live image 8 東京公演2日目
090510 無名人Rさんのレポート@東京国際フォーラム・ホールA
※前日に東京入り。
諸事情により睡眠時間なし。
よって記憶が飛んでいたり、あいまいだったり致しますことをお断りします。
会場前にフォーラムの階段やフロアをぐるぐるして
会場からの退場方法を確認していたので
フォーラムでご飯を食べていらした方々が不審に思われた人物がいたら
あたくしです。
未購入だった「PresentIII」とパンフを買って入場。
支払い時に横のお姉さんが「羽毛田さんのCDはサインつき」と
おっしゃって売られてましたがどこかに記載しておいたほうが
よかったかも。ただ御大もサインについて言及されなかったので
購入者の密かな特典にしたかったのかな。
じゃないと御大サインしきれないし。
いつものように会場ではimageシリーズから何曲か流れてました。
第1部(睡眠不足で意識混濁中)
セットリストを読むとオープニングは「サイダーハウス・ルール」
live imageでいつも始まりを告げる音楽を今日は御大とオーケストライマージュによる生演奏。
では、入場はどうなるのか考えもつかなかったところ
薄い膜に雲が流れるような照明が輝き幕開けとともに演奏が。
今回は一味違うことを感じました。
小さなスクリーンに分割表示やサイドにもスクリーンがあった今まで。
今回は壇上の全員分の幅がある巨大スクリーン。
ホントにでかくて今までで一番好きな形式。
続いて御大のコーナー。
まずは外せない「地球に乾杯」
live imageに来ている事を、ぼんやりとした頭で認識
続く「ROOKIESメドレー」の紹介時に前席に人の移動があったため
映画から映像を借りた旨以外は、御大のトークがわからず。
前に座っていたご夫婦が1番違いで座ったために起こったのですが
前列と自分の席が違う列の同じ番号とはなっていないことを確認して
おられなかった様子。係の方の確認のやりとりで
御大トークが。。。
さて2番手は押尾コータローさん。
今まで出たくてもレコード会社が違うからでられなかったとか。
しきりにオーケストライマージュを「素晴らしい」と
褒めていらしたのが印象的。
「君がくれた時間」でオーケストラとのコラボを味わった後に
続くは「Rushin'」。押尾さんというと右手だけでのギター演奏等
技巧派としての印象をもっていたのですが想像以上。
メロディーライン以外に低音部なども一人のギターから奏でられてて
音楽のできない拙者にはただ驚くばかり。
3番手は宮本笑里さん。
「はじめまして」とおっしゃってましたがlive image常連には
もう十二分になじみ。
「Les enfants de la terre」ではスペインでのPV撮影時のお城が
空撮で流れて気持ちがよい。トークでは麦畑での
撮影時に長靴をお履きになっていたとのこと。
続いて「break」。
このあたりで映像に関して疑問が。
live imageでは風景・その曲の使われた映像作品の引用・CGが映像の
メインですが、今回は実写にCGを加えたりして新局面が繰り広げられ
宮本さんがプリクラの枠みたいに囲まれたりして映像面でも楽しい。
けどCGの大家・原田大三郎さんは不参加なの?
(エンドクレジットに原田さん記載なしでした。)
1部の〆は大御所・加古隆さん
「森と人の約束」では「里山シリーズ」で御大も音楽をされたことがあることを
おっしゃってました。動物や昆虫など里山の映像にぴったり。
定番「パリは燃えているか」は弦楽トリオとの演奏。
いい曲はどんなアレンジでも味わえて、live imageのよい点を再認識
最後に「黄昏のワルツ」。関東所払いで引越した際に昔live imageで購入した
オルゴールを見つけてしばらく聞いていたことを思い出しました。
この曲が大好きなんだと意識がなくなりつつある中で思いました。
休憩はいつも行くトイレに行かず、自席に留まってましたが
いつものパンフ売りの方々を見かけた記憶がない。
第2部(眠気止め服用後)
2部トップは松谷卓さん。
初々しかった初imageから拝見してますが年々板につき
今回はどっしりした感じ。
「幸せのレピシ」はTV番組を1度見たことがあったため、
聞き覚えがあったのですが松谷さんだったのか。
そして番組が復活した「Before Afterメドレー」。
5分に凝縮されたとたん番組全てを俯瞰しているような気分に。
元ちとせさんのBefore/Afterネタを思い出しました。
つづくはゴンチチ。
「課外授業」を聞いていると睡眠不足とあいまって軽くトリップ。
お2人の「快楽音楽」をこれほど強く感じたことはありませんでした。
映像はカンバス地に描き出されていてこれも新展開。
映像の下地を意識させられて名画の様。
「スカボロフェア」どこかで聞いた思ったらサイモン&ガーファンクル。
ゴンチチの快楽魔術ではこうなるんだ、と思い知らせれる。
さて、トーク。
歳相応に大人にならなくては、という三上さんが時代劇の話しを。
なぜ今江戸なんだetcの話しでいつもと違う展開と思いきや。
「侍戦隊シンケンジャー」という特撮の話に。
子供が見るものだという松村さんを振り切り、
imageレンジャーの話。加古レンジャーは額に「加」の字があり
「加」と書くと変身。(「侍戦隊シンケンジャー」は変身のために文字を書くらしいです。)
小松レンジャーは「小」の字で敵から見えなくなるぐらいに小さくなり攻撃を避け、攻撃するときは敵を小さくするとか。
(でも、小松さんと同じスケールにする=元の大きさと同じ、もしくは相手も小松さんのように攻撃を避ける気が・・・。)
宮本さんは「笑」の字で相手を微笑ませる(だったかな?)
古澤さんは「そのまま変身せずに古澤レンジャー」
古澤ビームで攻撃するそうです。
思わず松村さんが古澤さんの頭が「ウルトラマンみたい」と。
「私の発言ではない」と逃げる三上さん。
今回はドングリ集めが趣味だそうで木製の品を何点かスクリーンに。
そしていつものようにトークを打ち切りギターを抱える三上さん。
定番「放課後の音楽室」でコーナー〆
続いて小松亮太さん。「リベルタンゴ」
「小松レンジャーです」から始まり
あまり話題にしたことのない身長の話題に。
楽器を演奏している時見えるより小さく、
バンドネオンでご自分より小さな方を見たことがないそう。
こんなパンツ(金に光り輝いてました。)の方もいないとのこと。
いつもは「この楽器の名前は?」との問いからアコーディオンでは
無いことをおっしゃりますが今回はなし。
「モノノ怪」というアニメのためのアニソンを青柳さんのサックスと
バンドネオンをメインに演奏。「歌いにくいことで有名」とおっしゃてましたが
実際、どうやって歌うのか想像もつかない曲でした。
インストにするとかっこいい、ってことは理解。
最後に「ポル・ウナ・カベサ」を古澤さんを呼び込んで。
大トリは、古澤巌さん。タンゴの「ポル・ウナ・カベサ」からうってかわって
フラメンコのような情熱的な曲「レゲトンコンチェルト」
後ろの映像の男が誰だか気になったとのことですが、ご自身ですよ。
ドラマ「鹿鳴館」編集PVではなくこの曲を弾く古澤さん。
あれってPV作ったんですかね。こちらも実写にCG加工映像。
バラが散るところがお好きだそうです。
「古澤ビームの用意はいいですか?」とおっしゃり、
「チャーチルダーシュ」と続けて、いまや葉加瀬さん不在のlive iamgeの
盛り上げ曲「Fine Day!」でおしまい。
アンコールの拍手が年々早くなってエンドロール早々開始。
メンバー登場後、改めてメンバー紹介。
「加古さんがいない」と気づく。(実際は松谷さんと押尾さんも不在)
ということは〆は「あの曲」ですな。
とのんきに考えてると「image request」でダントツだった曲をやるとのこと。
requestの結果を知らなかったので、「もしや」と思ったら「情熱大陸」。
葉加瀬さん不在、でも古澤さんと宮本さんのツインバイオリンが
奏でられ、伊藤園で演奏されなかった鬱憤ばらし。
前方では早くも右へ左へ動きをつけて拍手している方々も。
いつくるんだー、と思い待っているとオーケストライマージュが
いつもの動きを。みんな、これを待っているわけで。
加古さん、小松さん、押尾さんも登場して「マイ・フェイバリット・シングス」。
そしてなんと「マイ・フェイバリット・シングス」の後でもスタンダップが!!
いつもはそそくさと皆さんお帰りなのに。
これってlive imageで初ですかね?(記憶なし)。
流石に再度アンコールはなかったんですが。
総評
今回は拍手のタイミングが悪かったり、のりきれないお客さんが多かった様に感じました。しかし「マイ・フェイバリット・シングス」後のスタンダップで
皆さん楽しまれたし、音楽監督の御大はじめ各ミュージシャンへ気持ちが届いたのでは?
今回うれしいことに1階の中央(後ろが通路を挟んで卓で、右は通路)のためなのか音響に恵まれました。
いつもは聞こえにくいギターやベース音がばっちり。
今回ベースが渡辺等さんじゃなかったり、年々変化のあるlive image
軽井沢は行けないでしょうが、10周年のlive image 9(?)が楽しみです。
あと、退場時等に坂本龍一さんの「put your hands up」
(曹雪晶さんの二胡バージョン)が今まで使われてましたが、今回はなし。
「坂本教授が出ないのになんでながすんだろ」と思っていました。
今回はimageシリーズでもlive imageの過去出演者の曲が使われてました