live image 7 東京公演3days
080509-11 kingyoの東京3days雑感(その1)
<言い訳っぽい前書き>
私はlive imageツアーを見に行くようになって今年で7年目になります。テレビで見た初回を除くと、毎年ホールに出かけているわけですが、初日しか行かなかった年もあるし、東京と大阪に行った年もあるし、初日と中日とファイナルの三点観測したこともあるし、また昨年などは川口・NHKホール・東京国際フォーラム・愛知県芸術劇場と各所放浪もしました。でも、かつて同じ会場に3日連続通ったことはなかった…。
それが今年、たまたまいっしょに行く人々が全く相容れない3パターンになってしまったというだけの理由で、東京3daysすべての公演に参加することになりました。しかも、直前に名古屋公演に行ってきたばかり。名古屋の楽屋で「あのぉ、来週の東京は3日とも行きますから。よろちく。」とお伝えしたところ、「えっええぇーー?!!」とマスオさん的リアクションで羽毛田さんもびっくり。出演者もビックリ!ですよ、たかぴーさん。
注:たかぴーさんも3日間ご出席でした。
そんなわけで、この3日間に見聞きしたことをどんな形でまとめようかなぁとつらつら考えるうちに、こーんなに(今日は26日なんで、かれこれもう2週間)も日にちがたってしまいました。すみません。でも、すでにすばらしいレポートがネット上にはいっぱい上がっているし(たかぴーさんのブログもすごい!掲示板のたかぴーさんのリンクからぜひご覧ください!)、こちらにも投稿していただいているし、、、なので、私は3日間を串刺しにしていろいろ比べたこととか思ったことなどを書いてみようかと思います。
<開演前〜物販ストーリー>
9日の金曜日は、お天気が崩れる前の少し蒸し暑い日でした。この日の開演は午後6時半だったので、6時少し前に東京国際フォーラムに着きました。JR有楽町駅から一番東京駅寄りのホールAに向かって歩いていたら、ホールAの入り口横に「ごはんミュージアム」なるものができていて、その横に「ごはんcafe」という、くいしんぼう万歳!としては見過ごせないレストランが。翌日の友達との待ち合わせ場所はここに決定!と心の中でつぶやきながら、ホールAに入りました。
チケットを切ってもらったら、つつつつっと右に寄って、花輪チェック。羽毛田さんには1つ来てました。3日目にもう一度チェックしたら、もう1つ「魔法遣いに大切なこと」製作委員会からの花輪が増えていました。なにゆえ今頃「魔法遣い」…?その答えはまた後日をお楽しみに。
花輪を横目に見つつ、
エスカレーターに乗って物販コーナーへ。なんとなく、ホール全体しずかーな感じ。平日ということもあって、お客さんはまだまばらでした。
今回は、グッズコーナーには目もくれず、CDコーナーにまっしぐらでした。名古屋でお客さんが持っていた羽毛田さんの色紙がどうしてもほしくてほしくて…なので、今回はまだ持っていない「DORMI」(羽毛田さんがカッチーニのアヴェ・マリアをプロデュースしている)と、チェロの柏木さん、ギターの越田太郎丸さん、キーボードの青柳誠さんと、今回は参加していないけどやはりバンドメンバーだったドラムの則竹裕之さんのバンド「森」のアルバムを買って羽毛田さんのサインをもらおう!と心に決めてきたのでした。
が。よくよく見ると、「image7を含むCD5000円以上お買い上げの方に・・・」だって。がちょん。「image7」はもう持ってるよ〜。しかたなく「森」はあきらめて、「image7」と「DORMI」を買って、念願のサインをもらいました。しかし、これを何枚も書くの大変だっただろうなぁ。羽毛田さんのサイン、けっこう書くの大変だし。たまに鍵盤を書き損ねるときがあるので、入手された方は要チェック?(笑)
雨模様になってしまった2日目は、いつもライブにいっしょに行く友達2人と楽しみました。もちろん待ち合わせは「ごはんcafe」。1人は去年NHKホールでlive image初体験、もう1人は今回初イマージュ。前日やむをえず買った「image7」は、この初イマージュの友達が買い取ってくれました。
2人を物販に案内しなきゃ、と不用意にコーナーに近寄ってしまった私。あれほど物販には魔物が棲んでいる、と自分に言い聞かせていたのに、、、気が付いたら、古澤巌さんの「Dandyism Gold」を買っていました(「森」じゃないんだ…)。
東京が信じられないぐらい寒くなった3日目は、イマージュベテラン(初回から参加)の親友+αと一緒でした(αのことは気にしないでください)。もちろん待ち合わせは「ごはんcafe」!(どれだけ気に入ってるんだよ…って、いや、ごはんもお茶もOKだから、ライブ前にくつろぐのに便利なんです)
さすがにこの日は物販コーナーに5m以上近づかないように自制しました。
ちょうど床のじゅうたんにラインがあって、そこから出ないようにして友達を待っていました。・・・と。見たことのある後姿の人が私の横を通り過ぎ、物販に吸い寄せられていく…。もし人違いだったらいやなので、「みぃさん」と小さい声でつぶやきました。ビンゴ。みぃさん、ものすごくびっくりして振り返りました。
「kingyoさんここで何してるんですか?」「いや、この線から向こうに行かないようにしてる…」そう答えながら思いました。もっと大人になろう…自分…。
みぃさんには川口で会えるかなと思ってたのに会えなくて、残念だったので偶然お会いできてようございました。
注:みぃさんはHIP LAND MUSICのサイン色紙プレゼントで見事羽毛田さんの色紙を手中にした、骨の髄まではけマニアなお方です。
<開演前〜今年のポジション考察>
5回もチケットを取れば、それはそれは座席位置もさまざまですが、今回は「わたしゃ月かいっ!」と突っ込みたくなるぐらい上手側から下手側まで順に移動し、最後の東京3日目でど真ん中に落ち着く、という座席配分でした。
川口上手端、名古屋真ん中より若干上手に続き、東京初日は下手のスピーカーより少し中寄りかな、ぐらいで前から3番目。ちょうど左端のティンパニをたたく羽毛田さんと「やぁ!」と向かい合わせになるぐらいの位置でした。さぞグランカッサの羽毛田さんもよく見えるだろうと思いきや、なんだか黒い箱のようなものがティンパニとグランカッサの間に置かれていて、スティックは見えるけどお顔は見えませんでした。しかし、それ以外はステージ上にいる羽毛田さんのありとあらゆる姿が肉眼で見える好位置。「さぁレポート書かんかい!」と言わんばかりの…。特に、古澤さんの「チャールダーシュ」でのピアノを弾くところを見たい、と上手側からずっと思っていたので、ここは絶好のポジションでした。
スピーカーは目の前でしたが、方向の関係かあまり気にならず、むしろ生音のほうがよく聞こえてきました。
今年最も期待していなかったのが、東京2日目の座席でした。お月様は最も下手寄りに…しかも、川口よりもさらに10列ほど前なので、スピーカーの前過ぎるし視界も悪そうだし、、、だったのですが、なぜか全く気にならず。初参加の友達は大感激、2年生の友達も「去年よりずっとよかった!」と感動するぐらい、すばらしいステージを楽しむことができました。
live image公演数々ありましたが、これまで何度か「爆発力」を感じたステージがありました。そういうステージというのは、お客さんに向いて演奏するアーティストももちろんですが、鍵盤に向かっていて普段あまり動きが派手でないピアニストの松谷さんとか羽毛田さんとか加古さんが、ピアノいすの上で非常にエキサイトし、体で興奮を表現するときのような気がします。
今回それはまさにこの2日目でした。パワー全開のピアニストたちの演奏をほどよい距離と角度で見ることができた、好ポジションだったみたいです。
そして3日目、この日の席は私の今年のイマージュ放浪記の最後をしめくくるにふさわしい「ほぼど真ん中」でした。ちょうどミキサー席の前で、後ろは通路だったので、全国各地から集まったはけちゃんファンのみなさんが、開演前に席まで訪ねてきてくださいました。しかも、私たち3人の席のさらに隣の方は北の大地から遠征された弥生さんだったとは…。弥生さん、「無言の気」を発しすぎです(笑)あごのあたりがくすぐったかったです。今度はぜひ声かけてくださいね。
そんな好位置ではありましたが、この日はテレビカメラが入っていたこともあってか、比較的演奏は大人しめ。パワーよりも統一感をより強く感じたステージでした。
ポジションは違いましたが、3日間同じホールで同じ内容のライブを聴いているのに、こんなにステージから放たれるものが違うんだということに、びっくり。やはりライブは生き物ですね。演奏者それぞれのいろんな要因+お客さんの醸しだす雰囲気+自分自身の心や体の状態+その他モロモロ…それらが全部ミックスされて、自分が受け取る「感じ」になるんだなぁと実感しました。
あれ。もうまとめに入ってしまった。
では各日の各コーナーについて書いてみます。
長くなっちゃうので、次のページへ…