NHKシリーズ「失われた文明〜インカ・マヤ・アステカ〜」
BSHi放送&もうすぐ88888アクセス達成?! 記念
“監督インタビュー2007”
今年もまたまた、恒例の監督インタビューの季節がやってまいりました。
毎年、ちょうどlive imageツアー終了後になぜかタイミングよくやってくるキリ番・ゾロメに合わせて、この監督インタビューを準備していたのですが、今年はツアー初日に77777を計測したこともあり、「めずらしくタイアップ(?)なしだな」と思っていたところ、ツアー中(たぶん)史上最高のお客様数を記録、2ヶ月ちょっとで88888を計測しそうな勢いに…。
これはもう、お約束だから「88888」を見てから放出しようと、6月に入ってから羽毛田監督にインタビューをお願いしたのでした。ところが監督、「史上最強の忙しさ!」であるにもかかわらず、超スピード提出!
しかも、お仕事の合間合間で一生懸命答えてくださった、その内容があまりにも面白く、あまりにもケッサクで…。
これを心待ちにしてくださっているファンの皆さんに全身コチョコチョされたこともあり、もともと忍耐力のない私はついに88888を目前に、放出を決意!でも、思い切りの悪い性格なので、前半だけです(笑)
後半を出す頃には、88888になってるといいんだがなぁ。いつ出すかなぁ…。前半以上に面白いんだけどなぁ、後半は…。 (070615 kingyo)
特になんの理由もありませんが、急に後半も出したくなりました。
父の日なので、全国のお父さんに捧ぐ!! (070617 kingyo)
“live image 6”音楽監督として…
今年のライブ全体について、羽毛田さん自身の感想があれば聞かせてください。
今年はいつになく楽しいコンサートツアーでした。
出演者、ミュージシャン、スタッフの和気あいあい感がとてもよくて、結束力というか全体でひとつのバンドのような雰囲気が、音楽を作っていく上でとてもよい効果を発揮したので、演奏していて毎回とても楽しかったです。
新メンバーを加えてのリハーサルや移動、宴会など、ステージ以外のところで何か思ったことはありますか?
特に、古澤さんの加入はステージ上もそれ以外の部分でもとても大きな影響力でした。
彼の持つ誰にでもやさしく気さくな人柄は、イマージュチームにとてもよい雰囲気を作り出してくれました。
そしてジェイクの人懐っこい明るいナイスガイな性格も新しい風を吹かせました。
今年はfishive!にも前代未聞の数のレポートが集まりましたが、会場によって客席の雰囲気がずいぶん違ったようです。それはステージの上から感じましたか?
何か記憶に残った会場があれば、教えてください。
周南はすごかったよ。数年前の韓国の盛り上がりを彷彿とさせました。
行く前は、初めての場所だしお客さん来てくれるかなあ?と心配していたけど、チケットは売り切れですと言われ、えっ本当!と驚いてたら、蓋を開けて更にびっくり!
コンサート前半はさすがにおとなしかったものの後半は大盛り上がりで、メンバー全員大満足で喜んでいました。ありがとうございました。
fishive!のレポートや板上座談会は見てもらえましたか?
はい。いつも楽しく拝見しています。
ご自身のコーナーについて…
「みんな夢の中」を映画で聴きましたが、映像の感動を何倍にも盛り上げる すばらしい効果で、泣いているお客さんも多かったみたいです…。 ステージでこの曲を弾こうと思った理由はありますか?
地球に乾杯とインカが、エスニックで壮大系の楽曲なので、間にメロディーの綺麗なピアノの小品をはさみたいなと思って最近の作品を聞き返してみたわけです。
すると、この曲長さも雰囲気もちょうどいいじゃないと、更にライブイマージュやっている頃に映画公開だし、タイムリーでいいなって感じで選びました。
「失われた文明」はすごいインパクトで、一度聴いただけで頭の中で曲を再現できるほどでした。ところで、元ちとせさんが歌っているあの歌詞は、何か意味がある言葉なのですか?
正確には意味はありません。
ただ、インカの古い言葉とか、奄美の古い言葉から音の響きのよい単語を選びだし
て、インスピレーションで組み合わせた造語で歌詞的なものを作って歌ってもらいました。
4月の公演の演奏はカルロスとの競演でとても印象的でしたが、いっしょに演奏してみて、いかがでしたか?
彼は見ていてもわかると思うけど音楽が大好きで、音楽に対してとてもピュアーです。普段はトラディショナルな音楽を専門にやっているにもかかわらず、僕の曲でもほんとに楽しんでやってくれました。
話題のオヤジギャグですが…
広島から始まったみたいですが、どういうきっかけで「インカな」が浮かんだんですか?
初日川口のMCの時に緊張しながら「みなさんといっしょにインカに旅ができればいいかなっと思います。」と言ったのを葉加瀬(太郎さん)が楽屋で聴いていて、公演終了後「羽毛田さん、あそこはもっとちゃんとわかるようにハッキリと【インカな!】っていわなあかん」と、ダメだしをしてくださいました。
羽毛田本人としましては、まったくギャグを言うつもりではなく、ただ滑舌が悪かっただけの事だったのですが、彼には「せっかくギャグを言ったのにすべった!」と聴こえたようでして、大阪人の葉加瀬としてはとても残念だったようです。
わたくしも成り行き上そう思わせてしまったこともあり、彼の愛の力強さも手伝い、「わかった、今度はもっと練習してやってみるよ。」と堅く約束して、日々練習を繰り返し、次回の公演に備えたわけです。
最初に言うとき、怖くなかったですか?
大丈夫かなあ?うけるかなあ?どうしようかなあ〜?というステージに立つ前膨らんでゆくわたしの恐怖は、葉加瀬師匠の「絶対大丈夫やから!」という力強い言葉に払拭されたのでした。
そしてそのインカギャグの初演の夜、彼から「ね、大丈夫やったやろ」とウインクされ、
ウンこれからも頑張ってずっと続けていこうと心に誓ったのでした。