live image 7無事終了!記念・監督インタビュー2008
2001年に初ツアーが行われたlive imageも、今年もう8年目。
今年は元ちとせさん、宮本笑里さんという2人の新メンバーを迎えた新生“live image 7”として8都市13公演が行われ、5月15日の北海道厚生年金会館で無事ファイナルを迎えました。
私も3都市5公演に参加しましたが、どの会場もとても盛り上がり、実に楽しい時間をすごすことができました。
そこで、今年も音楽監督を務めた羽毛田さんに、今年のツアーについてあれやこれやお聞きしたく、恒例の「監督インタビュー」をお願いしました。
今年のlive imageについて
今年は新生live imageということでしたが、まずツアーを終えた今の気持ちを聞かせてください。
とっても楽しかったです、本数が少なかったこともあるけどもっとツアーというか演奏をしたかったです。
宮本笑里さん、元ちとせさんという女性メンバーが久しぶりに加わりましたが、練習・ツアー中など何か変化はありましたか?
特には、ありませんが、エミリちゃんは人なのかそれとも精巧な最新型アンドロイドなのかみんながチェックをしていました。
今年はアーティストの出演順や展開など、コンサートの流れがとてもよくて聞きやすい感じがしましたが、どのようなことを考えながら構成やアレンジを考えましたか?
(ちゃっぴーさんからも「どのようなコンセプトで出演順を決めるのですか?」というご質問をいただきました。)
まあ、今年は、とりは誰でいくか?が最大のポイントで、そこから全体を考えたわけです。
準備・移動・本番を含め、つらかったことや大変だったことは何かありますか?
今回はのりうち(移動してその日に本番をすること)が多かったので体力的にはまあまあ過酷な時がありましたが、楽しかったのでそんな大変なことはなかったです。
男性出演者の衣装が、今年はモノトーンでそろっていたようなのですが、事前に打ち合わせってあったんでしょうか????(あややさんの質問)
それは、まったくありません。そういえば今年はみんなダンディーな感じでしたね。
小松君をのぞいて。
今年の楽曲について
演奏する中で、難しかった曲はどれですか?
Fantasy for Violin & Orchestra
指揮者なしでテンポが変わりまくるので、みんなが一体となるまでが大変
チャールダッシュ
これもわりと上のいっしょ。テンポが変わりまくるので息を合わせるのが難しい
つまり、クラシックは難しいということですね。
オーケストラ・イマージュを率いる音楽監督として、苦労した点はありましたか?
ないです。
My Favorite Thingsの木撞の音がいつもより大きいというか、よく響いていた気がするのですが、いつもと違う木撞だったのですか?(大きさが大きかったような…という証言もありましたが)
よくぞ、聞いてくれました!今回は、スタッフと研究に研究を重ね、ついにベストなポジションを発見したのです。それは、マイクに対してどのくらいの角度と距離でたたくと一番いい音がするかというポイントです。これは、スタッフの8年に及ぶ血のにじむような研究と努力の成果でした。ついに8年目にして発見されたのでした。
よく、その音の違いを聞き分け頂きました。ありがとうございます。木撞ニスト冥利につきます。
ご自身のコーナーについて
今年の選曲のポイントは?
MCでも言いましたが、最新の曲をやりたかったのです。
ルーキーズにいたっては、イマージュのリハの前の日に録音して、リハの最中にミックスダウンが終わったので、ミュージシャンとかスタッフとかは、リハの最中いろいろなところに貼ってある曲順表には「ルーキーズ-愛のテーマ」と書いてあるのに、誰も曲を聴いたことがないという前代未聞なことになっていました。「病の起源」もほぼ同じ状況でありました。
「ROOKIES」はその後ドラマを見ることはできましたか?
初回から音楽がドラマをとてもよく盛り上げていて、「羽毛田さんグッジョブ!」と思いましたが、劇伴のできばえを含めご自身のドラマのご感想は?
愛のテーマ、いいところで毎回使ってくれて泣けてきます(笑)
メインテーマの全貌がまだ明らかになっていません。 今後が楽しみです。
そのほか
毎年大阪では羽毛田さん主催の「お好みナイト」が開かれるそうですが、あのユニークな招待状はどなたが作っているのですか?
毎年、あれを作るのに命をかけているうちの事務所のスタッフがいるわけです。
どんな感じの宴会なんですか?
酒池肉林 アンダウエアー古澤
お誕生日メッセージを寄せてくださった方々はじめ、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
たくさんのお誕生日メッセージありがとう!音楽をやっていて本当によかったです。
これからも、みなさんの心に大きかったり小さかったりいろいろな波が生まれるような音楽を作っていきたいと思います。
live imageツアーが終わっても、休む暇なく創作活動にまい進する羽毛田さん、お忙しい最中、インタビュースピード提出ありがとうございました!
来年もまた楽しいステージが開催されることをファン一同、心から希望してます!
(080530 kingyo)