掲示板

おしゃべりやget you情報、
ライブ報告などどうぞ!

line80

get you!

TVで、街角で、
羽毛田さんの楽曲を
聴いたらみんなに
報告しよう!

line80

gallery

お宝写真やイラストを
載せてます。投稿募集中

line80

archives

ライブレポート

live imageアーカイブス
高円寺JIROKICHIライブショット
line80

作品・CDレポート

TV・ラジオ・書籍

年度別WORKS一覧

line80

traces BN

line80

サイトマップ

迷子になったら
ここをチェック!

line80

更新履歴

line80

テレビレポート:
  ミュージック・フェア21“イマージュ特集”(フジ 2003/04/19)

live image3初日の次の日に…

ミュージックフェア21“イマージュ特集”は、live image3初日公演の翌日に放送されました。
この放送があった週末は、
金曜日→live image初日
土曜日→放送が始まったばかりの五木寛之百寺巡礼(羽毛田さんがテーマ音楽を作曲)
       ミュージックフェア放送
日曜日→NHKスペシャル『文明の道』放送開始
というまさに「羽毛田さんづくしな日々」。これだけのものがいっせいに始まるということは、いったいどんな1〜3月を過ごしたんだろう、ハケタさんは?という感じでしたがテレビには「倒れそう!」というふうでもなく、いつもーな感じで登場しました。
衣装は、live image3ツアーで大調査「羽毛田さんのお衣装which?」の対象になった「ワインレッドのスーツ」。もう1着の「光物のスーツ」とともにこのツアーで大活躍でした。

まずはこの曲から〜image d'amour(カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲)〜

この番組のために羽毛田さんが新たに編曲した“image d'amour”の演奏から始まりました。
前奏はorchestra imageと小松亮太さんのバンドネオン、さらに鳥山雄司さんのアコースティックギターによるモチーフの演奏の後、メロを葉加瀬太郎さんのバイオリン→加古隆さんのピアノ→クレモンティーヌさんのスキャット 2巡目のメロを小松さん→鳥山さん→全員の合奏で終わる、という順番。全員の合奏に入る前に、羽毛田さんもしばしクローズアップされました。
ポジションは、ピアノ(この日はスタインウェイ)に向かう加古さんを中心に、その前の列に左から鳥山さん、クレモンティーヌさん、葉加瀬さん、小松さん、加古さんの左にシンセサイザーの羽毛田さん、右にorchestra image、その後ろに大石真理恵さんらのパーカッション、渡辺等さんのベース、青柳誠さんのキーボード。
演奏が終わると、おなじみのミュージックフェアのオープニングが入りました。

インタビューコーナー

司会の恵俊彰さんと鈴木杏樹さんが両脇に座って、2列に座った羽毛田さんたちにインタビューしていきました。(1列目左から葉加瀬さん、小松さん、鳥山さん。2列目左から加古さん、羽毛田さん、クレモンティーヌさん)
鈴木>アルバム「image」の特集ですが、こんなに支持される理由は?
葉加瀬>「癒し」という言葉がどうかわかりませんが、いい音楽には癒しの力がある。
音楽を聴いてちゃんと楽しむ、というアルバムやコンサートが存在できるようになってきたのはとてもうれしいことです。
恵>これだけの皆さんが集まるということだけでも、とんでもないこと。音楽のオールジャパンみたいなものですよね。
葉加瀬>「チーム・イマージュ」なんです。
恵>こういうみなさんをまとめていくのはどうですか、羽毛田さん?
羽毛田>(間髪入れず)そりゃもう大変です。(一同爆笑、すみませーん、申し訳ない!という声も)
羽毛田>ふつうは作曲家同士がいっしょにやることはない。他の方の仕事を見て知っているけど、いっしょに演奏するとか、コラボレートすることはほとんどない。だけど、3回目になるともうみんな仲間、やりたいこともわかってるし、みなさんがそれを自由にやれる環境を提供するということだけです。
鈴木>(クレモンティーヌさんは)中島みゆきさんの「悪女」をフランス語に訳して歌っているが、初めてこの曲を聴いたときの印象は?
クレモンティーヌ>(フランス語なので字幕をまとめました)初めて聴いたとき、とてもキャッチーなメロディーに強く惹かれた。20年ほど前に日本で大ヒットしたと聞いたが、私はラテン・ボサノヴァ風にカバーしたいと思った。とにかく、とても美しい曲だと思った。

クレモンティーヌさん「悪女」演奏

ストリングス、アコースティックギター、羽毛田さんのピアノと青柳さんのサックスの アコースティックな編成のバッキング。間奏で羽毛田さんのソロパートがあって、 スタインウェイの鍵盤上を走る指などもクローズアップされました。

葉加瀬さんと小松さんの「情熱大陸」演奏

小松さんのバンドネオン、葉加瀬さんのバイオリンを中心に、羽毛田さんのピアノ、青柳さんのキーボード、大石さんのパーカッション、渡辺さんのベース、そしてorchestra  imageのストリングスと、ライブに近い編成。
orchestra imageのクローズアップもあって、一瞬チェロの植木昭雄さんのお顔も見えました。NAOTOさん、伊能さん、真部さんなどおなじみの皆さんが、ライブと同じように「左っ、右っ、左っ、右っ」(左右に体を振りながら演奏する)を。でも、さすがに軽めでした。
 
>>この部分は、ライブでは最高潮ポイントなので、毎回いろいろな趣向がこらされていて、私が見た一番すごいのは「ガニマタで立って左っ、右っ」でした。

鈴木>どういうイメージでこの曲(情熱大陸)を作ったか?
葉加瀬>僕自身は「情熱大陸」イコール「南米」というイメージがあって、南米大陸の北から南までズバーッと一瞬にしてジェットコースターに乗って行ってしまうような音楽が作りたかった。
小松>この前3000人ぐらいのお客さんの前で弾いたとき、(情熱大陸の)題名を言わないでバンドネオンのソロを弾いただけでワーッと拍手が来た。バンドネオンという楽器がタンゴ以外であれだけ使えるということが証明されたなと。それは驚くべきこと。
 
鈴木>次の曲「Starneon」は、今度は鳥山さんが小松さんの違う世界を?
鳥山>この曲は去年のイマージュのツアーのときに、小松君に曲を書いてくださいと話があった。アコースティックなものではなく、現代のエレクトロニクスの中に、すごく古い楽器であるバンドネオンを入れるとどうなるかなと…。そうすると、もっと守備範囲が360度広がるんじゃないかと。
鈴木>加古さんには「風のワルツ」を演奏していただきますが、これはどういうイメージで?
加古>これは去年(2002年)公開された映画「阿弥陀堂だより」のメインテーマ曲。ワルツのリズムに乗せて、さわやかな風を映像の中に吹かせたい、というイメージで書いた。

鳥山さんと小松さんの「Starneon」演奏

鳥山さんのエレキギターと、小松さんのバンドネオンの競演。

加古さんの「風のワルツ」演奏

バッキングは羽毛田さんのシンセサイザー(管楽器のパートなどを担当)、渡辺さんのベース、大石さんのパーカッション、そしてorchestra imageでした。
 
鈴木>「お祭り」になってきたライブイマージュ3、3回目ということでいかがですか?
葉加瀬>ライブが続いている、お客さんが待ってくれている、というのがもちろんうれしいことだし、だったらいきましょう!と。僕らにとっては1年に1回のお祭りみたいになっちゃってます。
恵>ボスにうかがいましょう。(と羽毛田さんへ)
羽毛田>3回目ともなるとリラックスしてきますね(一同大爆笑)… いい意味でも悪い意味でも。今回は、ジャズ、ボサノヴァの要素がちょっと前よりも多いです。オーケストラでジャズやボサノヴァをやるというスタイルが何曲か、新しい試みとしてあるので、そのへんは楽しんでいただけるかなと。
恵>最後は葉加瀬さんに締めくくっていただくわけですが。
葉加瀬>初めてライブで演奏するんですが、「Airborn」という言葉はまさに「空気が生まれる」ということで、飛行機が離陸する瞬間や、ビジネスの場合だとプロジェクトがうまくいっていることを表す。そんな、「空気が生まれる瞬間」みたいな気分を曲にした。

葉加瀬さんの「Airborn」演奏

葉加瀬さんのバイオリンを中心に、羽毛田さんのピアノ、orchestra image、渡辺さんのエレキベース、青柳さんのキーボードのバッキング。
間奏では、ピアノを弾く羽毛田さんがずっとクローズアップされていました。
 
恵>監督、いかがでしたか?
羽毛田>とても楽しかったですよ。こういう音楽だけの、イマージュで出演させていただいたというのはすごく…いいことですね。(またまた一同爆笑、すばらしいことです、の声)
>>「ミュージックフェア」というと、歌手の競演というイメージが確かに強いですね。クレモンティーヌさんの歌以外全部インスト、というのは、そう言われてみればとてもめずらしい。画期的なことだったんですね〜。

恒例の記念撮影

インタビューの並びのままで、全員が右手で「ピース」(2)、左手で「1」でにっこり。 みなさん素敵な笑顔でした!

後日談

この番組出演がご縁で、昨年夏に羽毛田さんがパーソナリティを務めた T-FM「Sunday Classic Hour」では4回目のゲストに鈴木杏樹さんが出演、 また、今年の1月には恵俊彰さんの番組、T-FM「恵俊彰のディアフレンズ」に 羽毛田さんがゲストとして出演しました。

3年目も大いに盛り上がったlive imageツアー。「きっと来年も…」という声は終了直後から上がっていましたが、予想と期待にたがわず4年目も実現することになりました。
ライブへの期待が高まるこの時期、去年のこの番組をなつかしく振り返るのもなかなかオツなもんです。
(kingyo 040229)

このページのトップへもどる

1つ前のページへもどる