田さんともよくお仕事されていてこのサイトでしょっちゅうお名前を見かける方ばかりです。
歌モノも何曲か入っていて、あまりにも自由なフシギなアルバムです。(15年近く前のアルバムなのに、三上さんは外見があまり変っていないような…)
「曲が短いからすぐに終わっちゃう」ゴンチチのコーナーは弦楽バージョンの「放課後の音楽室」で終わりました。
 
とかいって、肝心の三上さんの迷走について書かないといけませんのですが…
なんだか迷走の度合いが深すぎて、私にはよく…
とりあえず、聞いたままを…
三上さんが「EXILE」が気になって、テレビで見たら人数が増えていた。サッカーチームより多くなっていた。
それを見て、imageもメンバーを増やしていくのがいいなと思った。
でもそれは出演者を増やすという意味じゃなくて、小松さんなら「コマツザイル」で7人とか、羽毛田さんなら「ハケタザイル」で10人とか。その10人で肩を組んでいっしょにピアノを弾くんだけど、一人鍵盤ひとつで…。
ゴンチチは「ゴンザイル」で14人。自分たちは真ん中にいて、その外側を円形にギターを持ちながらまわる。
松村さんが「そんなことしたらぼくら見えませんよ」と言ったら、もうぼくらだめなんで、ちらっと見えるぐらいでちょうど。若い感じのいい人に増えてもらったらいい。これ以上の発展はないですけど。
そして、いまんじゅうをばかにしてたけど、去年ためしに食べてみたらものすごくうまかった、と大スクリーンにいまんじゅうを大写しに…。
「そんなに宣伝して、マージンをもらったり…」とつなげようとする松村さんのほうも見ずにギターを構えて終わってしまった三上さんでした。
私は正しく理解できてるでしょうか?
 
ゴンチチのコーナーは演奏中のカメラワークも吹き出しちゃうような場面が多いですが、今回は三上さんの方を向いて話している松村さんを、下手袖にあるカメラから映す、というのがありました。突然巨大な松村さんがお客さんのほうを向いたので、ちょっとびっくり。

15.リベルタンゴ(小松亮太)

16.下弦の月(小松亮太)

17.ポル・ウナ・カベサ(首の差で)(小松亮太with古澤巌)

小松さんのコーナーはぽこりんさんが書かれていたとおりなので、個人的な印象を少し。
小松さん、レトロなロボットみたいでしたね!
ブリキのロボットみたいな衣装で四角いバンドネオンを持っていると、バンドネオンがロボットの四角い首に見えてしまって…被り物を脱いでるロボットの中の人みたいな。
「リベルタンゴ」は羽毛田さんのピアノもあっさりの軽い感じのアレンジでした。最初、違う曲なのかな、と思ったぐらい。
「下弦の月」は歌いにくいかもしれないけど、すごく面白い曲でした。借りてきた実映像、ああそういえばこういうアニメやってたな、とわかりました。画面を泳ぎ回る金魚が大変気になりました…。
ところで、私の席のわりと近くに小学校4年生ぐらいの男の子がいたのですが、けっこう大人の音楽なので途中少しもぞもぞしたりしていたのが、このアニメの映像が流れると固まってしまって、その横顔を見ておかしくて仕方ありませんでした。びっくりしたんだろうなぁ。ちょっと怖かったのかも。
小松さんのコーナーから、突如エコから重化学工業的にヘビーになってきたプログラム、いい感じに圧力がかかってきました。私はあとで、それがすごくよかったと思ったのですが、羽毛田さんに聞くとあえてのこの曲順だったそうで、後半6曲ほどに難しくてヘビーなものが集中していて演奏する方々は大変だそうです。

18.レゲトンコンチェルト(古澤巌)

19.チャールダーシュ(古澤巌)

20.Fine Day!(古澤巌)

ああれ、古澤さんはトリは初めてだっけ?と思ってしまいましたが、そういえばつい一昨年初参加されたばかりだからそうですよね。
もうすっかりライブ・イマージュの中心になってしまった古澤さんですが、今回はコラボ曲が直前のみだったので、長時間ずーっと以前の葉加瀬さんのように楽屋で待機されていたんですね。
待ち時間、古澤さんはどうやって過ごされるのでしょうか。葉加瀬さんは確か、靴磨きだった…。
古澤さんの3曲もすばらしかったです。
しかも、レゲエとラップが融合したレゲトンのリズムにサン・サーンスのバイオリンコンチェルトを乗せたら、トルコのケバブ屋さんで流れてる音楽みたいになった、という「レゲトン・コンチェルト」はバックの映像が海賊っぽい装束の動く古澤さん。そしてその前には、さらに動く生の古澤さん。
「こゆい!」の一言であります。そして、古澤さんはこの映像の「バラの花びらが散るシーンが大好き」だそうです。
「チャールダーシュ」は何度も聴いていて、いつも見事な演奏ですが、その中でももしかすると今回が一番良かったかも…。古澤さんのノリ具合がピカ一よかったのか、それとも理由は自分にあるのか…。
というのも、僭越ながら私のフルート教室のただいまのお題がこの曲で、楽譜を飲み込んでいるので音符の1つ1つを追いかけて聴くという初めての「チャールダーシュ」でありました。
なので、よりそのテクニックの高さを実感できたのかも…。ちなみに、私の吹くチャールダーシュは古澤さんの軽く3倍はゆっくりです。そうじゃないと、指と口があわなくて汗
「葉加瀬太郎君が弾いていると思っている方が多いと思いますが、あれは私が弾いています」の「Fine Day!」は横長スクリーンいっぱいにはじける笑顔の古澤さん、いつものチョイワル風の弓指しにやりではなく、とてもかわいらしいほほえみを客席に投げかけた後くるくると回っていらっしゃいました。
ところで、古澤さんは新アルバムとともに5月の末に明治神宮で行われる「祈りの杜」コンサートの告知をされていました。私、中孝介さんの出演する土曜日のほう、すでにチケ押さえ済みだったりします…
森が会場なので、全席自由、しかもレジャーシート付き…雨が降らないことを祈るばかりです。

アンコール

アンコールの進行もほぼ川口と同じだったと思います。
「情熱大陸」は、お年をめした方は座ったままでしたが、大部分の人が立ち上がって楽しみ、「My Favorite Things」のそれぞれの演奏をじっくり楽しみ、最後は少しずつ少しずつ拍手とともに立ち上がる人々が増え、たくさんの人が惜しみない熱い拍手やスタンディングオベーションを出演者のみなさんに送りました。
ソロまわしですが、木撞をちゃんと忘れずにたたいた羽毛田さん(もちろんスクリーンでアップ)、キーボードでもかなりボキャってくださって大満足、一本さんのエグベルト・ジスモンティの12弦ギターみたいなベースのソロも驚きましたが、何よりうれしかったのが天野清継さん!お帰りなさい、天野さん!
思えば最初のlive imageの放送映像、あまりに天野さんのギターがかっこよくって忘れることができませんでした。たしかd'amourは出演されていたと思うのですが、その後ギタリストは古川昌義さんや鬼怒無月さんやタロマさんなどいろいろな方が担当され、みなさんそれぞれに素晴らしかった。でも私は天野さんのギターが忘れられなくて…。
欲を言えば、天野さんもっとソロ長くやってほしかった。まだ私二公演残ってます。そのあたり、ぜひどうぞよろしくお願いしたいです。

ということで、なかばゾンビ状態だった私もすっかり復活、連休も明けたし、来週には入院しているメインマシンも戻ってくるらしいし、この後の皆さんのご報告をfishive!するべく、楽しみにお待ちしております。

このページのトップへもどる

1つ前のページへもどる