traces2008 -FEBRUARY-
2008年2月のトピックス
☆その1 春の羽毛田さん☆
掲示板でも小出しにお知らせしていましたが、昨年末からこれまでの羽毛田さんのお仕事の激しさからして、この春夏はお楽しみいっぱいになりそうですよ!
まず、人気少女コミックのアニメ化「ヴァンパイア騎士」の音楽制作、そしてTBS系の4月からの新ドラマ「ルーキーズ」の音楽制作はすでにお知らせ済みですね。
「ルーキーズ」は、TBSが土曜夜八時をドラマ枠にリニューアルする第1弾作品。
昔、この枠をドリフターズで過ごした皆様も、城田優クンやイッチーファンのヤングな皆様も、音楽は羽毛田さんでお楽しみください!!
そしてニュートピックスとして、日本テレビ朝のニュース番組「ズームイン・スーパー」、4月からのお天気コーナーに羽毛田さんプロデュースのテーマ曲が流れます。
「曲はビートルズの“Hello Goodbye”で、参加アーティストは宮本笑里、松谷卓、小松亮太、ゴンザレス三上と、プチ・イマージュオールスターズ」だそうです。
めざまし派のキミも、朝ズバ派のあなたも、お天気コーナーはズーム・イン!ですよ!
このほか、まだ正式に発表にはなっていないですが、あのおなじみのシンガーたちの次回作、あのおなじみのアーティストたちとの共演作品、Nスペのシリーズ作品、さらにアニメ、映画、などなどなどなど、まだまだお楽しみは続きます。おーーい、みんな今年もついて来いよぉぉぉぉ!
☆その2 kingyoのライブ放浪記(続)☆
羽毛田さんの話題で大変盛り上がったところで恐縮ですが…ライブ放浪記再び、です。
昨年、(自分的に)神・STEELY DANのDonald Fagenに会えたよ、という話はここに書きましたが、この2月、もう一人のMy神であるSTINGにも会うことができました。
2月13・14日、東京ドームで行われたポリス再結成コンサートに行ったのです。
STEELY DANのライブは結構偶然というか、直前にあっ!と見つけてパッと予約した感じでしたが、ポリスのライブはずっと前から狙っていて、先行予約開始と同時に申し込み、ずっと長い間チケットを懐で熟成させていました。しかもアリーナのプレミアムシートを大奮発。いい醸しだ!
ポリスといえば、私が大学生だった4年の間に頂点を極め、学生生活の終わりとともに去っていったバンドです。(解散宣言というのはされなかったけれど。)
時間がありあまっていた幸福な時代に繰り返し聴いたサウンドは、今でも完璧に再現できるくらい脳みそにコピーされていて、特にアルバム「ZENYATTA MONDATTA」が一番印象が強いです。
AOR全盛だった当時としてはちょっと変わったバンド、パンクっぽい、という位置づけだったと記憶してますが、3人の演奏の完璧さとSTINGの乾いたつきささるようなボイスにすっかりトリコになったものでした。
私はチケットをよく見ていなくて、開演は夜7時半だと思っていたのですが、グッズだって買わないといけないし、ライブ前の雰囲気を楽しみたいと思って開場直後の五時半ごろ東京ドームに参上しました。グッズ売り場のテントをうろうろしたり、プレミアムシートについているお土産をもらったりしたあと、ちょっとどきどきしながら自分の席を探してみると、なんとアリーナでも一番真ん中のブロックの前から13列目でした。同じアリーナと言っても、ステージがちゃんと見えない席もあったので、これは超ラッキーでした。
席に座って客席を見渡しシアワセに浸っていると、最初はまばらだったお客さんもどんどん増え始め、客席が埋まってゆきました。・・・と、6時半に突然会場が真っ暗になり、突然どなたかがライブを始めたではありませんか。
私はチケットをよく見てなかったのだけど、よくよく見るとちっちゃく
「FICTION PLANE START 6:30PM」
と書いてありました。おやおやオープニング・アクトがあったんだ。
まだ空席が目立つし、知らなかった人も多かったみたいでみんな立ち歩いてるし、これは大変。私のツレもまだ来てないよ。と思いながら聴いていましたが、なんだかこのFICTION PLANEというバンド、とってもいい感じでうまい。みんなかっこいいし。特に、ボーカルの男の人は若いころのSTINGを思い出すような私の好きなタイプの乾いた声で、うわ、いいなぁ!と思って聴いてました。
で。。。。。勉強不足でした。恥ずかしながらあとで知りましたが、FICTION PLANEのボーカル、ジョー・サムナーはSTINGの息子さんでした。声、似てるはずだわ。
彼らのライブのあと、気がつくと私の前の席に座っていた人がいなくなっていました。彼らは演奏後にCD販売&サイン会を開くと言っていたので、それに行ったんだなと思いましたが、なんとその人は本編であるポリスのライブが始まっても戻ってきませんでした。すごい。彼女はFICTION PLANEだけを聴くために、ポリス再結成ライブのプレミアムシートを買ったんだ…。ファンの鑑。
さて、本編のポリスですが、STINGはソロ活動を始めてからずっと追いかけていたし、最近では、クラシックのレーベルであるGrammophonから発売された「SONGS FROM THE LABYRINTH」を買ってマニア心をくすぐられたばかりだったし、年を経てからの姿かたちは知っていたのですが、ギターのアンディ・サマーズとドラムのスチュアート・コープランドは本当に久しぶりに見たので、「うぁー、年取ったなぁ!」という感じでした。アンディなんて、もう60代だなんて、びっくり。
でも、演奏はすごくて、特にドラムのスチュアートのパワーにはびっくりでした。STINGは50代半ばとは思えないスタイルとたくましさで、声はレコードで聴いたあの声で…かっこいい!かっこよすぎ!
もちろんお客さんは最初から最後までオールスタンディング、みんないっしょに歌い、叫び、心の底から楽しんでいる感じでした。私も風邪気味だったにも関わらず興奮のあまり叫び続け、ライブ後1週間ほど「誰?」と言われるほどの半端ないハスキーボイスですごしました。
あとでパンフレットを読んで知りましたが、ほとんどないだろうと言われていたポリスの再結成が実現したのは、上に書いたSTINGの「SONGS FROM THE LABYRINTH」がイギリスとアメリカ両方のポップチャートに入ったのを知ってだったとか。これは16世紀のイギリスの作曲家ジョン・ダウランドの楽曲をリュートの伴奏だけでSTINGが歌うという、私のお気に入りの素敵なアルバムなのですが、彼はこれがヒットしたことで「次はどうやったら皆を驚かせられるか?」と思って再結成を思いついたそうです。自分の好きなアルバムが、このすばらしい夜につながったと思うとなんだかすごく嬉しかったです。興味のある方は、ぜひ聴いてみて下さい。
写真はプレミアムシートについていた限定グッズです。おみやげがTシャツだとは思わなくて、開演前に別のTシャツを買ってしまい、TシャツonTシャツになっちまった…キーホルダーにすればよかった…。(悔)
2008年2月の足跡
ライブ・イマージュ記者発表に続き、シリーズ最新盤「image7」が発売され、イマージュの季節が今年もやってきました。5日の記者発表、羽毛田さんのお話によると、「記者会見は1回目の時のような立派な感じで行われました。加古さん、古澤さん、宮本笑里の3人のミニライブがあったりして、なかなか大人数のマスコミでした。」とのこと。ちなみにこのミニライブ、曲目は「黄昏のワルツ」だったそうです(SANSPO.COM情報)。当日の写真がWEB上にたくさん出ていますので、ぜひ検索してみてください。
今回の「image」、羽毛田さんは「失われた文明 インカ・マヤ」で参加していますが、「image収録曲」のページにも掲載しているとおり、宮本笑里さん、古澤巌さん、カノンの収録曲のアレンジも手がけているという、史上最高にはけちゃん大活躍!な作品となっています。
5日 「live image 7」記者発表
6日 アルバム「image 7」発売(「失われた文明 インカ・マヤ」+プロデュース3曲)
13日 タイナカサチ2ndアルバム「Love is...」発売(収録曲「一番星」アレンジ)