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 20th J-WAVE〜LIVE AUTUMN

080906 @渋谷BUNKAMURAオーチャードホール

<live image 7川口に続き、ぽこりんさんとkingyoのコラボレポです。>

 

まずは、J-WAVE 開局20周年にひとこと…
20年前、当時、六本木のマンションのオフィスで仕事してまして、開局前の試験放送が音楽かけっぱなしだったので、しばらくBGMにして聴いてましたっけ。
そして、今回は会場が、私としては<初>オーチャードホール。
Bunkamuraができてから何年たったかわかりませんが、いままで、芝居・美術展・・・行きたいと何回も思いながら、ずーっとスルーしてきました。(ぽこりん)

 

私とぽこりんさんはホボ同い年なので、J-WAVEが開局したときは私もよく覚えています。その当時私は横浜に住んでいたのですが、目覚まし時計がわりにセットしてたラジオ、最初はずっとFM横浜だったんだけど、このおしゃれなFM局が開局したのを機にチューニング変更。ジョン・カビラ氏の「Good Morning, TOKYO!」というコールで目覚めるようになりました。
なんだか「さぁ、今日もがんばって働くぞ!」みたいな気分になれて、朝からテンション上がったもんでした。あぁ、あの頃は若かった(笑)
オーチャードホールに関して言えば、ぽこりんさんはお初でしたが、私はたぶん5回目ぐらいかな?7月の古澤巌さんの単独ライブでつい最近来たばかりでした。
いつもそうなのですが、友達とはBUNKAMURA内にある「カフェ・ドゥマゴ」で待ち合わせ。この日は池上の初日にツルんだのと同じメンバー、総勢4人でやってきました。
「ドゥマゴ」では、とりあえずケーキセットを食す。気がつくと、また食べていた私たちでした…。(kingyo)

 

出演のヴォーカリストが、中孝介、CHEMISTRY、元ちとせ、一青窈、BONNIE PINK、ということで、どういうお客さんが聴きに来るのかなー、と思いながら会場に入りました。
誰か1組のすっごいファン!、という人は、ご招待ならともかく、お金払ってまで来るのかな?
でもこの5組全部好き!っていう人はさすがにないだろうし。
バンドがメインで行った人は、そう多くないことは確かでしょう(笑)
で、結論を言ってしまえば、CHEMISTRYファンがかなりの割合を占めてました。MCも受けてましたし。
っていうか、クリス智子さんも、あとからCHEMISTRYがトリ、と紹介したんで、そりゃそうか、と納得させられたのでした。(ぽこりん)

 

ぽこりんさんはバルコニー席でしたよね。私は1階の前方中央(またしてもはけちゃん一直線な位置)という良席でした。アーティストのお顔が肉眼でクリアに見える距離。
でも、この好ポジションが、後ほど小さな悲劇を生むことになります…。
まぁ、その悲劇のことは置いといて、客層でいうとかなりバラバラ、ライブ・イマージュ以上に老若男女の幅が広かったです。ちょっと通りかかった人には、オーチャードの入口に吸い込まれていく人々だけを見ていたら、いったいなんの集まりだかわからないだろうなって感じ。
ファンの割合で言うと、たぶんCHEMISTRYのファンが一番多かったのかな…というより、彼らのファンが一番元気がよかったです。
孝介さんのファンも結構元気良かったけど(笑)ちょうど、1階の上手側(ステージに向かって右側)後方に孝介さんの熱烈なファンの方が何人かいたらしく、彼への拍手は必ずそこのエリアから始まっていました。
ちとせさんのファンの人は、これまでのライブ経験からすると結構じっと静かに聴くタイプの方が多いみたいで、数ほどは存在感がなかったかも(笑)
一青窈さんもBONNIE PINKも、女性ファンからの声援が多かったような気がしましたが、私の隣にいたツレのαがこの二人のかなり年季の入ったファンで、相当のファンオーラを発しながら盛り上がってました。私の左側にいた人々は、明確なCHEMISTRYファンでした。CHEMISTRYが登場したときの手の振り方が、ハンパなかったです。

 

ぽこりんさんの見解の通り、バンド目当てっていうのは絶対少数でしょうね。バンドメンバー紹介の前からほぼ全員(チェロの徳澤青弦さんは初対面だった)の名前が言える人は、少なくとも私とぽこりんさんぐらいだったかもね。
そして、チケット料金のモトをこれほどとったお客さんも、私たちぐらいなものだったでしょう(笑)(kingyo)

 

でも、とくに偏ることなく、どのミュージシャンに対しても、会場の雰囲気はよかったと思いました。
となりは中年(私もだけど)の男性が一人で、どこで盛り上がるのかな、と様子をうかがってましたが、最後まで誰が目当てなのかわかりませんでした(笑)
そのとなりの若い女性一人は、CHEMISTRYファンでした。
羽毛田さんも、中くん、元さん以外は初めてご一緒する、と言ってましたが、私としても、他の3組の曲はほとんど知らないので、終わってみれば、知ってたらもっと楽しめただろうな〜、と、素直に思いました。(ぽこりん)

 

ぽこりんさんの隣にいた方は「元ちとせさんのファン」に一票(笑)
今回は、少ない曲数で印象的なステージにしなければならないということで、それぞれの選曲がとても興味深かったですね。
とりあえず、セットリストです。
(すでに終了直後にライブ公式で発表になってましたが。)

中孝介 「花」「夏夕空」「絆」
中孝介・元ちとせ 「糸繰り節」
元ちとせ 「いつか風になる日」「カッシーニ」「蛍星」
一青窈 「つないで手」「ドミノ」「ハナミズキ (feat.CHEMISTRY)」「さよならありがと」
羽毛田丈史監督のコーナー 「チャールダーシュ」(スペシャルゲスト・古澤巌)
BONNIE PINK「That's what it's all about」「Cotton Candy」「A Parfect Sky」「Last Kiss」
CHEMISTRY「So in Vain」「最期の川」「Life goes on 〜side D〜」「君をさがしてた〜The Wedding Song〜」
アンコール「希望の轍」

 

<第1部>

ステージのセッティングは、下手側にパーカッションとドラム、上手側にギターとキーボードとチェロ、中央にピアノ、ピアノ席の後ろ下手寄りにベースという、ほぼ今年のライブ・イマージュリズム隊と同じ配置でした。
東京界隈の人にはおなじみの、「Eighty-one point three, J-WAVE」のメロディが流れ、J-WAVEパーソナリティのクリス智子さんが下手から登場しました。
クリスさんが自己紹介をしている間に、バンドメンバーが登場。羽毛田さんは秋色のシャツとズボンで、どちらかというと普段着っぽいラフな感じ。
そのほかのメンバーは、ドラムが渡嘉敷祐一さん、パーカッションが藤井珠緒ちゃん、ベースが渡辺等さん、ギターが越田太郎丸(タロマ)さん、キーボードとサックスが青柳誠さん、そしてチェロは初めて見るお顔でしたが、あとで紹介されたところによると徳澤青弦さんという方でした。
クリスさんに、「羽毛田丈史さんをミュージックディレクターに迎え、live imageでも活躍中のミュージシャンの皆さん」と紹介されていました。(kingyo)

 

トップは中孝介さん。
いままで、CDでは何曲か羽毛田さんと組んでますが、ステージではほとんど一緒にやってないので、これは貴重な機会だと思います。
「花」は青柳さんがコーラスを入れてました。
「夏夕空」では、ベースの渡辺等さんがギターを持って、たろまさんとデュオでした。
「絆」は、CDではオーボエが入るところ、青柳さんがソプラノサックスを吹きました。(ぽこりん)

 

中孝介さんは本当にJ-WAVEとは切っても切れないご縁があります
メジャーデビュー前にインディーズでリリースしたミニアルバム「マテリヤ」のことは以前「TRACES2005-SEPTEMBER」で取り上げましたが、このアルバムのメインタイトル「家路」がJ-WAVEの夜のプログラム「JAM THE WORLD」のエンディングテーマ曲に採用され、すぐに問い合わせが殺到、中孝介さんブレイクの最初のきっかけになったからです。
その後、「家路」はメジャーデビュー曲「それぞれに」に交替しましたが、これは今でもこのプログラムの最後に流れています。ちなみに、どちらの曲も江崎とし子さんの作詞作曲、羽毛田さんがサウンドプロデュースしています。
私も「マテリヤ」以来ずいぶん孝介さんのステージを見てきましたが、最近では森山直太朗さん作曲、御徒町凧さん作詞で、孝介さんのブレイク曲となった「花」を中心に、セットが組まれるようになりました。
ライブでは、だいたい孝介さんのア・カペラからスタートする「花」ですが、この日は深みのあるチェロのソロに導入されてのア・カペラでした。なかなか素敵なアレンジ。
2曲目の「夏夕空」は、個人的に大変大変うれしい選曲でした。
この曲はテレビ東京系で深夜に放送されているアニメ「夏目友人帳」のエンディングテーマになっていますが、「家路」同様江崎とし子さん作詞作曲、羽毛田さんがサウンドプロデュースしていて、孝介さんの最新シングル「絆/夏夕空」に収録されています。アニメのエンディングにあまりにもぴったりで、いつもそっと涙するのですが、美しいイントロは西海孝さんと古川昌義さんのダブルギター。今回のライブでは、越田太郎丸さんと、そしてナントベースの渡辺等さんの、これまたそれはそれは美しいダブルギターでした。
自身のアレンジながら中盤まで出番のない羽毛田さんは、最初ずーっと下を向いていましたが、そのうちリズムに合わせて体をゆすったりして、間奏ではとても美しいフレーズを聞かせていました。普段の孝介さんのサポートはピアニストの黒木千波留さんなので、録音以来この曲を伴奏する機会があまりなかったと思うのですが、とても気持ちよさそうにピアノを弾いていました。
3曲目の「絆」は最新シングルの表題曲ですが、これも羽毛田さんがサウンドプロデュースしています。
孝介さんはこの曲を歌う前にいつも、「こんな時代だからこそ大切にしてほしいことを歌にしました。」と紹介します。プロデューサー自らがリードする貴重な演奏になりましたが、羽毛田さんの力強いピアノも、そして青柳さんのソプラノサックスも孝介さんの歌声を盛り上げるいい演奏でした。(kingyo)

 

次は元ちとせさん。
まず中くんと二人で島唄を披露。たぶんズムステでやった曲でしょう。(ぽこりん)

 

そうです。「糸繰り節」はズムステで初披露された、二人の初コラボ(?)曲です。
羽毛田さんがそっとピアノ席から離れ、元ちとせさんがフォークロア調のかわいい衣装で登場しました。
「ぼくの音楽のルーツにあるのが奄美の島唄です。」「人と人との糸が切れると結び合わすことは難しい」とズムステのときと同じ紹介をしていましたが、このとき前述の「中孝介ファンエリア」から大きな拍手が。
「あ、島の人ですかね」と孝介さん、で、みんな爆笑でした。(kingyo)

 

ちとせさんは、2週間前に雨の池上本門寺で7曲聴きましたが、今回はその中の3曲でした。
サポートは今回のほうが豪華でしたが、ちとせさんの歌は、あの雨の野外ライブのほうが、なんかのびのびと聞こえたかもしれません。(ぽこりん)

 

私も何度か思いましたが、ちとせさんは野外の方が絶対的に調子がいいですね!もしくは、とても大きなハコとか。
声が広がってゆく空間が広ければ広いほど、自由に羽ばたけるって感じ。そういえば、以前「野外ライブで歌っていたら鳥が集まってきた」とMCで話していました。リアル野性児!
そして、今回のようなポップスシンガーの集まりだから気がついたのだと思うけれど、彼女の歌い方は声帯全開ごまかしなし、なので、ちょっとした声の不調が表に出やすいような。
楽曲自体も、難度が格段に高いんだと思いますが、この日の「蛍星」は高音部が若干苦しそうでした。池上ではカンペキだったけどね。
それでも、その前の2曲はけっこうよくて、「いつか風になる日」はやはりプロデューサー自身によるサポート(リリース時の羽毛田さん担当曲です)ということで、チェロの間奏のときは波に漂うように体を揺らし、気持ちよさそうに踊っていたし、「カッシーニ」でも「イェイェイェーイ」で激しく踊っていたし、とても楽しそうでした。
そしてこの日も、パーカッションの藤井珠緒さんが美しい声でハモっていました。たまおちゃんの声、ほんとにきれい。

 

このライブでは、演奏の後クリス智子さんが登場して、アーティストとミニトークするコーナーがあったのですが、ちとせさんの演奏のあとに孝介さんも呼ばれ、下手でトークが始まりました。
「今日もはだしですか?」とクリスさん→ちとせさん。もちろんはだし。
やはりJ-WAVEの記念ライブなので、それぞれのアーティストとJ-WAVEの関わりについて話が進んだのですが、ちとせさんはまだデビューもしていなかった頃に「J-WAVEに見学に連れて行ってあげる」と言われてついて行ったら、スタジオに連れて行かれ、突然マイクの前でしゃべらされたという話や、何かの企画だったのか、ニューヨークの街角で三味線を持ってストリートライブをやらされたという話をしていました。結構ちとせさんとJ-WAVEの関係は悲惨な香りだったみたい。
それに比べて、中孝介さんにとってはJ-WAVEは栄光の道筋。「JAM THE WORLD」で楽曲が採用され、もう3年も流れているという話をしていました。(kingyo)

 

一青窈さんのコーナーでは、2曲目の「ドミノ」のとき、羽毛田さんは、ピアノの後ろ、ベースの渡辺さんの横にセットされてあった椅子に移動して、ギターを弾きました!
最初から椅子が置いてあったので、誰かまだ出てくるのかな〜、と思ってましたが、まさか羽毛田さんがギターを弾くとは思ってませんでしたよ。(ぽこりん)

 

一青窈さんは黒いソフトな素材で胸元と袖にキラキラしたスパンコールのでっかいのみたいな飾りがついた、素敵なワンピースとハイヒールで登場しました。
後で楽屋に行く時にすれ違った窈さんはすごく小柄な人でしたが、ステージで何度か見た彼女はいつも、ステップを踏みながら歌うのに危なくないのかなと思うくらい高いハイヒールを履いています。
そして最初の歌「つないで手」では、その高い靴のまま器用にひざまづいたのでびっくり!相当の脚力と見た!
次の「ドミノ」では、「人の1日1日はドミノみたいなもので、死ぬ時にちょこんと1つ倒すと、それぞれの人の素敵な絵になるんだと思います。」と「ほ〜〜〜〜!」と思うようなコメントを。
彼女独特の世界を持った詞が好き、というファンも多いですが、なんだかこういうちょっとした言葉にも、イマジネーションの豊かさとか選ぶ言葉の美しさを感じる人でした。
と、感心しているのも束の間。私の悲劇が訪れました。
「ドミノ」が始まる直前、羽毛田さんは何かにつまずきながら(笑)ピアノの後ろに消えて行きました。
どこにいったんだろうと思いつつ窈さんの歌が始まったので聞き入っていると、なんだかグランドピアノ(ベーゼン)の足の向こうに人間の足が見える。リズムを取ってるズボンをはいたアシ。
「も、もしかして、羽毛田さんギター弾いてる?!」
ぽこりんさんに後で聞いたら、「羽毛田さんギター弾いてましたよ」と。
また羽毛田さんがギターを弾いてるのを見られなかった…。たぶん、ギターに関して私は1勝5敗ぐらいです。
私にとって羽毛田さんは、ピアニストである前にギタリストだというのに、この運の悪さはどうよ。しかも、この良席ゆえとは…。
ってか、羽毛田さんなんでそんな見えにくいところでギター弾いてたんですか??!!!
この「ライフ イズ オーライ、ライフ イズ オーライ」がテレビのCMでも流れていた「ドミノ」はとてもノリの良い曲で、等さんはエレキベースやハンドクラップ、タロマさんはかっこいいエレキギターのソロと、バンドメンバーもノリノリでした。
演奏が終わると、羽毛田さんはギターを置いて(いるらしき手が見え隠れ)、ピアノ席へ戻り、ここで窈さんのコラボコーナーでCHEMISTRYが出てきました。
それまで割と静かだった客席は、別のライブになったみたいに大沸騰!ケミファンは元気がいい…。隣の女の子たちが興奮状態になってるのがわかりました。
窈さんと堂珍さん・川畑さんは「笑っていいとも!」のお友達紹介で「大親友」として紹介し合った仲らしいですが、それが3年ほど前で、それ以来初めてあったそうな…。
なんとか「仲良さ度」をアピールするものの、MCもなかなかかみ合わず、爆笑でした。
でも、3人で歌った「ハナミズキ」はとても素敵でした。
堂珍・川畑両氏が上手に退場しても、客席はどよめいたままでした。
「ざわめきとともに去っていかれましたが…」とまた窈さんコーナーに。
「お互い好きなのに別れなければいけないときがある」という話になり、え、なんの話だろうと一瞬ドギマギしましたが、窈さんが大学受験したころに付き合っていた男の子がいて、窈さんと進路が違ったので「今は勉強に集中するために別れよう」ということになって、「なんで好きなのに別れないといけないんだろう」と思った、ということでした。その後窈さんはうちの地元のSFCに進学されたみたいなのですが、その彼からずっとあとに連絡があり、彼はお医者さんの道に進み、窈さんをテレビなどで見て応援してくれていたそうです。そんな「好きでも別れなければいけないときがある」ということを歌ったのが、次の「さよならありがと」でした。この曲も、「松井選手が出演する建築関係のCM」で使われていた、とのことで、「また少しきみのことー」というサビを聞いてそのミサワホームのCMを思い出しました。この歌の間奏のタロマさんのうなるエレキギターが最高で、会場みんな聞き入っている感じでした。タロマさんサイコー!
窈さんのMCコーナーでは、9月16日についに武道館公演を行うことになった(おめでとう!と掛け声が)や、J-WAVEの「OH MY RADIO」にトータス松本さんのピンチヒッターで出演することになったとき、平井賢さんとトータスさんの録音をお手本にしていったら大変だった、という話をしていました。(kingyo)

 

<第2部>

休憩をはさんで、BONNIE PINK、そしてCHEMISTRY。
CHEMISTRYは、アニメのテーマで、間接的に羽毛田さんと関わってますが、あの曲はどっち?両方?と思っていたら、エンディングバージョンでした。(ぽこりん)

 

ポップスコンサートながら、今回も中休みがありましたね(笑)
休憩の直後、羽毛田さんのコーナーとしてスペシャルゲストを迎えましたが、それはまた後にしましょう。
BONNIE PINKはギターをかかえて登場。最初の曲「That's what it's all about」を元気良く歌い始めましたが、ほどなく「ちょっと!」と手を上げてバンドをストップさせました。羽毛田さんは「どうしたんだろう?」と不思議顔でしたが、BONNIEさんは「もう一度最初っからやります。得したって思って!」何があったの?と唖然な会場に、「みんな大丈夫?私は大丈夫だから」それで、会場ももう一度盛り上がり直しました。
私はBONNIEさんの曲はあのエビちゃん出演CMの「A Perfect Sky」しか知らなかったのですが、どの曲もバンドが盛り上がりやすいものばかりで、たぶんこの日で一番バンドがグルーブしていたコーナーだったと思います。BONNIEさんも、あとのトークコーナーでクリス智子さんに「すごく素敵なバンドで歌いやすーい!」と話していました。
BONNIEさんはMCも面白くて、京女の彼女は思いっきり関西弁でしゃべるのですが、夏が大好きだけど今年はお祭りにも行かずに終わってしまうと思ったら、知り合いのバーに行ったらお店の中に夏祭りの屋台みたいなものができていて、そこで金魚すくいをした話をしていました。そこで出目金2匹と白赤ぶちの普通の金魚をすくって帰って大事に飼ってるそうですが、それぞれに名前をつけたそうで、出目金は「かい」と「うー」、白赤ぶちは「そら」というんだそうです。彼女は「空」という言葉が1番目か2番目ぐらいに好きで、曲タイトルには「どんだけ好きなん?」というくらい「スカイ」とか「空」という言葉が使われているそうです。その中でも「私のキャリアの中で一番の曲」ということで、お待ちかねの「A Perfect Sky」が歌われました。これは羽毛田さんのピアノがとてもジャジーで素敵なアレンジになってました。
クリス智子さんとのミニトークコーナーも破天荒で、最初のやりなおしはギターをつっていたベルトがはずれたのだと思うのですが、弾いている途中でギターががくんと落ちたそうです。一瞬「どうする、BONNIE?」とこのままやり続けるかどうか葛藤したそうですが、やはり無理っぽかったので止めたそうです。そこから「ステージでのハプニング」という話題になって、「ブラが下までずれてきたことがある」と衝撃の告白!「チチ四つ」(~_~;)になっちゃったそうで、ステージですっと抜いたそうですが…「チチ」発言、完全にクリスさん引いてたような…でもそれをさらっと言ってのけるBONNIEはさすが関西のオンナ!私にゃムリだが!
お家に帰って「金魚ちゃんに『ギター取れちゃってさ』と話しかけるさびしいアラフォー」と聞いて、もうアラフォーになっちゃったか、と思いましたが、まだまだキュートなBONNIEさんでした。

そうそう、CHEMISTRYはただいま放送中で羽毛田さんが劇伴を担当するフジ系アニメ「西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜」のOPとED曲を歌っていますから、これまた大変貴重な共演になりましたね。しかもそれは、2人が作った「Life goes on」という同じ曲を堂珍さんと川畑さんがそれぞれに違ったアプローチでアレンジし、OPを川畑さんが、EDを堂珍さんが歌うというもので、アニメでは初の試みなんだそうです。で、今回歌われたのが、堂珍さん担当のエンディングバージョン「side D」だったのでした。
さすがにヒットメーカーのCHEMISTRY、題名がわからない曲はありましたが、全部聞き覚えのある曲ばかりでした。そして歌が上手!キャリアを感じてしまいました。でも、MCはブチブチで(笑)、私は堂珍さんがしっかりもののつっこみで、川畑要さんがどちらかというとおっとりボケる感じなのかと誤解していたのですが、しっかりとトークをリードしまとめようと努力しているのは川畑さんのほうで、堂珍さんはひたすら「きもちいっす!」を繰り返すちょっと不思議ちゃんな人でした。これは意外だった!川畑さんが「バンドのみなさんがすばらしくて…」というと、堂珍さんは「きもちいっす!」そりゃよかった(笑)

 

とにかく、この日の1回限りのステージのために、アレンジ、演奏と、ホントにスペシャルな企画でした。
なので、羽毛田さんは信頼のおける、息もピッタリなメンバーで臨まれたのでしょう。
忘れちゃいけない、古澤さんとのチャールダッシュ!思わず笑いが・・・
後半の羽毛田さんは、最後までピアノ弾きまくりでした。
ヴォーカリストの皆さんも、バックがすばらしくて歌いやすい、と言ってましたが、「あったりまえでしょ!」と心の中でつっこんでました(笑)(ぽこりん)

 

ほんとに「バンド、うま〜い!」とうなってしまうぐらい、すばらしいバランスを保ちながら、それぞれが個性を発揮するという理想的なサポートでした。でも、考えてみたら、live imageであれほどの難曲も合わせてのけるツワモノな方々ばかり、しかももう何年もいっしょに仕事されてますから、確かに「あったりまえでしょ!」な貫禄ですね(笑)
しかし、第2部開演直後に羽毛田さんコーナーが設けられていたのはほんとにびっくりでした!全然予想してなかったもの。そして、スペシャルゲストに古澤巌さんを呼んじゃうとは…!(しかも古澤さん、この日のお昼のオペラシティでのコンサートを終えてからの出演だったとは!)
第2部開演のブザーが鳴って、羽毛田さんと渡辺さんと…と数人がステージに登場。なにがはじまるんだろう、という感じでしたが、ピアノの横に立った羽毛田さんにスポットライトが当たりました。でも、羽毛田さんは何もいわずにすっと右手を舞台下手にさしのべました…。そして幕の向こうから出てきたのは古澤さんでした!編成を見たら、チャールダーシュシフトやん!
びっくりするお客さんを前に、あの古澤さんの神業バイオリンが披露され、大拍手でした。2階にいた私の友人(池上で中孝介ファンになり、live image7で古澤巌ファンになり、この日で一青窈ファンになった)たちも大喜びでした。
ちゃんと羽毛田さんコーナーにもミニトークのコーナーがあり、羽毛田さんと古澤さんがクリス智子さんに呼ばれました。
最初は、羽毛田さんは元ちとせさんと中孝介さんはお仕事でよく知ってるけど、他の方とお仕事をするのは今回が初めてで、リハは「昨日と一昨日の2日間だけだったから、それまでにバンドを作りこんだ」という話をしていました。つまり、初対面の窈さん、BONNIEさん、CHEMISTRYとは2日前に初めて会ったというわけ…しかも、後で聞いたところによると、この当日の日中にゲネプロがあったそうで、なんとこの日バンドの皆さんは通し本番を2回繰り返していたのでした!なんてぇタフなんだ!
そして古澤さんを交えて、話は「live image」の話題に。古澤さんが「私は去年から参加しているけれど、羽毛田さんは音楽監督としてみんなをまとめたり、それぞれの楽曲を編曲したり、アーティストとしても演奏するし大変。みんながとても信頼している。生徒会長のような存在なんです。」そこでクリスさんが「話が一気にわかりやすくなりましたね!ところで羽毛田さんは実際に生徒会長には?」と尋ねると、羽毛田さんはちょっと恥ずかしそうに「えぇ、中学のときに…」会場大爆笑でした。
すると、古澤さんが「ぼくのlive imageでの役割は『謎の転校生』です」
 
「謎の転校生」?
 
この突然の発言に、クリスさんも会場も???だったのか、笑いながら「あ、そうですか」的にスルーされた感がありましたが、私の心臓は止まりそうでした。
「謎の転校生」って、今年のlive image川口レポで私が古澤さんを表現したたとえで、「東京3Days雑感」では思いっきり私見よ、と断りながらさらに「謎の転校生古澤巌」論を掘り下げた文章を書いているのですから…。
 
古澤さん、アレ読みました?
 
もしかして、まわりの方が見つけて「こんなこと書かれてますよ」と古澤さんに報告してしまったのか…。羽毛田さんは「きっとそうなんじゃないのー、それか、kingyoと古澤さんが考えることが似てるのか。」という意見でしたが、それはちょっとムリあり。
まぁどっちでもいいんだけど、でも、もし「謎の転校生」論を気に入ってくださったのなら、すごく光栄で嬉しいことであります。
ところで古澤さんは、CHEMISTRYの「最期の川」と「Life goes on」でもスペシャルサポートとして登場されました。贅沢!(kingyo)

 

最後に、アンコールで会場はすごい盛り上がったのですが、この曲のタイトル、何?、忘れたんじゃなく、知らなかったんです。あーショック!(ぽこりん)

 

実は私もどうしてもアンコールのサザンの曲名が思い出せなくて、「あーーー、歌は頭の中をかけめぐるのにーーー」ともだえ苦しみながら帰宅後ネットで探し、あ、そうだった「希望の轍」だったと判明したのでした。サザンは大学の1年生ごろよく追っかけてたんだけど、その後はあまり聴いていなかった…。
でも厳密に言って、羽毛田さんのミュージシャンとしてのキャリアが、高校三年生のとき西宮でのサザンオールスターズのライブの前座としてバンド出演したときにスタートしたと考えるならば、これもめぐりめぐった何かのご縁かもしれません。ちなみに、このアンコールの選曲、男女がいっしょに歌うにはキー的にやや無理があったのですが、J-WAVEのリスナーによるリクエスト第1位の曲だったそうです。
 
MD羽毛田さんこのアンコール曲で、スペシャルな夜が終了しました。こんなにいろいろな歌手が集まって、全く違うタイプの歌を歌ったにも関わらず「知らないアーティストはお休みコーナー」的な隙間を感じなかったのは、明らかにバンドの演奏が思いっきり聞き応えがあったからだと思います。
ということで、超短スケジュールで思いっきり大変だったミュージックディレクターの終演後のワンショット。
おちゅかれさまでした!
(kingyo)

 

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