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セカンド・ソロ・アルバム「PRESENTS II」発売&
fishive! 55555アクセス達成記念
    スペシャルインタビュー “またまた羽毛田監督に聞く!”

今年のlive imageツアーは、羽毛田さんのセカンド・ソロ・アルバム「PRESENTS II」の先行発売という大きなプレゼントがあって、会場でも、またこのfishive!でもめいっぱい盛り上がることができました。
このサイトができてから、live imageツアーは3回目ですが、「こんなことは初めて!」という日計300アクセス超えを記録し、書庫番びっくり! そしてついに本日、55555アクセスを達成しました。

たとえ何年続こうと、カウンタがいくらになろうと、ひたすら「羽毛田さんのあとをおっかけて記録する」というコンセプトを貫き、どんどんファイル数を増やしていく所存です。これからもどうぞよろしくお願いします。
今回の記念インタビューは、今年のlive imageの話題に加え、6月7日に店頭でも発売になったセカンド・ソロ・アルバム「PRESENTS II」についても羽毛田さんに伺ってみました。

live image5について

 今年のツアーを終えた感想を聞かせてください。

  6年もやったのか〜と感慨にふけりました。今年もようがんばったと。

 音楽監督として今年特に考えたことなどありましたか?

 特に考えた事はないですが、海外からのアーティスト「カルロス」との共演が楽しみで、彼のステージ以外でどうみんなとからむかとかを、楽しみに考えてました。

 6年目を迎えて、出演者から見て、お客さんの反応とか受ける印象に何か変化はありましたか?

 お客さんも、新しい人もたくさんいるけどリピーターの方がやはり多いのかなと。お客さんの方が、ライブイマージュのコンサートの流れがもうすでに体に染み付いてるって感じでした。

 今年の羽毛田さんの衣装はとっても似合うと好評でしたが…おニューですか?

 毎年、おニューで2着、新調してます。今年は、そのうちの1着しか着なかったけど。シャツも毎年おニューです。すべてマネージャーの蜂須賀君が、生地から色から全部選んでます。

 スペインのケルトミュージックへの関心は以前から高かった羽毛田さんですが、ゲストにヌニェス兄弟を迎えて、どうでしたか?

 以前から、気になっていたアーティストなので今回共演できるとは思ってもみなかったので、とてもうれしかったですね。彼らはとてもフレンドリーで親切でやさしい人でした。

 宮本文昭さんはオーボエ奏者としてのラストツアーでしたが…
 羽毛田さんはラストアルバムに参加され、東京最終日ではそのことも紹介されていましたが、どのようにお誘いがあったのですか?

 昨年の終わりころにこんなアルバムを作るので、参加してほしいと依頼があって、僕としては、最後のアルバムに呼んでいただけるなんてとても光栄なことなのでよろこんでお受けしました。

 「里山」ではカルロスさん、「Earth in Crisis」では宮本さんという名プレイヤーと共演されたわけですが、共演の感想は?

 里山のオリジナルにはアイリッシュホイッスルが入っていたので、ライブではシンセでやるかテープでやるかなんらかの方法を考えないといけなかったのですが、天の恵みというかホイッスルの名手がライブイマージュに参加してくれるってことで、これは一緒にやるしかないでしょって感じでした。
「Earth in Crisis」もオリジナルにはオーボエが入っていて、是非と一緒にやってもらいました。宮本さんは最後だしね。
お二人とも、音色もプレーもなにもいうことはないですが、カルロスにしても宮本さんにしても吹いている姿が素晴らしい!やはり聴く者に対しても説得力が違います。これは、超一流ミュージシャンに共通するところ。お願いして、一緒に演奏してもらって本当によかったです。
カルロスと宮本さんのいないステージを見た方、ごめんなさい(笑)。

 「地球に乾杯」以来、ずいぶんたくさんの曲を作ってこられましたが、今「地球に乾杯」という曲に対して思うことってありますか?

 僕の作った曲の中では、もっとも多く露出というか皆さんに聴いていただいた曲だと思う。
J-POPの曲もいっぱい書いたけど、どれもあまり売れてないので、、、、
そういった意味では、一番売れた曲かも(笑)。

 パーカッショニストとして、新境地を開拓されたわけですが…
live imageで鍵盤じゃない楽器を担当してみて、何か思ったことはありましたか?

 アマチュアのように、緊張するということ。ピアノを弾くときとは、なにか別種の緊張があって新鮮でした。
また、別な意味では自分の専門分野ではないので専門分野をやっているときより気楽。

 「選りすぐりの関西人のアンコール共演について…
加古さんとの連弾というのは、誰が思いついたのでしょう?連弾してみて、どうでしたか?

 以前から、アンコールとかでピアノデュオをやりたくてスタッフに提案していましたが、いろいろな問題があって、その曲のためだけにピアノを2台用意するのは困難でした。
しかし、今年はそれなら連弾だ!と思いつき、加古さんに僕と連弾やってもらえますかと、直接お電話しました。こころよくOKを頂いて、アズタイムゴーズバイをアレンジしたわけです。
連弾は楽しいよ。ピアノ弾いている人ならきっとその楽しさは想像できるかも。
ピアノは、バンドとかアンサンブルのなかではいつも一台だけだし、一人だから。

セカンド・ソロ・アルバム「PRESENTS II」について

 6月7日リリースのアルバムを4月15日に先行販売するのはスケジュール的に大変だったと思うのですが、現場はどうでしたか?

 マネージャーの蜂須賀君は、4月14日に工場から上がってきた盤を夜通しケースにつめ、ハンズで買ってきたフィルムに一枚一枚手作業でいれたそうです。まさに手作り!
当日、売れなかったら悲しかったけど4枚残して全部売れたそうです。感激!!
当日買ってくれたみなさん本当にありがとう!
そして、他の会場でも買ってくれたみなさん、本当にありがとうございました。
ライブイマージュ始まって以来の売り上げを記録したそうです。

 Turandotについて
 今回は荒川静香選手がきっかけの選曲だそうですが、オペラは好きですか?

 オペラは、あんまり好きじゃないですね(笑)
今回の選曲は、荒川選手の演技にとても感動したのがきっかけでCD屋で、その時使われた音を探しても同じものはなかったのでそれなら、自分で作ろうと思って作ったわけです。
ライブイマージュで聴いてくれるみなさんが、あの演技を思い起こすことができれば最高だなと思って。

 冒頭にNAOTOさんが弾くあの「きゅっきゅっきゅ」みたいなフレーズはオリジナルですか?

 僕のヴァージョンは、荒川選手が演技の時に使ったヴァージョンを元にしています。
彼女がオリンピックで使ったのは、ヴァネッサ・メイというヴァイオリニストが録音した11分ほどある、トゥーランドット組曲を短く編集したものでした。
なので、荒川ヴァージョンに近いものというかオリジナルはこのヴァネッサ・メイのものしかないわけですが、一番おいしいあの「イナヴァウアー」のところは10分くらい待たないとでてこないわけです。そこで、オリンピックのビデオを見ながらその長さのヴァージョンを作ったわけです。
従って冒頭のヴァイオリンのカデンツァもヴァネッサ・メイが弾いたものが元になっています。
興味のある方は、聞き比べて見ると面白いですよ。

 すでにアルバムを聴いた人から、感動のご報告がfishive!にも続々届いていますが、ファンの方に何かメッセージがあればお願いします。

 もうほんとうにたくさんの方が、聴いてくださって感謝です。
いろいろな仕事の依頼を受けて作られた楽曲は、ともするとその一回の放送で永久に人前に出ることはありません。それがアルバムという形で残せるのは作曲家としては、本当にうれしいことです。
まして毎日聴いてくれてるとか聞くと、ひえ〜って感じです。ほんとうにありがとうございます。

 ところで、今回楽譜が出る予定はありますか?

 出ますよ〜ピアノ譜が。いまその発売準備をしていると思われます。
しかし、オーケストラ系の曲が多いのでピアノでどうやって弾くのか多少不安は残ります。アレンジされてもきっと難しいので、僕には弾けないと思います(笑)


今回はスーパーマネージャー蜂須賀(ハッチー)さんの存在も明らかになりましたね。
あぁ、ハッチーさんには足向けて寝られないです。川口版プレゼンツーのフィルム、ちゃんと捨てないで取ってありますよー、蜂須賀さん!!
そんな蜂須賀さんも、羽毛田さんも、そしてもちろんここに来てくださるファンの皆さんも、これからもfishive!をどうぞよろしくお願いします!
060716 fishive!<羽毛田丈史音楽書庫>管理人 kingyo

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