traces2004 -AUGUST-
2004年8月のトピックス
いつもは毎月1日に掲載するこのコーナーですが、9月1日に南青山のマンダラで行われた渡辺等さんのライブ「Endless
Summer」に羽毛田さんがゲスト出演されたので、今回はこのライブの様子も含めてまとめてみました。
右上の写真は、終演後普段着に着替えた羽毛田さん。マンダラの看板の前で、かっこよくポーズを決めてもらいました。
「じゃ、今度はお茶目系で…」
「クール&タフなピアニスト」のイメージをぶちこわしかねない書庫番の無謀な要求にもこのとおり(右下写真)やさしく応えてくださる羽毛田さん。ほんによいお方でございます。
(にしてもそのTシャツ、なんか私もほしいかも…キュート!)
-今日のライブはいかがでした?-
「楽しかったー!でも指が痛い〜!」
うーんわかります、指が痛いの。羽毛田さんは、ライブの第二部で4曲、さらにアンコールで1曲の計5曲演奏でしたが、テンションは3曲目の渡辺さんのアルバム「Two
Doors」からの曲(曲名が…(>o<)どなたかヘルプ!)で最高潮に達し、マンダラの狭いステージの左端にセットされたピアノ席の、狭い空間の中で大暴れ!だったのですから。
私はまさにかぶりつきだったので、一部始終を目を丸くして見ていたのですが、途中ものすごい速さで指が鍵盤を走り、おもわず「1900!」と心の中で叫んでしまいました。(映画「海の上のピアニスト」の“1900”、ですね)さらに、左足は床を踏み鳴らし、椅子から半ば立ち上がりそうになりながら、迫力の演奏を披露してくださいました。
MCのほうも負けないくらいパワフルに、1曲目の「地球に乾杯Endless Summer Ver.」(すみません、勝手に名前つけました)に続いて演奏された「LEAF
OF AGASTIA」の名前の由来(T-FM030817参照)や、最近のお仕事(下の<これからの予定>参照)について、とっても詳しく説明されました。渡辺さんも最初からパワフルトークで、live
imageのときなどはどちらかというと言葉少なな羽毛田さんと全然しゃべらない渡辺さんの、トークの競演っていうのも、かなりめずらしかったんじゃないでしょうか(笑)
さて、羽毛田さんの写真が載るサイトは他にもたくさんあるでしょうけど、こんなもんが載るサイトはちょっとめずらしいですよ。
これは、羽毛田さんが中学生の頃に組んでいたギターデュオ「マーク2」の(たぶん)初ライブの招待状の一部です。書庫番が実家に帰省中、押入れの中をさぐっていたときに偶然見つけたスクラップブックの中に30年間も眠っていた、まさに「開運お宝鑑定団」クラスのレアアイテムです。
「これは貴重な羽毛田少年直筆!」と大興奮で羽毛田さんに鑑定していただいたところ、「これは僕の字じゃなーい!」・・・ぬ、ぬゎに?
どうやら、あまり字がきれいでなかった羽毛田少年、誰かに口述筆記してもらったのではないか、という大人の羽毛田さんの推理でした。
紙の黄ばみ具合に、羽毛田さんの音楽とともに過ごした年月を感じてしまいます。(しみじみ)
2004年8月の足跡
8月はずっとNHKスペシャルの音楽制作に取り組んでいたという羽毛田さん。
成果発表的には、レギュラーのアニメ「サヴァイヴ」、子どもたちのサバイバル具合がさらに加速する中、サントラ第二弾“FOREST”が発売されました。第1弾が海をテーマにした“WAVE”だったのに対し、今回は森をイメージしたアルバムになっています。番組でもたびたび流れてハケチャリアンたちを耳ダンボにさせた、羽毛田さんの高らかなピアノによるメインテーマ「それは思い出のように」が収録されているし、相変わらず羽毛田さんのメッセージはおもしろいし、インストアルバムとしても十分に楽しめると思います。劇伴の曲数が多いと、サントラの第二弾が「出てほしい!」と思うことはよくありますが、本当に出ることってあるんだーとうれしい驚きでした。「文明の道-コンプリート-」も出ないかな…。
5日 NHKアニメ「無人惑星サヴァイヴ」第41話放送
12日 NHKアニメ「無人惑星サヴァイヴ」第42話放送
19日 NHKアニメ「無人惑星サヴァイヴ」第43話放送
22日 NHKアニメ「無人惑星サヴァイヴ」オリジナルサウンドトラック“FOREST”発売
26日 NHKアニメ「無人惑星サヴァイヴ」第44話放送