traces2007 -JANUARY-
2007年1月のトピックス
普段なかなか時間に余裕がなくて、羽毛田さんが劇伴などをやっていない限り夜の連続ドラマはあまり見ないのですが、今クールは個人的に面白いと思って毎回見ているドラマがいくつかあります。羽毛田さんがアレンジしたエンディングテーマ「見えない星」が流れる「ハケンの品格」はもちろん、「ひみつの花園」とか、「悪いやつら」とか…そして、リリー・フランキーのベストセラー小説をドラマ化した「東京タワー」も。
そのドラマの中に出てくる東京タワーの写真を真似して、私も撮ってみました。冬色照明の東京タワー。
東京で生まれ育った人にとっても、そして故郷を離れて東京にやってきた人にとっても、見ているとなぜか心が躍る東京のシンボルですね。
羽毛田さんもこの東京の空の下(のあの仕事場で)次々と心躍る作品を生み出し続けているわけです。
2月は「image6」に続き、中島美嘉さんの歌うシングル「見えない星」や柴田淳さんのアルバム「月夜の雨」が発売されます。3月には柴田淳ファーストツアー、そして4月はいよいよ7回目の「live image」ツアーが始まります。春の訪れとともに、羽毛田さんもパワー全開!ですね。
・・・んん?東京タワー、局はフジだしトピックスとしてはちょっと羽毛田さんとのつながりが希薄?
いえいえそんなことないですよ。だって、この写真は汐留の某所から撮影したのですから。
汐留といえば日本テレビ。日本テレビといえば「瑠璃の島」「ハケンの品格」。
ほれ、つながっただしょ。
2007年1月の整理整頓
2007年1月の足跡
昨秋以来のお仕事の成果発表が少しずつ始まりました。
日本テレビ系のドラマ「ハケンの品格」は、篠原涼子さんがクールでパワフルで高スキルな派遣社員を演じる、ありえない設定ながらもなぜかとてもリアル感のあるドラマ、めちゃくちゃ面白くて毎週楽しみに見ています。このラストには、いつも羽毛田さんの優しいピアノのイントロで始まる中島美嘉さんの「見えない星」が流れます。いつもクールに仕事をこなし心を硬いヨロイで覆っている主人公が、ふとヨロイを脱いで心のやわらかい部分を見せる瞬間などに、絶妙のタイミングで羽毛田さんのピアノが入ります。ドラマの中では歌を部分的にしか聴けないので、シングルの発売が楽しみです。
先にシングルが発売されたのが、羽毛田さんとはお久しぶり!の柴田淳さん。前アルバム「わたし」は個人的にとても好きな作品なので、新作もとても楽しみでした。さっそく発売日前日に入手して聴いてみました。不実なオトコとの別れ話にゆれる女心、ほほえむ顔とは裏腹のドロドロな心の中。うわー、こういうシチュエーションを描かせたら、しばじゅんすごいです。サビの「透き通るその胸」という表現、こわいけどリアル!
羽毛田さんが担当したのは表題曲ではなく、カップリングの「あと少しだけ・・・」です。こちらも恋の終わりを予感する女の子の心のうちを一人称で語る歌ですが、(しばじゅんは常に一人称!)かなり切ない感じ。女の子なら、一度は経験したことあるんじゃないかな(経験したことのない人はシアワセかも)という、実に普遍的な失恋の歌です。しばじゅん乗ってるよ!これは新アルバムとツアーがとっても楽しみ!
シングルの2曲はおそらくアルバムにも収録されると思われるので、レビューはアルバムのほうでしたいと思います。2月21日発売のアルバムは、羽毛田さんが5曲もプロデュースしてますよ!
6日 日本テレビ系スペシャルドラマ「瑠璃の島スペシャル2007」(劇伴作曲)
10日 日本テレビ系水曜ドラマ「ハケンの品格」放送開始(EDテーマプロデュース)
11日 柴田淳シングル「HIROMI」発売 (c/w曲「あと少しだけ・・・」プロデュース)
17日 日本テレビ系水曜ドラマ「ハケンの品格」第2回放送(EDテーマプロデュース)
24日 日本テレビ系水曜ドラマ「ハケンの品格」第3回放送(EDテーマプロデュース)
31日 日本テレビ系水曜ドラマ「ハケンの品格」第4回放送(EDテーマプロデュース)