traces2007 -OCTOBER-
2007年10月のトピックス
今月は今年3回目の羽毛田さんテレビ出演がありましたが、関西限定放送の番組だったため、私を含めその他の地域の方はよだれたれつつお留守番…。
ということで、その様子はkanaさんとあややさんが送ってくださったレポートと、共演したチェロの柏木広樹さんのホームページに載っているはけちゃん&かしちゃんツーショット写真で妄想するのみとなりました。
なので、今回は中孝介さんと元ちとせさんが出演されたよ、というやや希薄な羽毛田さんつながりで、10月26日にうちの近所の鎌倉鶴岡八幡宮で行われた「鎌倉音楽祭 鶴舞2007」について書いてみます。
神社仏閣を会場にしたライブといえば、9月の京都平安神宮でのlive image京都が記憶に新しいですが、残念ながら時折雨が降ってあまりお天気には恵まれなかったとか。しかし…。
鎌倉音楽祭に比べれば、はるかにましだったでしょう。なんといっても、このライブの翌日には台風20号が関東地方に最接近したのですから!
このライブは完全招待制で、WEBサイトから申し込んで抽選に当たった人に招待券が送られてきました。会場内は自由席で、招待券の番号順にご案内ということだったのですが、私は開演ぎりぎりに会場に入ったので、空いている席を探すか立ち見するか、という状況でした。
入り口のスクリーンにトップバッターの中孝介さんが映し出されたのを横目に見ながら会場に入った私は、そこにいたお客さんたちを見て、迷わず立ち見を選びました。
そこには、かの静御前が源義経を想って舞を舞った「舞殿」の周囲三方に作られたパイプ椅子の客席と八幡宮の長い石段にびっしりと腰掛け、だんだん土砂降りになってきた雨にびしょ濡れになって背中を丸めている人・人・人…
こりゃ立ってる方が絶対マシ。それに、野外ライブは立ち見にはとっても有利。一番舞台正面に近い、ミキサー席のそばに場所確保しました。中孝介さんがすぐそこで歌ってる感じ。
一曲目の「花」が終わると、ますます雨はどしゃぶりに。二曲目は「新曲です」と言ったのは聞こえたんだけど、もうあまりにも土砂降りになって、必殺45リットルポリ袋を取り出そうともがいていたので、結局孝介さんが二曲目に歌ったのが何だったのかわかりませんでした。少なくとも、NHK土曜ドラマ「ジャッジ」のエンディングテーマ「路の途中」ではなかったので、アニメ「BLEACH」のエンディングテーマの「種をまく日々」だったんじゃないかと思います。
雨に対処しようと、お客さんたちもゴソゴソと落ち着かないまま「次が最後の曲です」
えーーー!3曲だけだったんだ、、、もっと落ち着いて聴きたかったな、と思いつつ、定番曲「家路」はしっかり聴きました。
孝介さんが紹介した次のアーティストは、先輩の元ちとせさんでした。
孝介さんが、コンサートで元ちとせさんの歌を聴いて感動し島唄を始めたことは有名ですが、この2人のツーショットを見たのははじめてでした。曲目は、ちとせさんが大ブレイクした「ワダツミの木」、そして奉納ライブということで、なかなか聴くことのできない「死んだ女の子」が披露されました。3曲目は、「ミヨリの森」の挿入歌にもなった「あなたがここにいてほしい」でした。ちとせさんは、髪を大きな髷のように結い、着物をイメージしたような和風の衣装で、いつもとちょっと違った感じでした。
その後、今日のホステス役の一青窈さんのコーナー、スペシャルゲストの大橋純子さんのコーナーがあり、それぞれの大ヒット曲が歌われました。
今回は4人の実力派アーティストの競演ということで、コラボレーションもいろいろ用意されていました。
大橋純子さんが「シンプルラブ」を一青窈さんと歌ったり、一青さんと孝介さんがザ・フォーククルセダーズの「悲しくてやりきれない」をデュエットしたり…。中でも感動だったのが、最後に4人で歌ったユーミンの「やさしさに包まれたなら」、最初の部分をちとせさんと孝介さんがデュエットしたのです。これは貴重!
孝介さんのコーナーの途中で本降りになってきた雨は、晴れ女元ちとせさんのコーナーが始まったとたんに霧雨に変わり、一青窈さんのコーナーではぴったりと止んだ瞬間もありました。でも、大橋純子さんのコーナーでまた今まで以上の土砂降りに。雨女は大橋純子さんかと思っていたら、ご本人曰く、ほとんどイベントが雨になったことがないくらいの晴れ女だとか。最後に、一青窈さんが「雨女は私です。ごめんなさい。」とカミングアウトしましたが、ライブが終わったときにはお客さんはずぶぬれでした。しかし、雨にたたられることの多いゴンチチ野外で慣れている私は、ほとんどダメージを受けることはありませんでした。
ちなみに、座席では足元を守る45リットルポリ袋ですが、今回は手荷物を守るのに役立ちました。意外に盲点なんですよね、手荷物って。お天気のあやしい野外ライブに行く方は、ぜひお役立て下さい。
ところで、このライブはFMネットワークとTOKYO FMの主催だったので、特番として11月4日の19:00からFM各局でライブの様子が放送されます。興味のある方はぜひ聴いてみてください。けっこう全国で聴けるみたいです。
なんだい、またkingyoさんの絵日記かい、的なトピックスだなぁと思っていましたが、いやいやそうでもないかもな、なお知らせが羽毛田さんから届きました。
毎冬「冬のハイヌミカゼ」というライブをやっている元ちとせさん、去年はオペラシティで開かれましたが、今年は12月26日に渋谷のBUNKAMURAオーチャードホールに会場を移して開催されます。
そして、なんとこのワンポイントライブ、今回は羽毛田さんが音楽監督&アレンジャー&バンドマスター&ピアニストとして参加します!!「一回限りの公演なのでお見逃しなく!とてもホーリーな夜になる予定。」とのことです。関東のみなさんはじめ、行ける方はぜひ押さえましょう!!
ライブには行けない方にも朗報です!
まず、リリース情報。
ただいまTBS系「3年B組金八先生」に生徒「田口彩華」役で出演中で、舞台では八代目ピーターパン、歌手としても映画「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ」主題歌「大切なもの」やドラマ「セクシーボイスアンドロボ」主題歌「ひとつだけ」を歌って大活躍中の15歳、みつき(高畑充希)のニューシングル「瞳をひらいて」に収録されている全3曲(「瞳をひらいて」「Raise your hand」「サボテン」)のアレンジを羽毛田さんが担当しました。
このシングルは川嶋あいさんの作詞作曲、プロデュース作品で、表題曲の「瞳をひらいて」は12月22日公開のディズニー最新映画「ルイスと未来泥棒」のイメージソングです。ディズニーが惚れた歌声、羽毛田さんも「まれにみる実力を持った逸材!」と大絶賛。ぜひオフィシャルサイトで歌声を聞いてみてください。
みつきOfficial Web Site http://www.wmg.jp/mitsuki/ (Releaseのページで試聴できます)
羽毛田さんの曲をじっくり聴きたい!という方にも朗報。
一昨年「ウメ子」という名作を生んだTBSの「ナショナルドラマスペシャル」。今年は宮本輝原作の「彗星物語」が12月3日(月)21時から放送されますが、この劇伴を再び羽毛田さんが担当します!さらなる名曲が生まれる予感…。ドラマの詳細は、番組サイトをご覧下さい。
そのほか、来年以降にもうれしいお知らせが次々と。「え?あのアニメが実写化?!」なんていうのもありますよ。また詳細がわかったらどんどんお知らせしますから、足しげく当サイトにお立ち寄り下さい!!
2007年10月の整理整頓
2007年10月の足跡
羽毛田さん渾身の劇伴を引っさげたNHKドラマ「ジャッジ」が始まりました。番組サイトのBBSには絶賛の書き込みが続々と。羽毛田さんの音楽も好評です。主演の西島秀俊さん、前クールの「山オンナ壁オンナ」でどっぷり津軽弁だったので、てっきり東北出身の方だと思っていたらなんと東京出身の方でありました。全くイメージが違ってびっくり。でも、裁判官はほんとにハマリ役です!1話ごとに、勉強になり、考えさせられ、かつ感動し…そんな視聴者の心に、すがすがしいテーマ曲がさわやかな風のように吹き抜けます。そして、余韻にひたっていると中孝介さんのエンディング曲「路の途中」がしみ渡り…超強力連係プレー。
「ジャッジ」関連で今年3回目のテレビ出演がありました。「ぐるっと関西plus」という関西限定放送の番組だったため、書庫番も詳細はわかりませんが、スタジオ突撃隊のレポートをぜひご覧下さい。
6日 NHK土曜ドラマ「ジャッジ〜島の裁判官奮闘記」第1回放送(劇伴担当)
13日 NHK土曜ドラマ「ジャッジ〜島の裁判官奮闘記」第2回放送(劇伴担当)
20日 NHK総合(近畿)「ぐるっと関西plus」公開生放送(ゲスト出演)
NHK大型番組「日本の、これから」第16回放送(テーマ曲作曲・演奏)
27日 NHK土曜ドラマ「ジャッジ〜島の裁判官奮闘記」第3回放送(劇伴担当)