“image la plume 2016” 大阪公演
160709@ザ・フェニックスホール 投稿者:まるちゃん
早朝から大雨でTVには「新幹線運転見合わせ」の文字。それでも何とか遅れて乗車できました。途中車窓から見える熊本は、まだブルーシートばかりでした。(いまだに大変なのにごめんなさい、今日だけは楽しませてください。と祈りながら通過)・・・ここで「みずほ」へ乗り換えを促すアナウンス。このままだと博多の乗り換えに間に合わないんだ、と初めて気づき、慌てて降りたら、、、ホームがもう一つ向こう側。2分しかなく焦りました。こんな切羽詰まった移動は初めて(>_<)。でもどうにか開演には間に合いました。
4列目左側、楽譜たてに阻まれた上に、前の席の方がぽっちゃりなご夫婦で、手元が見えません。鍵盤の前に黒い鏡状態で写る羽毛田さんの手を凝視するという、初めての体験をしました(;^ω^)でも、もう生音、聴けるだけで、それだけで十分幸せです。
開演時間で真っ暗になりました。(真っ暗すぎてちょっと怖い、長く感じました。)
サポートメンバーの方々ご登場、天野さんが合図をしてから羽毛田さんのご登場です!!
どれだけ待ったことでしょう、この瞬間。5月にお誕生日迎えたばかりなのに逆に若返ったように見えて、「かっこいいーーー!」とつぶやいていました。昔に比べたらお写真見れる機会は増えましたけど、やっぱり実物がいい(*´▽`*)
最初の曲は「地球に乾杯」です。何度も聴いたことはあっても、すっかりご無沙汰のlive imageを思い出して涙が出ました。
豪雨の予報が出ていたけどいい天気になりまして〜、なんか自分、持ってるな、と。昨日大阪入りして旧友の方々と会われたことと、我が家のリビングで聴いてる気分で楽しんでくださいとご挨拶。
ドラマ音楽作りの苦労話。プロデューサーさんが厳しい。ドボルザークの「新世界」のようなイメージと言われて作ったら、夜電話が来てけちょんけちょんに言われた、そんな言わなくてもいいのに。そこで昔作った曲を参考にこんな曲でとお願いされたのを作ってみた。それはとても悲壮感漂う曲でイメージと違うのでは?と思ったら、今度はべた褒めされたと。曲を言葉で表すことはあっても、言葉を曲にして表現することはとても難しい、ということのエピソードでした。
2曲目は「天皇の料理番」の「明日の夢」 。サントラではこの曲と「託された夢」が好き♪
3曲目は「最高の人生の終り方」と4曲目は「とんび」ドラマのご説明。
実はエンディングノートを持っている天野さん。奥様から贈られたそうです。
NHKスペシャルの音楽のお話。葉加瀬さんがメインテーマ、羽毛田さんが音楽担当した「人体」の時、1対1でレクチャーを受けたそう。8月は「ティラノサウルス」の番組があるそうです。(実は毛が生えていた?)ドラマのように心情が出る音ではなく、例えば・・・と実際にピアノを弾いてみる羽毛田さん。「チャララン」と最後につけた音が怖い、といわれたりするので、常にニュートラルな音を保つよう心がけるとか。
そのNスペの中から、隠れた名曲コーナー。
「亡き人との再会」少し番組のご説明。東北の震災の後、遺族の方々が不思議な体験をするのです。確か、カウンセリングの先生は「亡くなった人が遺族の心のケアをしている、自分たちはかなわない」、とおっしゃっていたような記憶があります。私も似た経験があってとても心に残った番組でした。
5曲目は「亡き人との再会」の「許し」「面影は永遠に」と「故宮」
NHKの音楽は、音楽学校の校長先生だった加古さんにお話を頂き「映像の世紀」の曲に参加させてもらったことがきっかけ。そして今回「新映像の世紀」にも参加。昔の楽譜が残っていなくてCDからコピーして改めて書いたそうです。ということで前半最後の曲は「パリは燃えているか」でした。
これはとても意外!!まさかこの曲が聴けるなんて。うるうるが止まりませんでした。
休憩15分〜後半へ
7曲目は「pianophonic」素敵♪生で聴いてみたかったんです。去年CDが届いたときは2度目の熱でもうろうとしてて、この曲の音の波がすごく心地よかったの覚えてます。この曲だったかな?途中肘を使って弾きませんでしたか?見間違いかしら??こんな奏法あるの?謎。。。
次は映画音楽。「植物図鑑」おかげさまで好評でロングラン決定しました。主演のみつきちゃんは10代のころから歌手として頑張っていて、制服でスタジオに来て夜遅くまで練習する頑張り屋さん。岩田くんは三代目J Soul Brothersの・・・なんか三代目って、つくだ煮やさんみたい。。。発言あり。ありえないだろう出会いのシーン、イケメンだから家に入れたのかもしれないが、普通行き倒れの人いたら救急車ですよね。と…(ですね〜(^^ゞ。)胸キュンのお話なので男の人はくれぐれも一人ではいかないでと。
ドラマは視聴率悪いと途中内容変わったりするけど、映画は全部取り終わってから作る。例えば、、、椅子に座っていることろから曲が始まるのか、それとも立ち上がってから始まるのか、など実演して見せる羽毛田さんでした。(なんだか一昨年のソロコンより余裕を感じます)
8曲目はメインテーマ〜土手と自転車〜母の想い〜恋のはじまり
9曲目は結城さんチェロと「A Song For The Sprout」 あ、途中、結城さんちらっと後ろを。羽毛田さんと息を合わせるような感じがしましたが、これがアドリブですか?
10曲目は一本さんベースと「a fine morning after the rain」 ジャズっぽい感じ。
11曲目「この空と大地の出会う場所」
4,5月ライブが忙しかった時のお話もされました。ほとんど天野さんとご一緒だったようで、サントリーホールなんか連続で通い、まるで職員のようだったと、これからもまた秋にLE VELVETSコンサートで一緒に出ますとご報告。それに皆さんの拍手が熱くてPASSIONを感じるとも。これってベルベッツの?
映像とかはきれいになったり、進化してるけどCDだけは80年代から変わっていなくて、上の方の音と下の方の音がカットされている。でも上の方の周波数っていうのは、とても体にいいらしいですよ、NHKでやってました!ぜひ皆さん、生音を聴きにいらしてください。(はぁい♪\(^o^)/)
12曲目「リベルタンゴ」なんだかギターがとてつもなくかっこいいなぁ。。。
13曲目「マイ・フェイバリット・シングス」
アンコール、すぐに出てきてくださいました
14曲目「Spain」
15曲目「ROOKIES〜愛のテーマ〜」
最後立ち上がって皆さんでお辞儀をした後も、羽毛田さんだけ残ってもう一度「ありがとうございました」。退場の間際までお客さんの方を見てくださったような気がします。
帰りがけ、オジサマ二人、頑張ってCDを売り込んでいらっしゃいましたので購入しました、「もやしもん」。帰って聴いたら脱力系でかわいいぃ〜、なんだか、むふむふしちゃう曲ばかりでした。帰りはロビーにてセットリストなるものを目撃。こういうのがあるのですね。初めて知りました。でも人が多くて近寄れませんでした。
羽毛田さんご出演のコンサートでアンコールまでしっかり見れたのは、多分8年ぶりくらいでしょうか。
今までの胸のつかえがとれた感じで心が軽くなり、救われました。本当にありがとうございました、羽毛田さん!!(*^-^*)