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green image in karuizawa 1日目

090810 みなみさんのレポート@軽井沢大賀ホール

green image in KARUIZAWAに参加してきました。アンプラグドでlive imageを、というのも興味がありましたし、私に羽毛田さんの音楽を知るきっかけをくれたゴンチチと一緒、というのも魅力的で、平日でしたが初日8月10日昼公演のチケットを予約。
私のlive image人生で初めての最前列がきまして…センターよりちょい右よりだったのでハケポジではなかったのですが、逆に演奏中の表情はバッチリ見えました。そして、私の前にはチェロの柏木さんが…うーんステキ(ドキドキ)。
演奏後に羽毛田さんとアイコンタクトでニコッと笑った笑顔にヤラれてしまいました。。。あぁーなんて贅沢なひととき。

軽井沢駅北口

実は初めての軽井沢でして。新幹線だとたった1時間なんですね。こんなに近いとは思いませんでした。
せっかくなのでショッピングでも、と思ったのですが、まとわりつくような霧雨と、思った以上の混雑にすっかりあてられてしまいダウン…
大賀ホールのある北口へ行ってみると、ほとんど人がいない! なんだこの人口密度の違いは! お天気がよかったら旧軽井沢の方へお散歩したかったなぁ、と残念に思いつつもホールへ。
これまたすごい霧で。50mほどしか視界がききません。車で来た方はさぞ怖い思いをしたことでしょう(柏木さんのblog参照)。

大賀ホール

さて。会場となった大賀ホールですが、湖畔にあるせいか避暑地っぽい佇まいが何とも優雅。
中に入ると木の床やガラス張りのロビーが光をたくさん取り入れていて、こんなあいにくのお天気でも薄暗さを全く感じさせません。
場内は五角形になっていて、ステージ真上の照明がキレイ。客席は普通と違って最前列から後ろにいくにつれて低くなってるように思いました。沈 み込むような感じ。後ろの方からステージがちゃんと見えるのかな? こんな場所で練習できる吹奏楽部が羨ましい…

5分押しで開演。第一部は羽毛田さんオンステージ!
ピアノソロあり、弦カルあり、デュオありで、まさに「羽毛田丈史ソロリサイタル」のようでした。
登場した羽毛田さんのお衣裳は、濃いグレーのスーツ。白いストライプが入っています。それからピンクのシャツに胸元に同色のチーフ。
国際フォーラムなどの大きな会場と違って、こういういい感じのクラシックホールで見るといつものスーツ姿もひと味違った雰囲気に見えます ね(貴公子みたいでした)。

ピアノはスタンウェイ(ベーゼンじゃないのは久しぶり??)。弦カルテットは、相川さん、伊能さん、番場さん、柏木さんでした。皆さんはlive imageと同様の黒いお洋服でしたが、柏木さんだけ黒のスーツでビシッと決めていました。こんなにカッチリした柏木さんは初めてです。

 第一部

01.この空と大地の出会う場所
 
弦カルと一緒に。「魔法遣い〜」関連の曲の中でも一番好きなので(特にPRESENTSバージョン)一曲目からこれは嬉しい!
木のぬくもりあふれるホールに響く優しい音色で、一気に演奏に引き込まれていきました。
 
(MC)
弦カルの皆さんはハケて、ご挨拶タイム。ご自身がお母様の里帰り出産で軽井沢出身であると話すと、会場から「へぇ〜」という声が。
地元の方も結構いらっしゃる様子。育ったのは神戸だけれども、毎年夏には軽井沢に来ていたので、夏の思い出=軽井沢で、いわば今回は凱旋コンサート。故郷に錦を飾ることができてとても嬉しいです、というお言葉には客席から拍手が。
 
02.Blue Waltz
03.愛を奏でて

 
2曲続けてピアノソロで。羽毛田さんのピアノを生でしかもソロで聞くのは初めての体験。ペダルを踏む音さえ聞こえるような近い距離で堪能させていただいました。
 
(MC)
ピアノソロの曲目解説を少し。Blue Waltzは、劇伴でもなくアルバムのために=つまり、自分のために書き下ろした曲で、というお話でした。
 
04.氷点
 
再び弦カルと。
 
05.地球に乾杯
06.A Song for the Sprout

 
大賀ホール 柏木さんとのデュオで2曲。「僕の音楽にはなくてはならない人です」と柏木さんを紹介。そして始まったのが「地球に乾杯 」。思わず泣きそうになりました。泣いたらせっかくの曲が聞けなくてもったいないのでガマンガマン(笑)
PRESENTSの最後に入っているアコースティックバージョンを基本としながら、後半で主旋律をアレンジしたチェロの見せ場もあり、最高のデュオでした。って羽毛田さんにお伝えしたかったのですが…
サイン会では全く違うことを口走ってしまってました…あかんやん、自分(涙)
 
余談。当日は気づかなかったのですが、今思えば…な話。
 
一部では柏木さんの椅子は、他の3人と同じ低めのものだったんですよ(だから、右端ではなく二番目=自分の目の前に座った時に驚いた)。
それが、アンコールに出て来た時はピアノ椅子に変わっていたんです。そういえば、一部の柏木さんはエンドピンの長さをすごく気にしていて、何度も調節してたんですよね。
今思えば、椅子の高さと楽器の位置が合わなかったんじゃないかと。私が「最高!」と感想を書いた「地球に乾杯」も、柏木さんにとってはベストな状態ではなかったのかも…
 
(MC)
ここでは、大賀ホールにあるピアノ・スタンウェイのエピソードを話してくれました。ミケランジェリという素晴らしいピアニストから寄贈されたピアノだそうで(詳細は大賀ホールのHPにて)、彼はコンサートが決まってもドタキャンが多く、実際に演奏を聴けた人はなかなかいないんだとか。なんでも、リハーサルで演奏して「今のが最高の演奏だ。これ以上の演奏はない」という理由でキャンセルするんだそうです。おーい!(笑)
いかにも天才っぽいエピソードですが、そこで終わらないのが羽毛田さん!
「リハで最高の演奏ができたので、僕も帰ろうかと思ったのですが(笑)、今(本番)の演奏が一番良かったです」と会場の笑いと拍手を誘っていました。
んが! 更にこれだけで終わらないのが羽毛田さん! このあと、ミケランジェリのいたずらが…
 
07.未来へのプレーバック
 
弦カルの4人と。プロジェクトJAPANの曲で、人前で演奏するのは本邦初だったそうです。昼公演はまさにその最初の演奏を聞けたことになるんですね。
 
(MC)
最後のMC。ROOKIESの音楽制作エピソードを披露してくれました。通常テレビドラマは放送の1ヶ月前から作るそうですが、その時には絵はおろか、出演者も決まりきっていないこともあるんだとか。ROOKIESの場合もそうで、原作のコミックだけがドン!と送られてきたそうです。
なので、せめて佐藤隆太さんの写真を下さい、とリクエストしたとおっしゃってました。制作サイドからの要望は「泣ける曲」だったそうで、原作と佐藤隆太さんの写真、そして泣ける曲。この3つからあの曲が生まれたなんて…どんなイマジネーション力を持ってるんでしょうか?
ゼロからモノを創り出せる人って本当に尊敬します。
 
08.ROOKIES〜愛のテーマ
 
MCもバッチリ決まったところで最後に皆さんが知っているこの曲を…となるはずでしたが、まさかの事態が!
出だしを弾き始めた羽毛田さんでしたが、どうも右手と左手のハーモニーがおかしい。ま、まさか…1音だけ違ったならばそのまま演奏を続けたのかもしれませんが、指の置き場が違ったのか数音続いてしまったので、たまらず苦笑いしてストップ。
一瞬客席からも笑いが出ましたが、すぐに最初から弾き直して今度は無事でした。。。MCで「本番が一番よかった」と言ったはずなのに〜
これはミケランジェリのいたずらに違いない。そうですよね、羽毛田さん!

ここで15分の休憩。ロビーではグッズとCD販売がありました。
imageグッズは春ツアーと同じ。パンフ、Tシャツ、ストラップ(ピンクのみ)、キーホルダーなど。ゴンチチグッズとしては、うちわとTシャツがありました。CDは、羽毛田さんとゴンチチのそれぞれのものと、imageシリーズ&楽譜でした。
 
開演前には買うつもりはなかったCD&グッズですが、「終演後にサイン会がある」と聞いてウキャー!と心の中で狂喜。でも、羽毛田さんのソロアルバムは3枚とも持っているし……image8とimageリクエストで悩みましたが、やはり最新のものをと思ってimage8を購入。(←今まで買ってなかったのか)

 第二部

ゴンチチのお二人は白(真っ白ではないナチュラルホワイト?)のスーツでご登場。会場の拍手がひと際大きく響きます。
 
09.Valse
10.beautiful Days
11.課外授業

 
(MC)
軽くいつものメンバー紹介。「こんにちは」攻撃はありませんでした。
地元の方ですか?と松村さんが客席に聞くもあまり反応なし。が、私の3列ほど後ろのセンターに座っていたおじさまが「違う!」「栃木から来た!」などなど一人で張り切って松村さんと会話を始めてしまい…その後も大きな笑い声や反応に、さすがのお二人もちょっとお困りのご様子でした。
一部では比較的静かにしてたのでゴンチチファンだったのかな?
 
さて、ファンならば毎回楽しみな三上さんの妄想ストーリーですが、今回は“お忍び喫茶・霧”でした。
この日の軽井沢が霧に包まれたお天気だったせいでしょうか。老後は軽井沢で喫茶店を営みたい、と。。。で、有名人は騒がれることなくこっそり来たいだろうから、このお店は店内が霧で何も見えなくなっています、だそうです。
ちなみに、店員さんは頭に黄色いランプ(工事現場で使うような)をつけていて席まで案内してくれるらしいです(笑)。でも、せっかくふたりで来たのにお互い の顔も見えないじゃないですか! と松村さんに突っ込まれた三上さん。そういう場合は、ストローでフッと吹くと相手の顔が見える!と言い切ってマイクを置いて知らん顔。「話、終わりましたよ〜」の松村さんの突っ込みで次の曲へ。
エンジンがかかり切っていない三上さんもアリですね(笑)さて、夜はどんなネタだったんでしょう。
 
12.スカボロフェア
13.枯葉

 
音楽で世界旅行を、ということでイギリスとフランスへひとっ飛び。
 
(MC)
春のlive imageでも言ってた気がしますが、「スカボロフェアはサイモン&ガーファンクルが有名ですが、僕ら(彼らのアレンジを)超えてしまいました(笑)」と松村さん。
確かにいろんなアーティストが演奏している曲ですが、私はゴンチチのスカボロフェアが一番好きだなぁ。
 
そういえば、外の湿気と場内の乾燥の差なのか、三上さんがしきりにチューニングを気にしておられました。松村さんに「ちょっとしゃべっといて」と目配せする場面もあったりして、ほとんどチューナーをギターにつけたままで演奏してました。そういう何気ないシーンを間近で見られるのも、こういうホールならではですね。
 
14.夏の理由 with 高中正義
15.一番好きな海の色 with 高中正義
16.My Favorite Things

 
ここで高中正義さんが登場!
高中さん、軽井沢にお住まいなんだそうですよ。で、急遽「出たい」となったそうです。
9年も住んでいて、お子さんたちは合唱などでしょっちゅう大賀ホールの舞台に立っているのに、高中さんご本人は実は出たことがなくて、今回のgreen  imageが初・大賀ホールだ、と松村さんに紹介されていました。
 
高中さんは、鮮やかな黄緑のパンツにアロハシャツという何とも夏らしい格好。しかも、手にはヤシの木や家が建っているアロハ〜な特製ギターを持って出てきました。これは…ALFEEの高見沢さんにも負けない派手さ!
よく見えなかったですけど線路もついているそうで、実際に電車を走らせることもできるんですよーと高中さんではなく、松村さんが自慢してました(笑)
 
「夏の理由」は、そのアロハなギターを膝に乗せて、お琴のようにつま弾いてました。その音色がまた脱力系で…良い意味で気持ちがホワンホワンに。生ならではのキュ〜ンと繊細に響くギターの音が軽井沢に夏の海を連れてきてくれました。途中で波の音も入って(←長細い箱に小豆が入っているお手製の効果音)遊び心も満点!
 
「一番好きな海の色」はウクレレに持ち替えて演奏して、最後は笑顔で手を振って去っていかれました。ゴンチチのお二人もとっても楽しそうでしたよ。
 
EN1.QED
EN2.放課後の音楽室

 
アンコール1曲目は全員で「QED」を。「羽毛田さんありがとう〜」と松村さんの声に送られて、羽毛田さんだけが手を振りながらハケていきます……
あれれ〜?? アンコールは逆の方がよかったなぁ。最後にみんなに拍手を送りたかった〜
 
一部二部ともに50分ずつくらいだったでしょうか。17時少し前に終演になりました。全体的にとても楽しめる内容だったのですが、ゴンチチと羽毛田さんの絡みがアンコールの一曲だけだったのはちょっと残念でした。
live imageと言えば出演者同士のコラボ! と思っていた部分があったので、もう1曲くらいあってもよかったかなぁ、と。もしくは、トークタイムを設け てちょっとおしゃべり、とか。
green image 3日間の出演組み合わせに意味があると思っていたんですが、こうなるとあまり深い意味はなかったのかも??
他の日はどうだったのでしょうか。
 
大賀ホールこの日は、一部の終演後にサイン会がありました。12日の昼はなかったようなのでラッキーだったのかな。結構たくさんの方が並んでいたので、羽毛田さんは二部の前に休憩できないんじゃないか、と勝手に心配してました(ゴンチチのお二人は出番まで1時間くらいありましたけど)。
そもそも次の開場前にサイン会が終わるのかしら…と思いつつも、自分の新幹線の時間が気になったので、サクッと大賀ホールに別れを告げました。
外に出てみると雨はやんでいて、霧も心なしか晴れたような。のんびりお土産物を物色してわずか5時間ほどの軽井沢滞在は終わったのでした…。

平日の公演は、なかなか参加できない方も多いので「んー」とは思いますが、live imageも10年を迎えるわけですし、こういった新たな取り組みが広がっていくのはいいことだな、と思いました。

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