羽毛田丈史 image la plume ザ・フェニックスホール
141019 投稿者:さぼてん太郎さん
感想・会場編
ザ・フェニックスホールは初めてですが、高層タワーの外見とは裏腹に、内部は落ち着いた色調のこじんまりとしたホールでした。
チケットを発券して確認した時点で驚いた席ではありましたが、いざ会場へ入ってみるとさらに驚きが!
なんと、舞台が低いのです。50センチくらいでしょうか?
しかもピアノが近く、これは念願のハケポジ、しかも超がいくつかつくくらいのハケポジ!!
これだけでテンションが上がってしまいました。
が。それを察した、同行した長女から「今日は叫ばんといてや」「御大!って叫んだらあかんで」
「約束して。はい、指切りげんまん」と矢継ぎ早に釘を刺されてしまいました(爆)
開演前にアナウンスがありましたが、その後、プラカードを持ったスタッフさんが入場。なんだろう?と思ってそのプラカードを見ると、携帯の電源オフを促すものでした。
スタッフさんは1階と2階の正面と左右に向かってプラカードを掲げたままそれぞれ一礼、そして静かに去っていきました。
とてもスマートな注意喚起で、これだけで会場の好感度がかなり上がりました。
感想・演奏編
生の音はやっぱり素晴らしい!! につきます。
楽器から距離が近いこともあって、音が全身に染みわたる感覚がもう気持ちよくて。
翌日まで体が温かくてこれまたびっくり。
曲目は多岐にわたっていて、とても楽しめました。
一部の半ばまではまだ聴く側も手探り状態な雰囲気でしたが、後半から休憩、そして二部からは、かなり一体化していたような気がします。
最後の曲を聴いていて、ああもう、終わっちゃうんだ・・・ととても名残惜しい気持ちになり思わず涙腺が緩みました。
メモ・MCなど編
・出身は神戸から始まって、前日に高校時代の同級生が飲み会を開いてくれた。その時に隣に座っていた人が、高校時代に隣に座っていた人だった!
その人いわく「(羽毛田さんは)机にピアノの鍵盤の絵を書いていつも練習していた。うっさいやっちゃなあ!」といつも思っていた・・・そうです。
・松田さん。初めて演奏を聴きました。どちらかといえば職人系の方なのかな、と思ったり。
ご実家が日本橋で貸衣装屋さんをしていて、芸人さんたちがやってくる。
お客さんの中にミヤコ蝶々さんの名前が出ると、会場から「おお〜」という声がして、「さすが大阪ですね。東京では反応がなかったです」と御大。
(kingyoさんより・これは御大のギャグだそうです。ううーん。やられました・笑)
・「臨死体験」では、「ビオラとヴァイオリン、そしてチェロまでの音を弾いてもらったので、初めは無茶ぶりだと言っていた結城君、見事でした」と御大。満足そうな笑顔でした。
・結城さんは初めての方でしたが、演奏中の仕草などが面白かったです。
舞台の広さがあまりないため、羽毛田さんがMCをしている後ろをさささ、と通り抜けなければならない状態なので、一度は舞台に上がろうとする結城さんと、中央に立っている羽毛田さんが譲り合う場面もありました。
娘は「結城さん、かっこいい〜!」と言っていました。
・一部と二部の間の休憩中に、ピアノの調律が入りました。
御大のダメ出しが出たのでしょうか・・・。